| 今日は、一応今年初ですが、たまた後輩のM君を伴っての出撃です。 |
| 出撃前日、人事異動の内示があって4月から私が東京に転勤することになり、 |
| 同船という形で琵琶湖に出撃するのは、恐らくこれが最後です。 |
| そんな事情もあって、私としては何とか好天を、と願ったのですが、 |
| こともあろうか1年に1度あるか無いかの大荒れ。 |
| この季節に冬型の気圧配置が強まると言う、前代未聞の展開となりました。 |
| 前日までの天気予報では、風が強く気温が低いものの晴れ、と言う感じでしたが、 |
| 当日出撃するとさにあらず。時折冷たい雨が降りしきる、最悪の状態でした。 |
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| ●7:45 出撃 |
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| 既に準備段階で時雨が降っていた。比叡山は黒い雲の中で輪郭すら確認できない。 |
| マリーナから眺めた湖は、水が南から北に動き、湖面も所々で白く波立っている。 |
| 元々の予報だとこの天気は昨日までで、今日はやや寒いながらも晴れるはずだった。 |
| しかし、雨。冷たい雨と風が滑走前にも係わらず容赦なく体力と気力を奪う。 |
| 何はともあれ、波を掻き分け、水を被ってビショビショになりながら一路南を目指した。 |
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| ●8:00 膳所 |
| やはり風が強く寒い日となるとここ。私としては、とりあえずはここしかない。 |
| 魚単に映る水温は10℃弱。決して10℃を上回らなかった。 |
| それにしても、回を重ねるごとに魚探の反応はどんどん悪くなっている気がする。 |
| タイミングの問題なのか、天候の問題なのか。しかし今日に限って言えば、東側の |
| 浅い部分は茶色く濁り、昨晩あたりから強風が吹きつけて荒れていたことがよく解る。 |
| この状況だと、釣れるものもなかなか釣れない。しかもこの天候。雨交じりの風は強く |
| 吹き付け、膳所のポイントでも水路の東側1/4程度は茶色く濁った水が流れている状態。 |
| 今年に入っての今までの釣行と同じように、まず排水口の下流域からチェック。 |
| 魚探に映る水温は10℃弱。決して10℃を上回らなかった。 |
| レンタル船が1艇すでに取水塔?に船体をくくりつけ、排水口北側と取水塔の間にある |
| ブレイクを釣っている感じだったので、その邪魔にならないよう、場所を選びながら |
| キャストを開始。しかし、魚探もルアーも沈黙。風は容赦なく吹きつけ、雨は断続的に |
| 降り続く。これはもう苦行の世界。少々粘って、今度はやや下流域のブレイクへ。 |
| ショルダー部にわずかに残ったウィードに絡んで、時折魚探に反応が出る。 |
| 本当ならそのポイントにSPミノーかノーシンカーなどを入れてロングステイをさせたい |
| ところだが、今日の天候はそんな細かい技を許してくれるような状況には無い。 |
| ともかくルアーを投げていたが、風雨に我慢も限界に達し、もう少しマシな場所へ移動。 |
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| ●9:30 自衛隊前 |
| 船を進めていくと、プリンス前、赤部位を回り込んだ辺りから急激に波風が強まる。 |
| 瀬田川の水路、風裏を脱したところで大きな影響を受けている格好。白波が立ち、大きく |
| うねっている。風は容赦なく吹きつけ、かなりの荒れ具合。その中を何とか波がマシなはずの |
| 湖西に近づこうと必死の操船。やがて、フッとうねりが無くなり、操船も楽になった。 |
| 風は相変わらず比叡山方向から強烈に吹き降ろしているが、波が無い分耐えられる。 |
| それでも、なるべく岸に近づき、風の影響を受けずに釣ろうと思い、岸に寄せる。 |
| 水深1m〜2m、岬の先端部あたりから南側の大スロープにかけてをチェックする。 |
| この辺り、いつもトロロ系のウィードがベッタリと生えているが、やはり同じ。 |
| 岸近くの岩やコンクリート、ウィードにもへばりついている感じ。スピナベで |
| ストラクチャーをなめるようにチェックしていくが、この季節であるにも係わらず、 |
| 緑色のウィードの塊になって戻ってくる。ハイシーズンより量は少な目か。 |
| それでも釣りづらい状況であるには変わりなく、一向に生命感も無い。 |
| 魚探もルアーも沈黙のまま、時折吹く突風に耐えながらチェックを続ける。 |
| 思い切ってシャロークランクなども投げてみるが、ただウィードが掛かるばかり。 |
| 岬の南側を一通りチェックし、今度は岬を回りこんで北側に入ってみた。 |
| ありがちな杭周りをチェックし、その横に広がるウィードエリアにもルアーを投げる。 |
| しかし、どうあっても生命反応はまったくなし。ベイトやバスはどこに行ってしまったのか。 |
| 水温があまり上がらないので、まだ冬の居場所を動いていないのか。 |
