Yearning for the old days 
2007/07/02
     

七 夕


   
   
 笹の葉さらさら〜♪ 季節の行事の一つ『七夕』
女の子にとっては、織姫様と彦星様のロマンスは切ないながらも心ときめいたもの。
そして、『七夕飾り』 幼稚園や小学校では定番の行事だったけれど、
我が家でも、結構大きな笹を買ってきてくれて、姉弟で飾り付けをしたものでした。
近くのオモチャ屋さんで買ってもらった金銀ちょっぴり豪華な飾りもあったけれど、
折り紙や色紙を使って、輪っかの鎖を作ったり、はさみを入れて、びよーん伸びる
網みたいなものを作ったりもしものでした。
  当時は、折り紙も得意でいろんなものを折ったものですが、悲しいかな、今では
  もう思い出せません…。
  そう言えば、はさみも紙を切るだけの赤や黄色のプラスチックでできたものがあ
  ったな〜と懐かしく思い出します。(今もあるのかしら?)
そして、短冊にはそれぞれのお願い事をしっかりと沢山書いたものでした。
  どんなお願い事を書いていたやら…? 何か一つくらい叶ったのかしら?

 クリスマスに比べて、プレゼントやケーキ、ご馳走があるわけでなく地味な七夕様。
飾り付けなどしなくても、特に不満に思うこともなかったと考えるのだけど、
さて、母、祖母、叔母、叔父、祖父、一体誰が始めてくれたのかのかな? 
(父はありえないと思っています…笑)
しかし、ちょっとした子どもたちの楽しみや夢を、慎ましやかでも大切にしてくれたの
だと、しみじみ思います。
四季折々の風物と言うと大層だけど、五官を通して感じとったものが、心に体に積ま
れていく…。

 
今では笹と言えば、庭にはびこる邪魔者感がありますが…(笑)
久しく短冊を下げていなかった分、お願い事が溜まっています。
地上の牛飼いを忘れた彦星さんに☆星に願いを〜☆ 短冊下げなくては…。

 

 
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