∇ 最終更新日 ∇
【2008年02月01日】

           つれづれなるままに想うこと  (talking about etc.)



SEQタイトル日付更新日
 第一回 ロック名曲リスト(完全個人的版)   2000.10.01 2008.02.01
 第二回 政府による、国家戦略としてのIT化の推進について   2000.10.29 2001.02.12
 第三回 OBって、素晴らしい!!   2000.11.07   −
 第四回 世紀末ってホント?   2000.12.12   −
 第五回 20世紀最後のアメリカ大統領選挙   2000.12.31 2001.02.12
 第六回 「 ドクターヘリ 」 神奈川県が財政難で休止について   2001.02.12   −
 第七回 ユビキタス・コンピューティング   2001.10.07   −
 第八回 エレベーターとスプーン曲げ   2008.02.03   −




▼第七回 ユビキタス・コンピューティング


  こんにちは。 いつの間にか、ずいぶんとサボってしまっていたようです。
 ふう。 約8ヶ月振りの更新となります。

  ってゆうか、今年2回目の更新だったりします。  ヽ( ´ー`)ノ
 やっぱり、こういうものは、何か定期的にしないと、ついつい、いつの間にか時が経ってしまうものの様ですね。

  そう言えば、今更の話ですが、あのビールのコマーシャル! 「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」 なんですねー!
 カッコいいですねー! あれが30年以上も前の音楽だなんて、何と言っていいのか...
 さすが、ストーンズ! というか、ビートルズもベスト盤が出たり、やっぱり本物は不滅ということなのか...
  (ああ! 春の話題です...)


  「ロックは死んだ」 という20年以上前のパンク・バンドの言葉を思い出したりしてしまいます...


  当時は、バカやろう! ロックは不滅だ! なんて思ってたんですけどね。
 まあ、ロックは死んでないけど、進化/革命しなくなったって感じなんでしょうか?
 一体、あの奇跡の ’60年代、’70年代のロックの進化/潮流、エネルギーは、どこへ行ってしまったんでしょうか?
 ある意味、幸せな子供達は、どこへ行ってしまったんでしょう?

  もう2度と甦らないのかな...

 と、頭の中では、時間が逆流したりしていますが、そろそろ現在に戻りましょうか。


  それでは、さすがにそろそろ更新しなきゃあ! という焦りが見えない事を祈りながら、ゆっくりと始めさせていただ
 きます。



         ★∵‥…∵∴∵‥…∵∴☆∴∵…∴…∵∴☆∴∵…‥∵∴∵…‥∵★



  春先の暖かな風が、一陣の軽やかな幕となって、そこを吹き抜けていった。


  「どうしたんだ? ボーイ? 名前を忘れちまったのかい?」
  「ううん。 知ってるハズなんだけど...」

  場所は、都心を遠く離れた房総半島の突端、館山である。
 この場所が特別なのには、はっきりとした理由が有った。  そう、静かなのである。


  「そろそろ暗くなってきたし、もう帰った方がいいんじゃないのかい?」
  「でも...、せっかく来たんだから、一目でいいから会いたいんだ」
  「ぼーず、年はいくつなんだ? 無理をしなくたって、また今度にした方が良くはないかい?」
  「うん。 でも、もう少しな気がするんだ。 せっかく覚えて来たんだから絶対に会いたいんだ」

  この少年には、ちょっと不思議なところがあった。
 一見して、何かにのめり込んだような様子をしている他の連中達とは、明らかに違っていた。
 ごく普通の中学生に見えて、尚且つ、ここにいる。
 そして、どうやら彼自身、ここが特別だということを知っていて、そのパワーを呼び出そうとしている様だった。


  「初めてなんだろう? 今までに精霊を見たことはあるのかい?」
  「ううん、見たこと無いよ。 でも友達に聞いて、どんな風にすればいいのかは分かってるよ」
  「それじゃあ、一つ、教えといてやるが、そいつで、ジーンを呼び出そうなんていうのは、ちょいとばかし都合のいい
   相談というもんだぜ。 まあ、確かに改造はされているようだけどな」

  俺は、少年が指に嵌めている少し大きめの石を抱いたセラミック製らしい指輪に目をやりながら、この場所のパワーを
 引き出すには、そんなオモチャなんかじゃ役に立たないという初歩的な事さえ知らない、この少年が、どうしてジーンな
 んかを呼び出そうとしているのかが不思議だった。
  それでも、この少年があまりにも本気でやろうとしている様子が目に付いたので、さっきから少し気になっていたのだ
 った。
  そして、俺が話しかけた時に、この少年が見せた、ちょっと照れながらも毅然とした態度を崩すまいとする表情と、言
 葉の中にある真剣さに、少しばかし助けてやろうかという気になっていた。

  「まあ、いいさ。 もう一度やってみな。 チラッとだが、先程聞こえた呪文からすると、スマイリー・サチを呼ぼう
   としているみたいだけど、結構いい線行ってた気がする。 もう一度、俺にも、はっきりと聞こえる様に呼び出して
   ごらん」


  そう言うと、少年は嬉しそうにうなずいて、一心に魔法の呪文を唱え始めた。

  「・・・OK・・・OK・・・OKさいとわーぷOKえりあOKじゃぱんOKくーるびゅーてぃOKさちOK・・・」


  しばらくして少年は、じっと動かなくなっていたが、ため息と共に再び肩を落として、体の力を抜きながら、俺の方を
 チラッと見た。

  「惜しかったな? だけど初めての時は、そういうモンさ」
  「だけど、今のは、明らかに呪文を間違えているから、そう気を落とすことは無いさ。 彼女がいるのかどうかは、
   まだはっきりとはしていないぜ」

  俺は、そう言いながらも、たぶん彼女はこの時間には、波の上だろうなと思い浮かべていた。


  「『くーるびゅーてぃ』の前に、『えんたー』と入れて、もう一度やってみな? それがお決まりの作法ってモンなん
   だぜ?  OKOKというのは、初心者向けの入門書が手を抜いているいい例の一つなんだよ」

  俺がそう言うと、それまでうつ向いていた少年の表情が、パッと明るくなった。

  「うん。 ありがとう。 もう一度やってみるよ!」
  「・・・OK・・・OK・・・OKえりあOKじゃぱんOKえんたーくーるびゅーてぃOKさちOK・・・」


  しばらくは何も起こらなかった。
 ただ波の音が、この静かな空間を満たしているばかりだった。
 それから突然、軽やかな電子楽器の音が流れ始めたかと思うと、ストロボ・フラッシュの光が明滅を繰り返して、一瞬
 にして、辺りをコマ送りの舞台効果にさらされたステージ上に変えていた。

  俺には見慣れたオープニングだが、少年には衝撃的だったみたいだった。
 精霊を見た事がない者に、この情景を想像してもらう事は、確かに難しいものがあるだろう。
 そう、分かり易い喩えで言えば、江戸時代に、初めて写真を見て感動している人間に、今度は、いきなり、SFXバリ
 バリのビデオ映像を見せる様なモンだと思う。

  ...想像してみてもらえるだろうか?
     その哀れな被験者が、その後、どんなトラウマに襲われてしまうのかを...


  まあ、それはいいとして、今、目の前に顕われた光景を目の当たりにして、少年はさっきよりも、もっと体を固くし
 て、凍りついてしまっていた。
 俺は彼が歓喜で、はしゃぎ回る姿を想像していたので、ちょっぴり、おや? という感じで彼を見守っていた。

  ストロボ・フラッシュの明滅が止まり、辺りを柔らかなピンクの光が満たしていた。
 やっぱり、サチは、いないみたいだった。
 俺はそう判断し、この情景の中で、とりあえず彼に、サチへのメッセージだけでも残させてやろうと思い、素早くメッ
 セージ・ボードを探した。

  少年はまだ固まったままで、いったい目の前に顕われたものが、何であるのかを理解しようとして、何度もまばたき
 を繰り返していたが、依然として体は微動だにできずにいた。

  「残念だったなボーイ。 スマイリー・サチは、どうやら今はいないみたいだな」

  しばらく返事を待ったが、少年はまだ、心がこちら側に戻って来てはいないようだった。
 目の前の映像は、そう、彼がたった今、呪文で呼び出した精霊の部屋は、スマイリー・サチこそいなかったが、初めて
 こういうホログラムを見る者にとっては、結構衝撃的なモノであった。


  柔らかな光に照らされて燦然と輝いているのは、サチがいつも精霊として現れる彼女の応接間だった。
 一対のソファに、4チャンネルの大きなスピーカーのステレオ・セット。
 そして、その他こまごまとした小物に取り巻かれている上に横向きなので画面こそ見えないが、この部屋で彼女が使用
 するオンライン端末。
  そして、空中にポッカリと浮かんでいる数々のバーチャル・ボタン。
 いつもは、彼女がいない時には、その中から近況のメッセージを伝えるニュースのドアを選択して入って行くことが多
 いが、今はサチこそいなかったものの、初めてジーンを呼び出して戸惑っている少年の為に、プロフィールの部屋にで
 も行ってみようかと思った。