| そんなことを考えながら、強風にあおられてワンドの真ん中辺りまでチェックを進めたが、 |
| いつもなら所々に生え始めている良い感じのウィードも発見できず。 |
| 何か具合がおかしいのか、私がたまたま狙いに当たっていないだけなのか。 |
| いずれにしても、今日は生命感を得るのは困難だと思い立ち、昼食に向かう。 |
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| ●11:30 昼食 |
| 久しぶりにアングラーズインに上陸しての昼食。 |
| 超荒天で激荒れ、平日という条件の割には、結構人が居た印象。 |
| 魚の活性よりも先に、人間の活性が上がっているという感じか。 |
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| ●13:00 鐘化ワンド |
| 一旦昼食で休憩し、暖まってしまうとなかなか極寒の中に出にくくなる。 |
| しかしそこを押して、偶然でも何とか1本をという思いで再度出動。 |
| 若宮漁港の沖を目指したが波風が強く、白波とうねりもある状態だったのでポイントを回避。 |
| その先にある鐘化ワンドの中を目指した。ワンドの中央部、害魚エリが入っている辺りが |
| 実は絶好のポイントなのだが、今は悲しいかなその周辺で釣らざるを得ない。 |
| 害魚エリの北側、浚渫船から砂利を運ぶ運搬船が出入りする施設のミオ筋までのエリアと、 |
| そのミオ筋に絡んだ場所をチェックすることにした。ここもやはり、もう少しパキパキの |
| 良いウィードが生える印象があるが、最近はトロロ系のウィードに席捲されている感じで、 |
| 下手なルアーを投げると釣りづらい状態になってしまう。しばらくエリアを流し、ミオ筋の |
| ブレイクへ。比較的浅いエリア、ブレイクのショルダー部で魚探に反応が出る。 |
| ウィードもある。ここぞとばかりに、テキサスやラバジでチェックするが、一向にだめ。 |
| そこで思い切ってM君と2人でライトリグに挑戦。私はダウンショット、M君はジグヘッド。 |
| とてもではないが軽いリグを投げられる状況では無いが、ここで手を出しておかないと |
| 今日は釣れる可能性が無いと思われた。私のダウンショットも、いつもなら水深6m以上の |
| エリアでそこそこ風のある時に投じるぐらいの重さのシンカーを付けて投げるが、 |
| それでもボトムが取りにくい。ちょと浮かしてしまうと、あっという間にラインごとリグが |
| 流されてしまう。そんな悪戦苦闘をしながら、ショルダー部の魚影目がけてルアーを |
| 投じていくがこれまた一向にアタリも無し。単なる誤反応なのか。 |
| しばらく2人で粘ってみたが、相変わらず降る雨と突風を伴う強風にまたも忍耐負け。 |
| 今日最後のポイントに向かって移動。 |
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| ●14:30 浮御堂前〜名鉄跡沖 |
| 少しでも沖に出ると、白波の中で滑走などとても不可能な状況。岸になるべく近いところを |
| ゆっくりと進む。浮御堂の南側にある小さなワンドとその横にある小さな港。 |
| 港に向かうミオ筋がついている。まずはそこに船を停め、港の外にあるテトラ際やミオ筋を |
| 狙ってテキサスを投入。しかしここでも魚探に反応すら出ず。そのエリアから南に向かい、 |
| 水深2m程度のウィードエリアへ進む。岸際とウィードエリアの間に、ウィードエッジっぽい |
| ものが形成されている印象があるが、季節の進み具合の問題か、枯れ残ったウィードが |
| 引っかかるばかりで、新鮮なものがまったく無い。しかもこの場所、風が南からも北からも |
| 吹きつけ、非常に気持ち悪い状況になっている。時間と気持ちに余裕があれば、ジグヘッドの |
| スイミングも良い感じかも、などと考えるが、新たなリグを投じるという前向きな気分が出る |
| 状況では無い。結局、そのままエリをひとなめし、退散することにした。 |
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| 本当に、とにかく天候です。昨日まで春の陽気でポカポカ状態だったのがウソのようです。 |
| 雲に覆われて見えませんでしたが、途中でちょっとだけ見えた比良山は真っ白でしたので、 |
| 恐らく、比良山周辺や朽木村、湖北方面に行けば雪だったと思われます。 |
| 3月も真ん中を過ぎ、こんなにも寒く、しかも酷く荒れるなどとは想像外です。 |
| せっかく早春のビッグワンを求めて、わざわざ東京から来ていたM君も単に荒行をやり終えた |
| だけという状況で、2人ともまったくの丸ボウズでアタリも何もありませんでした。 |
| こんな状況下、一体どこに行けば魚に巡り合えたんでしょうか。 |
| 残念ながら、私はその答えを持ち合わせてませんので、今日のような迷走になるわけです。 |
| さて、あと何回琵琶湖に出撃できるか解りませんが、最後に1本、記念の魚を捕って、 |
| 遠い東の湖に移籍て行きたいと思います。 |