| 今日は、はるばる信州まで遠征です。場所は長野県木崎湖。 |
| そして、同行者はまたしてもM君。これで3週連続の同行出撃になりました。 |
| 東京在住のM君と、京都在住の私と、ちょうど真中ぐらいかな、というこで |
| 今回の信州遠征を企画しました。東京から約200km、京都からは約350km。 |
| まさに遠征というに相応しい移動距離で、前日に民宿を確保し、1泊の旅行となりました。 |
| 楽しみにしていた釣行でしたが、宿泊する夜から天候は大荒れの状態。 |
| 長野県全域に大雨洪水警報が発令されるほどの状況で、激しい雨に見舞われました。 |
| 翌朝、起きるとやはり雨。相変わらずの土砂降りです。何とか良い天候で釣りがしたいという |
| 切なる願いも空しく、ここのところ続いている悪天候での釣りが、今日もまた再来です。 |
| 風が吹き荒れておらず、雷も鳴っていなかったが幸いでしたが、意を決して宿を出ました。 |
| 宿から湖までの30分、せっかくの信州なのに、白み始めた山並みは雨の中。 |
| 山の姿すら確認することはできません。 |
| 結局、ほぼ終日雨に降られる状態で、その点では非常に辛い釣行となりました。 |
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| ●6:45 出撃 |
| レンタルボート屋に早く着いたのは良かったが、開店が7時からとあって少々休憩。 |
| 桟橋からトップウォーターなどを投げて時間をつぶす。 |
| 天候は雨。レインウェアを叩く雨は、結構激しい。 |
| やがてボートの準備もできたようで、やや早めに出撃させてもらった。 |
| 広さや地形もまったく分からない未知の湖。事前の情報では、ラージマウスとスモールマウスの |
| 双方が生息しているらしいことだけは分かっていた。ともかく場所が分からないので、 |
| 一旦、南端にあるボート屋から一番離れた北端の場所を目指してみた。 |
| ボートはチラーハンドル15馬力のエンジン着きFRP。当然、エレキも魚探も完備。 |
| 4ストのせいかさほどスピードは出ないが、ともかくフルスロットルで北端に向かった。 |
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| ●7:00 北端エリア〜西岸 |
| 小さな流れ込みのある、北端のエリアに到着。 |
| 流れ込みから50mは進入禁止だそうで、やや遠巻きに見る程度の場所に船を停める。 |
| 遠く沖合いでライズも出ているが、散発的な感じ。まずは、浅瀬に向かってトップウォーターを投じて行く。 |
| 魚探を見ると思いのほかウィードも生えていて、湖底の引っ掛かりとしては良さそうな感じ。 |
| 雨は時折強く、またしばらく弱く、という感じを繰り返して降り続いていた。 |
| 風も無く、この天候、この季節、20℃を越える水温。もうトップ以外に選択肢は無いというぐらいの感じ。 |
| それを信じて、エリアを流しながらトップをガンガン投げて行くが、一向に魚は出ない。 |
| たまりかねて、SPミノーやバイブ、スピナベを投じて行くが、これも一向に当たらない。 |
| ボート屋のおじさん曰く、今日は釣れますよぉ〜、とのことだったが、さにあらず。 |
| 何が原因なのか分からないが、見た目ほど釣りやすい状況では無さそうな感じがしてくる。 |
| エリアをやや移動し、湖の西岸、浅瀬から急に落ちているファーストブレイクを狙う。 |
| スピナベ、クランクなどを投げながら進むが、ハードルアーには一切反応無し。 |
| とにかく黙々とハードルアーを投げつづけて約3時間。時計をふと見ると10時。 |
| これは、今日の釣りはハードルアーで良い思いは出来ない、と判断。 |
| 一転してダウンショットに持ち替えることにした。 |
| M君もハードルアーには厳しい状況だと察知したようで、ダウンショットに持ち替えた。 |
| 4インチワームのダウンショットを入れてしばらくすると、明確なアタリを感知。 |
| 合わせてみるとすっぽ抜ける。これはスモールマウスに違いない。今年7月に桧原湖で味わったあの感覚。 |
| この魚をもっとキッチリ釣ろうと思えば、ワームのサイズを落とすのが一番だろう。 |
| しかし、何とかここは4インチでフッキングしようと奮闘。タイミングを見てフッキングを試みる。 |
| ようやく上がってきた1本は、35cm級のスモールマウス。スモールにしてはなかなかのサイズ。 |
| 次に、M君もダウンショットで獲物を確保するが、こちらはラージマウス。その後も二人で子バスサイズを |
| 含めて釣果を得たが、なぜか私にはスモールが多く、M君にはラージが多いという感じの釣果になった。 |
| この間も、雨は時折激しくなりながら降り続き、どこかからしみた水でレインウェアの中も濡れはじめた。 |
| そよ風程度でも相当に寒さを感じる状態となり、11時の時点で早々に一時撤退。昼休憩とした。 |
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| ●11:00 昼食休憩 |
| 湖を端から端まで走る。とは言え、エンジン付きボートで約10分程度。意外と小さい湖。 |
| ともかく逃げるようにボート屋に戻り、車に直行して早速着替え。 |
| 上半身は水を浴びたようにびしょ濡れになっていた。寒かったはずだと納得。 |
| 着替え終わって、ボート屋併設の食堂で昼食をとる事にした。 |