  「どうしたんだ? ボーイ。 精霊を呼び出しても、必ずしも相手がそこにいるとは限らないってことぐらいは知っ
   ているだろう? まあ、今日は残念だったけど、とりあえず、スマイリー・サチのプロフィールでも見て、サチへ
   のメッセージだけでも残してみるか?」

  「うん。 でも、初めてこれを見て、ちょっとビックリしてる...  何だか、すぐそこに有りそうな感じだね」


  そう、砂浜の上15cm に浮かんだ幻の空間。


  わずかに、その向こうから沈みゆく太陽の深いオレンジの光が射し込んでいる。
 そこまで、サチが計算しているのかはともかく、普段の何倍にも膨れ上がった太陽が、目の前に現れた幻の情景にぴっ
 たりと溶け込んで、まるで夕日そのものが演出された幻影のようだった。

  混じり合い、溶け込み合うオレンジとピンクの光。
 それはまるで、凛と澄み切った空気の中に顔を出した朝日が、時間を間違えてしまったと思い直し、慌てて夕日に早替
 わりしたかの様な不思議な輝きを放っていた。


  それは、少年だけでなく、何度となく見慣れているはずの俺でさえも、思わず時間を忘れて見とれてしまう程の素晴
 らしい一時だった。

  10分程の時間が流れただろうか?
 いつしか、この世のものとは思えない程の輝きを放っていた沈みゆく夕日も、その姿を海の彼方に持ち去られて、残っ
 たのは、海とも半島とも見紛うばかりの金色の光に照らされた幻想的な雲の輝きであった。

  「きれいだな」

 思わず、そうつぶやいて、少年の方に同意を求める様に目をやると、

  「きれいですね? こんなにきれいな人だとは思ってなかったです」

 と、少年が、上の空になった体から、思わずという感じで、言葉を吐き出した。

  「えっ?」

  反射的に俺は気を引き締めながら、少年が見ている方向に顔を向けた。
 そこには、予想通り、いつの間に現れたのか、スマイリー・サチがこちらに顔を向けて微笑んでいた。

  「さち!」

  思わず彼女の名前が口をついて出てきた。
 夕日の残照に長い髪を金色に染めて、彼女はじっとこちらを見つめていた。


  俺は、思わず唇をほころばせて、

  「きれいだな」

 と、もう一度つぶやいた。 今度は、彼女の顔を真っ直ぐに見つめながら。




         ★∵‥…∵∴∵‥…∵∴☆∴∵…∴…∵∴☆∴∵…‥∵∴∵…‥∵★



  少年にとって、幻の様な一時が過ぎ去った。
 彼にしても、本当にスマイリー・サチと逢えるとは思ってもいなかったのだろう。
 今だに心が戻って来ていない感じだった。

  彼女はそれ程オンラインに出てくるタイプじゃないというのは、知れ渡っている上に、少ない時でも常に数千人のリク
 エストが殺到しているのだ。
  普通だと、いきなり逢えるなんて考えもしないだろう。
 だからこそ、彼はここまで出掛けて来たのだ。
 モニターからのアクセスにない環境、ホログラム・イリュージョンが展開される、この場所に。

  それは、正解だった。
 彼女に限らず、ジーン達は、たいていモニター・アタッチを嫌い、ホログラム・アクセスを歓迎している。
 なぜなら、公共ホログラムには、個人所有のモニター・プログラムの入り込む余地がまったく無いので、安心してホログ
 ラム・イリュージョンを開放できるからだ。
 そう、彼女達の魔法は、ホログラム・イリュージョンが展開されてこそ、本当に生きてくるのである。
 そして、大容量のブロードバンドでなければ、もちろんそれらを受け止めるのは無理だろう。

  お互いの回線が双方向に繋がるホログラム・イリュージョンは、逆に言えば、相手が悪意有るプログラムを起動させて
 いたとしても、それを防ぐのは、非常に難しい側面が有り、その為に大抵のジーンは、ホログラム・イリュージョンを開
 放する相手には、事前にアクセス・ライセンスの取得を求めたりさえしている。


  少年がここまで来たのには、そこまでの計算が働いていたのかは不明だったが、結果としては、大正解だった訳である。
 もちろん、何人かはいたであろうホログラム・アクセスの中から彼が選ばれたというのには、俺のアクセスNo.が役に
 立っていたのも事実だっただろうけれども。


  「ぼーず。 さあ、行こうか」
 今だに蒼然としている少年に声を掛けると、彼は歩きながらも何度も後ろを振り返っていた。
 まるで、そこにスマイリー・サチが本当にいたかの様に...

  しかし、もちろん、そこには何も無かった。
 今では、スマイリー・サチの燦然と輝いていた幻も消えてしまい、ただ、何も無い夜のとばりが、静かに打ち寄せる波の
 音に紛れ落ちているばかりだった。




         ★∵‥…∵∴∵‥…∵∴☆∴∵…∴…∵∴☆∴∵…‥∵∴∵…‥∵★



  いかがだったでしょうか?
 SFちっく、『 ユビキタス・コンピューティング 』 の一場面を想像してみました。


  物語の中で、場所を都心を遠く離れた房総半島の突端、館山という設定にしたのは、ネット回線を膨大に使用する大企
 業のオフィスが少ないこと。
 次に、都心と比べて圧倒的に人口密度が少なく、その為に、良好なエア・ビーム(衛星回線)が、ほぼ何物にも妨害され
 ずに、フル・スペックで使用することができ、尚且つ、都内から日帰りで行くことのできる場所という事から設定してみ
 ましたが、本当は、イメージとして、砂浜と、夕日というのが、何となく 『 ユビキタス 』 しているので決めました。


   『 ユビキタス 』 というのは、ラテン語だか、ギリシア語だかの古い言葉の響きを持つ単語で、確か 『遍在する』
 とかの意味だったと思いますが、今後のネットワーク環境では、一つのキーワードとなる 『どこでも』 ネットワーク・
 コンピューティングを行うという方向性に向けて、より利便性の追及がはかられて行くものと思われます。


  そうした中で、上の物語の様な情景も当たり前の事となって来るかもしれません。
 ファンタシーの好きな方には、『魔法の呪文』 というものが、すぐに思い浮かぶかもしれませんが、本当に発達した科
 学というものは、まったく魔法との区別なんて付くもんじゃ無いというのは、ちょっと想像してみれば、すぐに納得して
 いただける事かと思います。
  (物語で、例に上げた江戸時代の人へのSFX映像を見せている場面を想像してみてください。)


  また、SF好きな方には、フィリップ・K・ディックの名作、『 ユービック 』 を思い浮かべられた方もおられるか
 と思います。
 実は、私も、この 『 ユビキタス・コンピューティング 』 という言葉を見た時に、どうしようもなくワクワクとして
 しまい、ここで取り上げました。



  ふう。 やっと第七回目の更新となりました。
 いつもとは、ちょっと変わった趣向の内容となりましたが、ご感想などがありましたら、メールまたは、BBSの方にで
 も、ご意見をお寄せいただけると嬉しいです。

  それでは、また。 次回にて。





▼第六回 「ドクターヘリ」 神奈川県が財政難で休止について


  はっはっはっ! こんにちは、今年最初の「つれづれ想う」です。
 今更、謹賀新年でもないかと思いますが、今年もよろしくお願いいたします。
 正月どころか節分まで、とっくに、終わってしまいましたね。 はっはっはっ、まっ、そんなもんでしょう!(どんな?)


  っと、置いといて、っと、それでは、気を取り直して、さっそく行ってみましょうか?
 今年になってから、国内外を問わずに、様々な事件、事故が発生していますが、先月末(1/31)のニュースで、ちょっと
 どころか、めちゃくちゃ気になる報道が有りました。


 ていうか、一体どういうつもりだよ? と、できれば、胸倉を掴んで、根性を叩き直してやりたいニュースです。



  1/31 付の朝日新聞(asahi.com)のニュースの概要は、以下の通りです。

       asahi.com トップ
       ドクターヘリ、神奈川県財政難で先駆の東海大が休止へ 

 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
    ドクターヘリ、神奈川県財政難で先駆の東海大が休止へ

  ヘリコプターに医師や看護婦が同乗して患者のもとへ飛び、治療をしながら救命センターに運ぶ救急専用ヘリ (ドク
 ターヘリ)が、来年度から全国6カ所で展開されることになった。ところが、実現に向けて先駆的な役割を果たしていた
 東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)のドクターヘリが、3月いっぱいで運航休止に追い込まれそうだ。

  事業主体となる神奈川県が、財政難などを理由に予算案に盛り込むことを「極めて困難」としているからだ。

  政府予算案では、5カ年計画の初年度として全国6カ所、計4億7000万円を計上する。4カ所については今年10
 月からの運航予定だが、あと2カ所は4月から開始される予定だった。
  その2カ所は、国の試行事業として1年半前から実績がある東海大病院と、それ以前から実施していた川崎医科大付属
 病院(岡山県倉敷市)が候補だった。

  ドクターヘリの最大の利点は、治療が早期に始められることにある。救命率が高まるほか、後遺症の軽減につながる。
 東海大病院のまとめでは、年間281件あった搬送のうち、ヘリで搬送したために助かったと推定される患者が14人い
 る。 静岡県東部、山梨県の一部からも搬送依頼があった。

  年間事業費は1カ所につき1億8000万円。 国は約3分の2にあたる1億2000万円を負担。
 都道府県が残り6000万円を予算化すれば、実施できる予定だった。


  だが、神奈川県では来年度予算案の編成過程で、ドクターヘリ事業が見送られた。
 今月中旬には、厚生労働省幹部が岡崎洋・同県知事に面談し、「国の意気込みをくんでほしい」と翻意を要望した。
 だが岡崎知事は、厳しい財政状況や小児救急の体制整備の必要性をあげ、断ったという。

  同県医療整備課は「ドクターヘリを不要とは思っていない。だが医療の枠で優先順位をつけると、来年度は仕方なかっ
 た」と話す。

  同病院関係者は「病院が6000万円を負担してでも続けたいと申し出たが、不可能と言われた」という。

 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


  結構、長い引用となりましたが、大事な事なので、ご了承ください。
 上記、記事を読んでいただくと、お分かりになる通り、神奈川県の岡崎知事は、「来年度の予算上の問題」 で、この
 ドクターヘリ事業を休止するとのことです。

  仮に当初予算編成案の時点で、そうなったのだったら(それでも問題ですが)、それはそれで、良しとしましょう。
 しかし、その、国が負担しない、都道府県負担分の6000万円について、それまで、このドクターヘリ事業を国の試行
 事業として実施していた東海大学医学部付属病院が、「病院が6000万円を負担してでも続けたいと申し出たが、
 不可能と言われた」 というのは、一体どういうことでしょうか?

  休止する理由が無くなったのに、それでも強硬休止するというのは、もう理屈に合いません。


   岡崎知事。 おまえなあ、テメーのメンツと、人の命と、どっちが大切だと思ってんだよ?  えっ?


  本当に許せません!!
 県が6000万円を負担できないと言うから、国の負担にプラスして、病院自らが、その6000万円を負担して、この
 ドクターヘリ事業を継続しようと言っているのに、どうして、金を出せない県が、それにストップをかけるんですかね?


  東海大病院のまとめでは、年間281件あった搬送のうち、ヘリで搬送したために助かったと推定される患者が14人
 もいたとのことです。

  神奈川県は、岡崎知事は、この休止によって、本来命を救われるはずの、それらの人々を見殺しにするつもりです!!

  これは、「未必の故意」 による殺人も同様です!!

  冗談や、想定ではなく、事故の、医療の現場の事実です!!


  どうして、こんな 「人殺しの知事」 なんかが、存在できるんでしょうか?

  神奈川県民のみなさん、こんな知事は、さっさと罷免してください!!

  いや、その前に、「未必の故意」 による殺人未遂容疑で、司法に訴えちゃってください!!  本当に!!




  しかし、どうして、日本っていう国は、こんな大きな問題がニュースで報道されたにも関わらず、その後、大問題にも
 ならないで、ウヤムヤになってしまうんでしょうか?
 だから、いつまで経っても、こんなふざけた知事や県議会が、何の反省もなく、偉そうに居座り続ける、おかしな行政が
 まかり通っているんですよね。

  良く目にするヨーロッパや、アメリカの市民団体なんかだと、こんな問題が発覚したら、即座に知事の罷免を追求して
 いると思います。
 っていうか、もともと、滅多に、こんなバカげた問題なんかは、お目にかかれませんが。


  せめて、みなさん、分からない時は、別にいいんですが、明らかにおかしな政治を目にした時ぐらいは、
 選挙に行って、その不正に対して、”NO” という意志表示をしてやりましょうね?

  それが、我々の権利でもあるし、より良い世の中にするという、未来の子供達に対する義務でもありますからね?




  それにしても、この 「人殺しの知事」 及び、神奈川県の対応は、もう、見捨てて、置いておくとしても、国だって、
 もっと本腰を入れてもいいですよね?

  たったの6000万円ですよ? 6000億円じゃなく!!
 全国6カ所の年間事業費を全て国が負担したとしても、たったの10億8000万円でしかないんですよ。

  しかも、今年度分は、5カ年計画の初年度として全国6カ所、計4億7000万円を 国の負担分として、総額に対す
 る約3分の2の負担分として計上しているわけですから、残り3分の1というのは、約2億3500万円ですよ。

  ...たったの2億5千万円未満!!

  この、たった2億5千万円で、昨年の推定では、14人の人の命(東海大病院のまとめ分だけで)が救われるんですよ?
 2億5千万円というのは、1人か、2人の損害賠償で、消える金額でしかありません!!
 っていうか、金額の問題じゃないですが。


  それでも、ここで、ちょっと比較の為に、数字を出してみると、憲法上、存在自体があいまいな自衛隊の為に支出され
 ている防衛費は、年間約5兆円(4兆9553億円)です。

  2億5千万円 の 20000倍です。(2万倍!!)    ※ 2億5千万円なんて! でしょう?


  いったい、国民の命をどういう風に守ってくれるんでしょうね?  政府の人達は?




  それでは、最後にもう一度、同記事(asahi.com)から、当の東海大病院の関係者のコメントを引用します。

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   東海大病院の猪口貞樹・救命救急センター長は「地域の消防との連携がうまく行きだしたところ。 せめて半年後、
  1年後に再開できるという見通しがないと、現場の意欲低下にもなりかねない」と話している。

 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇


  当然ですよね。 システム(仕組み)は、もうでき上がっていて、りっぱにその役割も機能していて、実績(人命救助
 の)だって、十分に有るんです!

  人の命を救う救命救急センターの立場としては、政治なんて、どうでもいいんですよね!
 有効な人命救助の手段が有り、それがきちんと機能しているのに、どうしてそれを止めるんだ!! という気持ちだと思
 います。
  (誰だって、当然そう思いますよね?)

  それなのに、はっきりとした理由も無く、というか存在した理由が無くなったにもかかわらず、神奈川県と、岡崎知事
 は、みすみす助かる命を犠牲にしようとしています。

   ふざけんな!!

  正直言って、ついていけないです。
 どこをどうすれば、こんな非人間的な決定が恥ずかしげも無く下せるんでしょうか?
 まったく理解できません。

  自分の地位に胡座をかいて、人々をなめているとしか思えないですよね。

 こんな犯罪行為が、そのまま見過ごされると思っているんでしょうか?
 また、神奈川県民の人達は、これを見過ごすんでしょうか?



  はっきり言って、俺は、この神奈川県、及び、岡崎知事の決定は、絶対に許せません。
 彼らは、自分達の身近な人間が、実際に、それを必要として、そして、それが得られないという悲しい現実が訪れるまで、
 目を覚ます事は、無いのでしょうか?


 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
   一つ、はっきりと言えることは、この事の経緯を知っている人間に関わりの有る人が、もしも神奈川県近辺のどこ
  かで、事故に遭った場合には、神奈川県、及び、岡崎知事には、この件に関して、損害賠償の訴訟が起こされる可能
  性が有るということと、場合によっては、民法上の賠償責任だけでは無く、刑法上の過失責任も、のしかかってくる
  だろうということです。
 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

  だけど、そんなものは、人の命には、代えられないんだよな!!




▼第五回 20世紀最後のアメリカ大統領選挙


  こんにちは、今年最後の「つれづれ想う」です。 10月から始めて3ヶ月で、第五回目となりました。
 まあ、来年はもっと更新できれば嬉しいですが、とりあえずマイペースでやって行きたいと思っています。

  そんなこんなで、年も押し詰まってきていますが(って今日はもう大晦日だっちゅうの! ←死語)、やっぱり最後の
 最後に、こんな茶番劇を見せられては、我慢なんてできません。 そう、この間終結したアメリカ大統領選挙です。
  いやー、最後までアメリカは健全なというか、うれしい程の法治国家でしたね。
 というところで、20世紀最後のつれづれなるままに想うこと をお送りいたします。


  まず、見ていてスッキリとしていたのは、日本の政治家の 実弾飛び交う「料亭裏取引手打ち合戦」なんかとは違っ
 て、あくまでも 司法という名の「正義の旗印」を求めるあたりが、さすが 正義/公正 さにこだわるアメリカ的でし
 たよね。 結果に関係無く、納得できる部分がありました。(ちょっと歯切れが悪いですが...)