| 食事中も、食後も、午前の反省と釣果の良かったエリアの状況を考えながら、昼からの戦略を練る。 |
| しかしなかなか妙案が浮かばない。ボート屋のおじさんは、ラバジとキャロをやたらと奨める。 |
| ひょっとしたら、だまされたと思って投げ続けると良いことがあるのかも知れない。 |
| そんなことを何となく念頭に置きながら、昼からの部に出撃した。 |
| 雨は相変わらず降っている。やや南からの風が出てきていたが、着替えた体は温かい。 |
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| ●12:00 昼から出撃@ 東岸 |
| ボート屋を出発して、エンジンもかけずにそのままエレキで東岸側に移動。 |
| 岸からすぐにあるブレイクと、落ちたところに申し訳なさげに生えたウィードが絡むエリア。 |
| 途中にある小さなワンドまで、東岸側はそうした地形が続いている感じ。 |
| ブレイクからウィードエリアをダウンショットでチェックしていくと、ところどころでアタリがある。 |
| そのうち何回かフッキングに成功したが、上がってくるのはラージの子バスばかり。 |
| どうもこの湖、場所によってラージが寄っていたりスモールが寄っていたり、エリアによって釣れる種類が |
| 分かれているのでは無いか、と思わせる。それがこの湖の話しだけなのか、そもそも生態に差があるのか、 |
| 詳しいことは解らないが、そう思って考えると結構面白いな、と思えた。 |
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| ●14:30 昼から出撃A 西岸 |
| 南端から北に向かって東岸を釣って進み、途中のワンド状の場所まできて方向転換。 |
| そのままエレキで横切って、西岸のエリアに移動。ようやくこの頃から雨が上がり始める。 |
| 湖岸にあるキャンプ場の沖合い、まるで浚渫の跡のように凸凹の地形を発見。 |
| そこをダウンショットやテキサスを投げながらチェックしていく。 |
| そこから更に西岸に沿って北上していく。東岸の穏やかな地形に比べ、西岸はやや切り立っている感じ。 |
| 山間の自然リザーバだな、という感じ。ゴロタ石が点在する浅い場所から、一気に水深5mぐらいまで落ちる |
| ファーストブレイクを狙いながら進む。ここではM君のダウンショットが炸裂気味。 |
| しかし、やはりラージメインの釣果でなかなかサイズが伸びない。 |
| ここでボート屋のおじさんの助言に従い、M君はラバジを投入。私はテキサスをキャロにリグり直す。 |
| しばらくブレイクを狙いながらそれぞれのリグを投じていると、M君に待望のヒット。 |
| ややサイズの良さそうな引きで、上がってきたのは30cm級のラージマウス。 |
| 何とM君、これがラバジで初の釣果。しかも、私が作ってあげたオリジナルラバジでの1本。 |
| なかなか二人とも良い気分。しかし、こうなってくると40UPぐらいは触りたいと思うもの。 |
| 二人して更なる釣果を求めてルアーを投げ続けた。 |
| しかしこの場ではそれ以上目だった釣果は無く、午前中に数が釣れた北端のエリアに移動。 |
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| ●15:30 昼からの釣行B 北端 |
| 午前中に結構魚が触れた場所。湖の北岸と西岸の角っこにあたる場所。 |
| こうした湖には珍しく、やや緩やかに深くなっているようなエリア。ウィードが濃い。 |
| 着くなり、M君は2インチのワームを着けたダウンショットを投入。スモール狙い。 |
| 私は3インチや4インチのルアーでダウンショット。しばらくしてM君が釣果を得る。スモール。 |
| ここのエリアはスモールの方が多いような印象を受ける。一方私の方にはアタリも無い。 |
| ワームサイズの問題か、デザインの問題か、もしくはカラーリングの問題か、とにかく私には釣れない。 |
| しばらくして、M君も釣果を重ねているので、同じワームを着けてダウンショットを投じてみた。 |
| すると、入れた途端にアタリを感知。何度かスッポ抜けた後、ようやくフッキングできたのは、 |
| 20cm程度の子バス。ラージマウス。その後も二人でポツポツ釣果を得たが、それ以上のサイズも出ず、 |
| ボート屋の閉店時間が迫ったので、17時前に敢え無く納竿とした。 |
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| 夕方になってようやく雨は上がりましたが、なかなか辛い雨の一日でした。 |
| 後片付け後、ボート屋のすぐ近くにある公営の温泉施設で入浴、ようやく温まった感じでした。 |
| その頃になると、露天風呂から見える空には青空ものぞき、午前中までの豪雨がウソのようでした。 |
| 帰着後に桟橋で撮られた、それぞれの今日イチを持ったツーショット写真は、恥ずかしながら |
| ボート屋のHPにUPされました。 |
| 帰りはもはや夕闇も過ぎ、どっぷり夜。結局山の姿はまったく見ないままの信州1泊旅行となりました。 |
| しかし、信州は良い感じです。蕎麦は旨いし、釣りは出来るし、また行きたいと思いました。 |
| 次は野尻湖にでも行こうか、とも思いますが、それより何より、先週の釣行記にも書いた記がしますが、 |
| 本当に良い天候状況の中で釣りがしたい、と切に願う今日この頃です。。。 |