 アメリカン・ヒーロー(大統領)は、特にそういう面が強く要求されるんでしょうね? きっと。
  (クリントン・スキャンダルなんかは、ありますが...)

  CIA、FBI、そして NSA なんかを世界及び、国家の秩序を守る為の超越機関として、日常的に抱えていたり
 していると、やっぱり大義名分が無い行動は、=市民社会を脅かす敵= になっちゃいますからね。
 そこら辺りが日本なんかと違って、「まず、人間ありき」っていう感じで、個人の権利(この場合は参政権)が、すべ
 ての社会(組織、国家)の根本原理/原則として認識されているのが良く分かりますよね。
 確かにそうすると、全体のコンセンサスを得るのはなかなか難しくなるとは思いますが、でも、やっぱりそれが理想であ
 り、正しい考え方だと思いますね。

  ...たとえ、それが表面上の手続きだけの問題であったとしても、ハナッからそんなものの無い状態と比べると、
     ああ! 怒るのにも力が要りますね?(笑) みんな疲れてるでしょう? 最初の数年間で。

      朝日でも、何でもいいけどさー、おかしいと思って記事にするのはいいけど、記事にさえすれば、それで全て
     が済んじゃってるの?  ナンか規制でも入ってんじゃねーかと思っちゃうよ?
     何も先頭切って旗振れなんて言わないけどさー、住民投票に持って行くやり方とか、そういった事務局への連絡
     の仕方を教えるとか、やれることは一杯有んじゃねーの?
     まあ、三面記事的価値しか無い媒体 に文句を言ってもしょーがねーけどさっ。

      だって、悪事の暴露という点では、写真週刊誌 の方がよっぽど役に立ってるよね?
     だけど、写真週刊誌では、消費税が10% になったりすることを阻止する力は無いんだよね?
      (専守防衛のみと謳う 軍隊保持の憲法への条文化 についても。)


      ちなみに、どっちみち 三面記事的紙面しか無い新聞 を読むぐらいなら、このニュース速報だけで十分です。

          asahi.com トップ

      もうちょっと面白いのは、こっち!! (別に宣伝している訳ではありません。 私は長嶋ファンです!)

         Mainichi INTERACTIVE トップ
         http://www.mainichi.co.jp/sitemap/index.html


      というところで、ここまでのお話は、インターネットが普及するまでのお話です。(笑)
     さあ、これからが見物ですよ!
     このままじゃあ、真っ先に 【前世紀の遺物】 になるのは、目に見えていますからね!(微笑)

     しかし、アメリカとはどうして、こうも違うんでしょうね?  ヽ( ´ー`)ノ      ←いただきもの!


  さて、脱線はこれぐらいにしておいて、えっと? 何の話でしたっけ? (ちょっと熱くなってしまいました。)
 そう! 20世紀最後の出し物、もとい、アメリカ大統領選挙でしたね。

  結果から先に言うと、先月の11月7日に投開票された米大統領選の確定票は、朝日新聞社によるワシントンに本拠を
 置く、中立系非政府組織(NGO)、米国有権者研究委員会(CSAE)のギャンス委員長へのインタビューによると、
 米大統領選の確定票を独自集計した結果は、獲得選挙人数で敗れた民主党ゴア副大統領が、一般有権者からの得票数では
 54万票近く上回る「逆転現象」が確認されたとのことでした。
  投票総数は1億538万929票。ゴア氏の得票は、5099万6064票で得票率は48.4%。共和党ブッシュ次
 期大統領は5045万6167票で47.9%だったとのことです。
  投票率は全米で51.2%。歴史的激戦にもかかわらず「過去最低のレベル」にとどまり、「(戦後最低となった)前
 回(1996年、49.0%)は上回ったが、近年の低迷傾向を覆すものではない」と分析しています。 

  それにしても、投票総数1億538万929票の選挙で、54万票程度しか違わないというのも、ものすごい接戦です
 けれど(全米で、0.5%の差)、最後の 「フロリダ決戦」が、何百票の争いというのは作った様にドラマチックです。
 (12/13の時点で、193票差)

  ホントに、ちょっと何かあれば、すぐに逆転できる差ですよね。
 そこで、今回の泥沼訴訟劇となった訳ですが、正直、私も最初は全然興味が無かったです。 はい。
 米大統領選って言っても、どっち共ぱっとしなかったですもんね?

  それが、フロリダを舞台にしての、このビッグ・ゲームでしょう?
 いやー、面白かったですよねー!!
 さすが、アメリカ! って感じで、ショーマン・シップに溢れていましたよね?
 って、やってる本人達は、マジもマジ! 大マジだったんでしょうが...

  これまでの米大統領選の主な記事(朝日新聞社/asahi.com)
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     これまでの米大統領選の主な記事


  それにしては、ゴアさんは、ハンパ をやりましたね?
 もう、訴訟合戦に入っちゃったんだから、腹をくくって最後まで、法廷闘争をやり抜けばよかったのに...

  そう、本当の意味では、十分に審議する時間が無かったということもあり、連邦最高裁は、結論を出すことを避けて、
 焦点となっていた手集計について、手集計基準の再検討を州最高裁に命じる差し戻しの形を取り、「憲法上の問題」につ
 いては、州内全郡で手作業による票の数え直しを命じた州最高裁の決定には「憲法上の問題」があるとしたうえで、パン
 チカード方式の票の穴がへこんでいるだけの、いわゆる「えくぼ票」が有効かどうかを判断するのに、公正な統一基準が
 ありうるのかなどについては、自らの解釈を下さないで、州最高裁に手集計基準の再検討を命じる差し戻しという形で、

  「はっきり言って」責任を逃れているんだから!!

  そして、とりあえずは、連邦法で定められた期限の12日までに(判決当日です)、再集計を憲法にのっとって終了す
 ることは不可能だ、との判断を示すことによって、この問題は期限切れだよと、宙に投げてしまいました。

  まあ、この時点で、選挙人の選出の期限は、来ている訳ですが、その選挙人による大統領の選出は、まだ先の話である
 し、何より今回の法廷闘争は、選挙の有効投票についての法律的解釈についての法廷闘争なんだから、はっきり言って、
 選挙システムのスケジュールなんかは全然関係ない筈だよね?
  仮に選挙人による大統領の選出が終了し、現職のクリントン大統領との政権交代が完了した後に、判決をくだして、結
 論を出したとしても、法律的には、全然構わないわけでしょう?
 まあ、実際的な問題として、そこまでいっていて、大統領が入れ替わったら茶番ですけどね。
  (または、憲法上、入れ替わりは無理かもしれないけど)


  いずれにせよ、今回のまずい選挙戦で、ゴア氏には、ネクスト・チャンスは無い訳だから、こんなところまで来て、政
 治家生命を気にして、敗北宣言なんかをするのは、「血迷った」としか言えないよね?
 まあ、そういう事をやっているから、楽勝のはずの選挙が史上空前の大接戦(大凡戦?)になり、結局、たった0.5%
 の得票差とは言え、得票数では勝っているのに、選挙、裁判の進め方で、負けちゃったんだよね?
 そういう事を考えると、アメリカの国益を守るということでは、いい結果になったんじゃないでしょうか?
 日本/世界にとっては、どっちが良かったのかは、これからのブッシュ氏の動き次第だとは思いますが。

  だけど、ゴア氏は、こんな ハンパ をやって、この後、どうなるのか分かっているのかな?
 法廷闘争に入る時に掲げた「法の下での公正の為に」なんていう大義名分が、みんな「嘘」になっちゃったよね?
 まあ、みんな最初からバレてた事だし、相手方のブッシュ氏なんかは、もっと露骨だったから別にいいのかな?



  そう言えば、精神科医の大和まや さんが発行されているメルマガ 『女医マヤの「セクシー心理学」』 に以下の様
 な言葉がありました。


   「ストレス・トレース」より

      前に言った通り、強く願うことは力になる。
      例えば、何かの失敗をしたとき。思い返してみて・・・・
      絶対に「あきらめ」の瞬間があったはず。
      そう、「敗北の前には、必ずあきらめの瞬間がある」のよ。


                 参考文献: 大和まや 著
                       『女医マヤの「セクシー心理学」』 オーエス出版社(2000年)



  うーん、今のゴアさんには、ちょっときびしい言葉なんだろうか?
 日本語が読めなければいいんだけど...(笑)  (こんなページは見てないよ! って? でも偶然って恐いよ?)



  <<最後にちょっと、オマケの情報です>>

      もめにもめたアメリカ大統領選挙の元凶となった“チャド”とよばれる穴あけ型投票用紙がアクセサリーに
     なって、2000年の大統領選挙の記念品として、クリスマス商戦に売りに出されたそうです。
     アクセサリーの種類はペンダント、イアリング、カフスリングの3種類で、フロリダ州の方は15%オフで買い
     求めることができたとのことでした。



  ※ よし! 何とか今世紀中に、このトピックを片付けることができたぞ!
    って、21世紀まで、もう、あと...                        良いお年を!




・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記(2001.01.21)

  これまでの米大統領選の主な記事(朝日新聞社/asahi.com)のリンクを文中に追加しました。
    (http://www.asahi.com/paper/special/election2000/tex.html)
 
                                             (2001.01.21)

・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記その2(2001.02.12)

  朝日新聞社(asahi.com)のトップページ・リンクを文中に追加しました。
    (http://www.asahi.com/)

  毎日新聞社(Mainichi INTERACTIVE)のトップページ・リンクを文中に追加しました。
    (http://www.mainichi.co.jp/)
 
                                             (2001.02.12)




▼第四回 世紀末ってホント?


  こんにちは、やっと第四回目の更新となります。
 時の流れは速いものですね? ちょっと気を抜くと、1ヶ月なんて、あっという間に過ぎていたりします。
 そして気が付けば、今年ももう残すところ、あと僅か! たった3週間程になっています。


  早い! ちょっと待ってよ! タイム! ストップ!ストップ! タンマ! wait a minutes! freeze!

   ...何を言っても無駄!!

 時計の針は止まってはくれません。
 何をしていようが、何もしていなくても、淡々と、時は過ぎ去って行きます。

  そう、ローリング・ストーンズの曲で、”time waits for no one” というのが有りますが、メトロノームの無常な音
 の刻みがフェイド・アウトしていくエンディングが印象的な曲なんですが、まさにその通り、時は、人の気も知らないで、
 ただ流れていくだけです。


  なんて、グダグダ言っている、今、この時にも、時間は着実に世紀末へと近づいて行っています。
 でも、去年と違って、何か今年はおとなしいよね?
 昨年の今頃なんて言ったら、ネコも杓子も、そう! 2000年問題! で、盛り上がっていたよね。
  (ネコも杓子も、しゃべらねーよ! は、ナシね!)

 まるで、かつてのオイル・ショックの時のように、生活必需品を買い溜めしたりして。 (懐中電灯? 誰の陰謀だよ?)
 どっちも何でそうなるのか、はっきりと解からないままマスコミ主導で、ブームになっていたという点では似ていたよね。
  (オイル・ショックと、トイレット・ペーパーは、どう繋がっていたんだろう?)


  そして、今年はといえば、皆んな去年の空騒ぎで疲れちゃったのかな? っていうぐらい拍子抜けの 世紀末!
 まあ、確かに ミレニアム って言ったら、新しい未来の時代が来るようで、カッコいい響きがあったけどね。
 なんたって、西暦2000年 だもんね? なんか誰でも期待しちゃうよね? 何か新しい世界を。

  だけど、数年経ってから教科書に綴られる 【20世紀】 っていうのは、もうちょっと残っているよーー!!
 人類史上もっとも大きく社会が変化した世紀、時代は。

 【20世紀】 というのは、文字通り、激動の時代 だったと言ってもいいよね? (まだ終わってないけど)


  【この100年】というものを振り返ってみると、今更ながらに驚いたりもします。

  まず、人類が他の動物と大きく違う点、道具 というものをエポック・メイキングなものだけを列挙してみると、

    言葉/宗教、石器、火、土器/金属器、文字、数学、てこ、車輪、時計、蒸気機関、
    電気、電話、自動車/飛行機、テレビ、コンピューター。

  まあ、こんなモノが思い浮かびますが、上段の一群が何千年もかかって、発明/発見されてきたモノであるのに対して、
 下段は、このたった100年ぽっちで、発展/発達してきたものだというのは、今更ながらに驚き以外の何物でもないで
 すよね。


  ...それでも、個人的には、アポロが月に着陸した、1969年からは、画期的な発展は、コンピュータが超高価な
     先端設備から、単なるオモチャにも使用されるような普遍的なものになったぐらいで、あんまり変わったような
     感じがしない気もするんですが。
      (まあ、それでも電化製品は身近になりましたよね? 街頭テレビで、力道山って時代からは。)

     うーん、言いたく無いけど、戦争 の力って大きいのかなと、改めて思っちゃいます。
     でも、必要悪 だなんて事は言いません。 戦争は絶対悪です!!


   だけど、20世紀 というのは、確かに 戦争の時代 でもあった事は事実だと思います。
  人類史上初の2つの【世界大戦】、その後の朝鮮戦争、東西の冷戦(核危機)、ベトナム戦争。
  そして、これまた、人類史上初の社会主義国家【ソビエト連邦】 の誕生と崩壊。
  今も続いている南北対立、中東の【伝説と歴史の境目】 から連綿と続いているパレスチナ/ユダヤ問題。
  いわゆる先進国の間では、戦争はもう過去のものとなっているという認識がありますが、世界ではまだまだ武力での争
  いが絶えません。

   こればっかりは、ダイスを転がして決める っていう訳にはいかないんでしょうかね?
  国連に、全世界の人々が従うような最高裁判所の様な機能が備わればいいと思うんだけど... まだまだ先かなー?


   と、まあ、個人的に この20世紀が終わるんだから... もっと、劇的に盛り上げてくれよー!
  っていう想いがある反面、だからって何? っていう感覚も確かに感じていて、そんなこんなで、また最初に戻って、
  やっぱり皆んなミレニアムの空騒ぎで、疲れちゃって、飽きちゃったのかな? なんて、ちょっとさびしい気がしてい
  ます。


   そう言えば、世紀末と言えば定番のはずの 【オカルト】 も今年は噂を聞かないですよね?
  こちらの方も、昨年に大騒ぎをした挙句に玉砕して、全滅しちゃったのかな?
  【ノストラダムスの大預言】 も小出しに楽しませてくれればよかったのに!

    
    あーあ、つまんねーの? ホントに世紀末?
    

   ...ところで、ねえ、みんな? 【21世紀ライフ】 って、どんなだろうね?





▼第三回 OBって、素晴らしい!!


  こんにちは、早くも、第三回目の更新となります。
 前回の文中で、「噂のサイト」のじぇの氏_ のお名前を使わせて頂き、そのご連絡を差し上げたら早速ご返事を頂き、
 しかも相互リンクまで張って頂きました。 どうもありがとうございました。
 おかげ様で、張り切ってしまい、早速、第三回目の「OBって、素晴らしい!!」をお送りさせていただきます。
 それでは、早速ですが、しばしのお付き合いを...


  世の中は早いもので、気がついてみると、あっという間に20世紀最後の学園祭シーズンに突入していますよね。
 2000年問題で大騒ぎしていたのが、ついこの間の様な気がするのに、いつの間にか、あれだけ暑かった夏も終わっ
 てしまっています。 ライダーとしては、非常にさみしい気持ちですね。
 ボーっとしていると、明日にでも忘年会が有りそうで、恐くなります。

  さて、今回この文を書こうと思った切っ掛けは、先日、といってもついこの間、11月3日に私もご多分に漏れず、我
 が母校の学園祭に行き、生意気にもOBと称して、かつて在籍していた「軽音楽部B.B.Q.」 というクラブの後輩達の
 活動を見させてもらい、改めて時の無常さ(←苦笑、もとい)時の移り変わりを感じると共に、こんなに時が経っても、
 何かあれば顔を合わせられる事の不思議さにちょっぴり感動したことが動機となりました。

  それにしても、2年振りに「現役とOBとの顔合わせ」というものに出ましたが、今回はショックでした。
 今までも現役を見ては、かわいいな、がんばれよ! という気持ちは感じていたんですが、今回はそれにプラスして...
  まあ、今回は四年生が、このご時世で、就職活動がたいへんだということもあり、とっとと引退して、顔を見せてい
 なかったという事があったにしても、「現役の顔が後輩に見えなかった」んです。
 もう、どこから見ても「子供」なんですよね!
 これは正直、ちょっとショックでした。

  何か顔合わせの時の自己紹介でも、モジモジして、皆んなと同じく名前と出身地だけしか言えなくて、それさえ恥ず
 かしそうに早口で、ボソボソ言って、隣りの奴に視線を移したりして、何か本当に、「どうしたの?」っていう感じで
 した。
  まあ、公に人の前で話すことに慣れていないという点や、しかも、いきなり降って沸いてきた様な見知らぬOB達を
 目の前にしての自己紹介に、どう行動していいのか分からなかった。 という点はあったにしても、それにしても...
 でした。
  もっと、パワーというか、元気の良さ、ふてぶてしさが有ってもいいんじゃない! と思わず言ってしまいそうにな
 りました。

  ちょっと前までは、有ったんですけどね。 そういうパワーと言おうか、勝手気ままさが。
 だけど、逆にそんな風に感じてしまう自分が年を取ってしまったんだろうなというのも、たぶん、正解かな、と思えて
 しまうのが、やっぱり、ちょっとショックでした。
  いくら何でも2年やそこらで、学生の気質が大きく変わるはずが無いですからね。
 まあ、その場の雰囲気というものも多少は有るんでしょうけど。
  そんな感じで、今回の「現役とOBとの顔合わせ」は、今までやった中で、一番強く印象に残りましたね。
 ああ、無常!(笑)  レ・ミゼラブル(←JARO行き!)


  と、まあ、そんな風に無事顔合わせも終わり、お楽しみの飲み会へと場は移るんですが、今回は初代の先輩から今年
 卒業したばっかりの新顔約1名まで、年齢差にして、ちょうど30年ぐらい! のメンツとなっていました。 すごい!
  総勢は9人、という感じで、ちょっと寂びしかったんですが、1970年卒から2000年卒までの20世紀の卒業
 メンバーが揃ったことになります。 絶句。
 ちなみに、ちょっと参考までにメンバーの顔ぶれをニックネームで並べてみますか。 HNですよ。(笑)

    福ヶ迫氏、森氏、石田氏、赤間さん、馬場氏、中嶋氏、細谷氏、こが氏(かんべん! 閑賀君?)、河本。

  いやー、こうして見ると、見事にスカスカですね。(笑)
 私はちょうど、この中では、ど真ん中に入るんですが、前後のお二人は、ちょうど入れ違いの間柄で、どちらに対して
 も、その年の新卒と新入の関係になっていますね。
  そしてその上を見ると、石田氏というのは、私が入った時のクラブの部長さんです。(今もそうですが)
 そして下の方を見ると、細谷氏の下が、6代空白になっています。(ヤバイ...)

  実は私の同期は、全部で9名いるんですが、皆んなとっとと逃げちゃいましたね。(←もとい)散っちゃってしまい
 ました。
  川上さん(HNです!(笑))、責任取ってくださいよ!
 この川上氏というのは、私の1年生の時の4年生で、我々の同期の10人目で、唯一の女性メンバーをさらっていった
 お方です。(外道! ...すみません)

  なんか今回は、ものすごく内輪の話題になっていますけど、久し振りのOB会での飲み会だったので、今だに余韻を
 引きずっています。 ご容赦ください。


  でも、冷静に考えると、すごい事ですよねー。
 こが君というのは、福ヶ迫さんのお子さんよりも年下なのに、同じ仲間として飲んでいるんですからねー。
 その上、今回は出席されませんでしたが、佐藤先生(HN。もちろん)という元顧問の先生にもたいへんお世話になり、
 今年の6月には、上記、馬場君の結婚式でお会いして、相変わらずのスピーチも聞かせていただきました。
 ご無沙汰しておりますが、先生! 次のご出版は、いつですか? 楽しみにしております。
  今回、写真部のテーマは、「大阪」でしたね。
 先生も行かれたんですか? (だとしたら)いかがだったでしょうか? 私の故郷は。


  こう書いてくると、本当に入学してからの4年間、そして卒業してから今日までのいろんな事が思い出されてきます。
 そして気が付いてみると、一生付き合っていけるのは、上の人ばかりじゃなく、毎年毎年新しく参加してくる新OBや、
 現役がそこにいます。
 ものすごく不思議な感じになり、ありがたい幸せだと思います。
 ここ最近、OBの活動が少なくなっていますが、この貴重なつながりを失くしたくないですね。

  そんな状況の中、今回、空白の6代や、現役との溝を埋める為にも、BBQをIT化しようという話しが出てきました。
 OBが中心となって、ホームページを作り、それを大学のホームページの中に捩じ込もうという作戦です!!
 部長の石田さんが、人事課の特権で、脅し(←もとい)手をつくしてくださるそうです。 (楽しみだ!)


  そんな感じで、今回はちょっと感傷と、追憶に浸りながら、4年間では終わりにならなかったクラブ活動のありがたさ
 をかみしめています。
  いつも「現役とOBとの顔合わせ」に出て、そのステージを見ると、いつの間にかタイム・スリップして、自分が現役
 だった時のことを思いだし、懐かしくなってしまいます。

  そう、あの頃は、逆だったんだよな、自分達でステージを作り、カレーを作って、OBの人達を迎え入れていたんだよ
 な、ちょっぴり煙たく思いながら...





▼第二回 政府による、国家戦略としてのIT化の推進について


  さて、第二回目の今回は、思わず「政府による、国家戦略としてのIT化の推進について」なんて題してしまいまし
 たが、...と早くも腰がくだけてしまっていますが、もちろん、そんなものに正面から向き合うつもりはありませ
 ん。
  その気もないし(ちょっと強気?)、と言うか、それ以上にそんな知識も分析力も無いのは言うまでもないとして、
 そんなの時の首相の手頃なアドバルーンじゃないの? 例のゴールド・メダリストへの突然の「国民栄誉賞」の話し
 みたいに...というのが、まず第一感として感じとれてしまうので、どうしても色眼鏡で見てしまいます。
 例の「地方振興券」に続いての「IT教室補助券」でしたっけ? 短絡過ぎ! イメージ悪いですよね。
 どうせだったら希望者にバイザーや、パームを配るぐらいのことをしたらいいのに。 ...ちょっと無理か。
 じゃあ、公衆インターネット・ボックスなんてどうですかね?(もちろん無料で、公衆電話に併設!)

  本当に政府の手出しが必要だと思ってんの?
 という感じで、もちろん単に茶々を入れたいだけなんですが。

 ...それにしても、いきなり硬いタイトルだなー、いいのかなー、たまたま見てた [Mainichi INTERACTIVE Mail]
    で、特集してたからって。  http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200010/13/1.html
                  Mainichi INTERACTIVE トップ


  そんな感じで、前置きだけで終わってしまいそうですが、どうなんですかね?
 日本というのは、いつも企業が先頭に立ってというか、世界に出て行けてたのは、企業=経済活動だけだったような
 気がするんですが。

  最近では、野茂に始まるプロ野球選手の大リーグ移籍やJリーグ選手の海外 =挑戦= など、スポーツ選手の活躍は
 目立ち始めていますけどね。 だけど、まだまだ =挑戦= ですよね。

  そういえば、最近はF1ドライバーは出てきていませんね。 ...ちょっとさみしい。
 バイクの世界GPなんかは、日本人が圧倒的に強いんですけどね。(最高峰の500cc以外では)
 ほとんど、イタリア人ライダーと、日本人ライダーの戦いになってますよね。
 実は、乗ってるバイク自体(メーカー=ワークス)もそうなんですが。

  と、話が脱線してしまいましたが、そんな経済は一流、政治は三流の国で、(これも古い。 バブルまでですか?)
 経済が三流になったからと言って、政治が入れ替わって一流になった訳でも無いのに性懲りも無く...
 そう思いません? いや、邪魔さえしなければいいんですが、邪魔さえ。

  そういえば、「噂のサイト」のじぇの氏_ がメルマガで、やっぱりそんな事を書かれていましたね。
 とにかく、邪魔だけはすんなよ、足だけは引っ張んなよ! って。(笑)確かに。
 皆さんお楽しみのアダルト・サイトがヘア禁止なんてなってしまったら、一気にパソコンが売れなくなってしまいま
 すよね。(笑)
  何でもアリのインターネットは、このままであって欲しいですね。
 規制が入ると、どうしても型に嵌まったモノ(考え方)しか育たないですからね。
 箱庭的な日本の風土では異質でも、世界(欧米)では、”個人”というものを非常に重視していますから、外圧に弱
 い日本政府ということを考えて、杞憂に終わることを願いますが。

  さて、それでは、「政府による、国家戦略としてのIT化の推進」というものを自分なりに、ちょっとだけ真面目に
 考えてみました。
 一体何ができるんだ? の前に、何が必要なんだろうと考えると、とりあえず以下のものが無ければ、始まらない、
 運用できないかなと思いました。

  ・インフラ(通信手段の整備)
  ・コンテンツ(運用目的/モチベーション。 =最終目的)
  ・認証システム(アイデンティティーの保証)
  ・暗号システム(通信の安全性)
  ・セキュリティ(情報の保全、クラッカー/ウィルス対策。 =個人情報が消えたり、漏れては困ります)
  ・著作権保護システム(デジタル商品の不正コピー防止)
  ・特許権法の見直し(ビジネス・モデルの保護と、乱用の防止)
  ・自動翻訳システム(コミュニケーションの促進)

  まあ、個々に見ていくと長くなってしまいますので、このくらいにしておきますが、NTTも一応、民間の企業だ
 という事を考えると、是非とも政府がプロジェクトとしてやらなければいけないこと、なんて実は何もないですよね。
 唯一、関連法規の整備(特許権法の見直しなど)ぐらいですかね。
 それ以外はすべて、利益を追求する民間企業の方が真剣に迅速に対応して、商売にしちゃいますよね。
 皆さん、株を買うならそのへんですよ!(笑)

  公共事業だ、なんて言って、下手なことをやって、高速道路の様にいつまでたっても無料にならないのを野放しに
 されたらかなわないですからね。
  (償却期間は、とっくに過ぎてるんだから、道路公団が無料にしないと言い張るんなら国道にしちゃえば?)

  とはいえ、最近一つだけ良いことをしましたね。 NTTの独禁法違反容疑への捜査。
 デジタル加入者線(DSL)事業をめぐって、接続業者の参入を妨害したという件ですが、最近では郵政省の指導で、
 4日程で済んでいるという作業を引き伸ばして、3ヶ月から9ヶ月も掛けていたというんですから悪質ですよね。
 こんな消費者の敵に対しては、ビシバシと、IT化の推進の名の下に是正措置を行っていただきたいですね。
  こういう側面バックアップであれば、どんどん歓迎しますよ。 小渕さん、じゃない森さん!
 ついでに電話代も安くなるといいのですが。(笑)

  それでは、全然まとまりの無い、文字通り「つれづれなるままに想うこと」を適当に! といった感じの文章にな
 ってしまい、結論なんてどこにも無い! 状態ですが、それも今回のタイトルのゆくえを暗示しているようで、なか
 なかいいんじゃないかと勝手に思い込み、結びとさせていただきます。



・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記(2000.11.12)

  この文章を書いた1週間後(11/6午前)に、政府の「IT戦略会議」と「IT戦略本部」の5回目の合同会議が首相官邸
 で開かれました。
 2005年までに超高速ネットを全家庭で安い料金で利用できるようにするなどのインフラの整備などが挙げられています。
  「IT戦略会議」が「国家基本戦略」の草案を正式に示して、今後、「IT戦略本部」などと協議を進めて、11月下旬に
 正式決定するそうです。

  さらに「IT戦略会議」は、目標達成の為に NTTや電力会社、公共機関に電柱や電線などが通っている管路の開放を
 義務付けることを決めました。
 そして、これを受けて政府は開放ルールを定めたガイドラインを年度内に策定するそうです。
 具体的には、以下の4分野に集中的に取り組むとのことです。

 (1)超高速ネットワークインフラの整備
 (2)電子商取引ルールの整備
 (3)電子政府の実現
 (4)人材育成の強化

  ...すごい! 矢継ぎ早にインフラが整いそうで、楽しみです。
     それにしても、政府の対応は、この件に関しては素早いですね。


  また、同じ日に、米連邦政府人事管理局では、11/3 に連邦政府のIT技術者の賃金を2001年1月より、大幅に引き上げ
 る(7%〜33%程度)と発表したとのニュースもありました。

  ...うらやましい。 やっぱりモチベーションを大切に!


  そして、またNTTは、デジタル加入者線(DSL)絡みでやってくれていました。
  (別に私はNTT嫌いじゃないですけどね)

  今度は、電気通信事業法が規定する「番号の公平使用」に抵触しているようです。
 ISDN回線(デジタル回線)から、より高速なインターネット接続が利用できる DSL(デジタル加入者回線)を使うた
 めに、アナログ回線に切り替える際、電話番号が変わる場合があるとのことです。
 そして、郵政省は10日に、NTT東西地域会社に、来週早々にも改善指導文書を出すことを明らかにしました。

  ...アナログ回線から ISDN回線(デジタル回線)にする時には、電話番号が変わらないんだから、その逆にアナ
     ログ回線に戻す時に電話番号が変わってしまうというのは、理屈に合いません。
      (電話番号は一元管理ってことですから)
     NTTは一体何を焦っているんですかね。 電話番号を変える方がよっぽど手間が掛かるだろうに。
     まあ、血迷って姑息な手段なんか取っていないで、体力は有るんだから堂々と、「IT化の推進」に貢献すれ
     ばいいのに。
     まあ、これだけ評判を落とすと、後が大変ですよね。(後が有るのなら)
                                             (2000.11.12)


・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記その2(2000.12.31)

  またまた [Mainichi INTERACTIVE Mail] の記事なんですが、クリスマスの日に、以下のような行政主導のIT推進
 に警鐘を鳴らす趣旨の対談記事が転載されました。

   『IT革命  行政主導は陳腐な手法』
       Mainichi INTERACTIVE トップ
       http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200012/25/1.html

  これは、『メカトロニクス革命』『サイバースペースの富』 などの著書がある下田博次・群馬大学社会情報学部
 大学院研究科教授と、毎日新聞の北村龍行論説委員との議論です。


  内容について興味の有る方は、是非、上のリンクから記事を読んでみてください。
 でも、全然関係ないけど、この 「メカトロニクス」 って何だろう?

   メカニズム −> エレクトロニクス −> コンピューター/ロボット

 というのが、「機械」 の進化の過程だと思うんだけど...

                                             (2000.12.31)


・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記その3(2001.01.03)

  たまたま見てたという [Mainichi INTERACTIVE Mail] のリンクを文中に追加しました。
    (http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200010/13/1.html)

                                             (2001.01.03)


・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
追記その4(2001.02.12)

  毎日新聞社(Mainichi INTERACTIVE)のトップページ・リンクを文中と、追記その2に追加しました。
    (http://www.mainichi.co.jp/)
 
                                             (2001.02.12)



・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・‥・…・‥・‥・
  ふう。 よくもまあ、こんなタイトルで書けたもんです。
 だけど、やっぱり内容はまったくの別物になってしまいましたが、まっ、いっか。 って感じですね。
 とりあえず、今月中になんとか第二回目をアップしたいと思っていたので、まずは、良しとします。

  これを読んで、ご意見、ご感想、罵詈雑言、ご指摘事項などがございましたら、遠慮なくメール、掲示板まで、ご
 意見をお寄せください。 今後の参考と励みにさせていただきます。
 但し、やっぱり、スパム並びにメールボムなどはご遠慮させてください。(笑)
 また、第一回目の「ロック名曲リスト」に対するご意見、お薦めの曲などもありましたら、どんどんお教えください。





▼第一回 ロック名曲リスト


  さて、第一回目の今回は、「ロック名曲リスト」と題して、ごく個人的なロックの名曲(好きな曲)を紹介したい
 と思います。
  「つれづれなるままに想うこと」というタイトルなのに、いきなりリストで恐縮なんですが、実は仕事中にフト、
 ドアーズの曲を口ずさんでいることに気が付いて、アレッ、そう言えば色々、その時によって違うけど、高校の頃に
 良く聞いていた曲を口ずさんでいるなと思い当たり、じゃあ一体どんな曲が心に残っているのかなと気になり、思い
 出してみることにしました。
  個人的には、ロック = ギターバンド(ギター・ミュージック)だと思っていますので、ハード・ロックは別とし
 て、ロックと言えるロックは、80年代のAOR以降はポップス(キーボード・ミュージック)に取って代わられた
 ような気がして、自然と聞かなくなってしまっていたことにも気が付きました。
 「進化し続けるロック」という伝説はどこにいっちゃったんでしょうか?

  それでは、さっそくいってみたいと思いますが、曲名リストなので、適宜変更されますのでご了承ください。
 いろいろ思い出しながら更新していきたいと思います。
 また、試しに聴いてみられて、気に入った曲が見つかれば幸いです。


タイトルバンド/アーティスト
   バンドから  
 ブラウン・シュガー  ローリング・ストーンズ 
 ミス・ユー  ローリング・ストーンズ 
 悪魔を憐れむ歌  ローリング・ストーンズ 
 ベイビー...プリーズ  デイヴ・メイソン 
 ヘッド・キーパー  デイヴ・メイソン 
 パーリー・クイーン  デイヴ・メイソン 
 エル・ベッコ  ジェフ・ベック 
 哀しみの恋人達  ジェフ・ベック 
 レッド・ブーツ  ジェフ・ベック 
 ロスト・ウィメン  ヤードバーズ 
 ナッズ・ア・ブルー  ヤードバーズ 
 アップ・アラウンド・ザ・ベンド  CCR 
 トラベリング・バンド  CCR 
 雨を見たかい  CCR 
 プラウド・メアリー  CCR 
 イージー・マネー  リッキー・リー・ジョーンズ 
 スロー・トレイン・トゥ・ペキン  リッキー・リー・ジョーンズ 
 ムーヴ・オーバー  ジャニス・ジョップリン 
 サマータイム  ジャニス・ジョップリン 
 オール・ライト・ナウ  フリー 
 ファイアー・アンド・ウォーター  フリー 
 キャント・ゲット・イナフ  バッド・カンパニー 
 ロック・ステディ  バッド・カンパニー 
 ミス・ジュディーズ・ファーム  フェイセズ 
 ロック・ボトム  UFO 
 ライツ・アウト  UFO 
 ドクター・ドクター  UFO 
 ルッキング・フォー・ラブ  マイケル・シェンカー・グループ 
 アームド・アンド・レディ  マイケル・シェンカー・グループ 
 ライト・マイ・ファイアー  ドアーズ 
 タッチ・ミー  ドアーズ 
 ハロー・アイ・ラブ・ユー  ドアーズ 
 紫のけむり  ジミ・ヘンドリックス 
 ネヴァ・ラブ  スージー・クアトロ 
 ワイルド・ワン  スージー・クアトロ 
 嘆きの天使  スティーヴィー・ニックス 
 希望の炎  ドゥービー・ブラザーズ 
 リッスン・トゥ・ザ・ミュージック  ドゥービー・ブラザーズ 
 ロング・トレイン・ランニング  ドゥービー・ブラザーズ 
 チャイナ・グローブ  ドゥービー・ブラザーズ 
 言い出せなくて  イーグルス 
 呪われた夜  イーグルス 
 ブラックアウト  スコーピオンズ 
 ノー・ワン・ライク・ユー  スコーピオンズ 
 ミスター・クロウリー  オジー・オズボーン 
 アイ・ドント・ノウ  オジー・オズボーン 
 胸いっぱいの愛を  レッド・ツェッペリン 
 モビー・ディック  レッド・ツェッペリン 
 ユー・リアリー・ガット・ミー  ヴァン・ヘイレン 
 ハイダウェイ  ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ 
 ホワイト・ルーム  クリーム 
 コカイン  エリック・クラプトン 
  
  
   曲から  
 ホテル・カリフォルニア  イーグルス 
 天国への階段  レッド・ツェッペリン 
 いとしのレイラ  デレク・アンド・ドミノス 
 ジェット  ポール・マッカートニー&ウィングス 
 ドック・オブ・ザ・ベイ  オーティス・レディング 
 バック・イン・ブラック  AC/DC 
 ストレンジャー  ビリー・ジョエル 
 ストレイ・キャット・ストラット  ストレイ・キャッツ 
 キープ・ミー・ハンギング・オン  ヴァニラ・ファッジ 
 ワイルドで行こう  ステッペン・ウルフ 
 カリフォルニア・ドリーミング  ママス・アンド・パパス 
 金色の髪の少女  アメリカ 
 我が心のジョージア  タニヤ・タッカー 
 愛と言う名の欲望  クイーン 
 お気に召すまま  ジャーニー 
 ヘイ・ジュード  ウィルソン・ピケット 
 アイ・キープ・フォーゲッティング  マイケル・マクドナルド 
 ジス・タイム  ブライアン・アダムス 
 ラン・トゥ・ユー  ブライアン・アダムス 
 ストレート・フロム・ザ・ハート  ブライアン・アダムス 
 ドント・トーク・ストレンジャー  リック・スプリングフィールド 
 トゥー・ハーツ・ビート・アズ・ワン  U2 
 ニュー・イヤーズ・デイ  U2 
 マイ・ジェネレーション  ザ・フー 
 サマータイム・ブルース ザ・フー 
 ユー・リアリー・ガット・ミー  キンクス 
 ロング・リヴ・ロックンロール  レインボウ 
 キル・ザ・キング  レインボウ 
 アイ・サレンダー  レインボウ 
 スモーク・オン・ザ・ウォーター  ディープ・パープル 
 ハイウェイ・スター  ディープ・パープル 
 アイム・セクシー  ロッド・スチュアート 
 ホット・レッグス  ロッド・スチュアート 
 失われた未来  ミッシング・パーソンズ 
 ファインド・アナザー・フール  クォーター・フラッシュ 
 ミスティ・ハート  クォーター・フラッシュ 
 ラブズ・ビーン・ア・リトル・ビット・ハード・オン・ミー  ジュース・ニュートン 
 クイーン・オブ・ハート  ジュース・ニュートン 
 オウン・ウェイ  フリートウッド・マック 
 哀愁のヨーロッパ  カルロス・サンタナ 
 99  TOTO 
 ロザーナ  TOTO 
 孤独のメッセージ  ポリス 
 ロクサーヌ  ポリス 
 明日なき暴走  ブルース・スプリングスティーン 
 ロンドン・コーリング  クラッシュ 
 反逆のアイドル  ビリー・アイドル 
 イースト・オブ・エデン  ローン・ジャスティス 
 スウィート・スウィート・ベイビー  ローン・ジャスティス 
 イッツ・ソー・イージー  リンダ・ロンシュタット 
 お願いだから(ハウ・ドゥ・アイ・メイク・ユー)  リンダ・ロンシュタット 
 涙がいっぱい(ハート・ソー・バッド)  リンダ・ロンシュタット 
 ジャスト・ワン・ルック  リンダ・ロンシュタット 
 ユー・マイト・シンク  カーズ 
 涙に染めて(トラブル・アゲイン)  カーラ・ボノフ 
 眩しい人  カーラ・ボノフ 
 ハートビート・シティ  カーズ 
 ラウンド・アンド・ラウンド  ラット 
 バック・フォー・モア  ラット 
 テル・ザ・ワールド  ラット 
 レッグス  ZZトップ 
 ホット・ガールズ・イン・ラブ  ラヴァーボーイ 
 シンク・アイム・イン・ラブ  エディ・マネー 
 プライベイト・アイズ  ホール&オーツ 
 アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット  ホール&オーツ 
 いとしのキッズ  プリテンダーズ 
 恋のブラス・イン・ポケット  プリテンダーズ 
 ステューピッド・ガール  エレン・フォーリー 
 トゥエンティ・イヤーズ  ポコ 
 ジョニー・B・グッド  チャック・ベリー 
 スウィート・リトル・シックスティーン  チャック・ベリー 
 サマータイム・ブルース エディ・コクラン 
 スタンド・バイ・ミー  ジョン・レノン 
 イマジン  ジョン・レノン 
 アメリカン・バンド  グランドファンク・レイルロード 
 ファンタジー  アルド・ノヴァ 
 ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン  セックス・ピストルズ 
 アナーキー・イン・ザ・UK  セックス・ピストルズ 
 テレグラム・サム  Tレックス 
 ゲット・イット・オン  Tレックス 
 ゲット・イット・オン  パワー・ステーション 
 20世紀フォックス  38スペシャル 
   38スペシャル 
 涙のリクエスト  チャーリー・ドア 
 コール・ミー  ブロンディ 
 ダンシング・クイーン  アバ 
 セクシー・ミュージック  ノーランズ 
 ボーイ・フロム・NYシティ  マンハッタン・トランスファー 
 Girl Just Want to Have Fun  シンディ・ローパー 
 Time After Time  シンディ・ローパー 
 ベティ・デイビスの瞳  キム・カーンズ 
 フィール・フォー・ユー  チャカ・カーン 
 ラッキー・スター  マドンナ 
 ライク・ア・バージン  マドンナ 
 マニック・マンディ  バングルズ 
 ロック・イット  ハービー・ハンコック 
 グラッド・オール・オーバー  デイヴ・クラーク・ファイヴ 
 愛なき世界  ピーター&ゴードン 
 朝日のあたる家  アニマルズ 
 悲しき願い  アニマルズ 
 ビーナス  ショッキング・ブルー 
 ビーナス  バナナラマ 
 ザッツ・ザ・ウエイ  KC&ザ・サンシャイン・バンド 
 サーデューク  スティービー・ワンダー 
 サタデー・ナイト・フィーバー  ビージーズ 
 メロディ・フェアー  ビージーズ 
 ブギー・ワンダーランド  アース・ウインド&ファイアー 
 セプテンパー  アース・ウインド&ファイアー 
 ジョリーン  オリビア・ニュートンジョン 
 ラヴィン・ユー  ミニー・リバートン 
 カントリー・ロード  ジョン・デンバー 
 アイ・ショット・ザ・シェリフ  ジミー・クリフ 
 ノー・ウーマン・ノー・クライ  ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ 
 ジ・アザー・ウーマン  レイ・パーカーJr 
 ヒート・イズ・オン  グレン・フライ 
 レッツ・ゴー・クレイジー  プリンス&レボリューション 
 リラックス  フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド 
 ブルー・ジーン  デビット・ボウイー 
 アイ・オブ・ザ・タイガー  サバイバー 
 エブリタイム・ユー・ゴー・アウェイ  ポール・ヤング 
 墜ちた天使  J.ガイルズ・バンド 
 悲しきサルタン  ダイアー・ストレイツ 
 マイ・シャローナ  ナック 
 ゲットバック  ビートルズ 
 イエスタデイ  ビートルズ 
 カム・トゥゲザー  ビートルズ 
 ダブル・ヴィジョン  フォリナー 


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