今日は2週間ぶりの琵琶湖です。今月は毎週末釣りをしていますが、琵琶湖はまだ2回目です。 |
こんな調子ですから、魚が見えているはずもなく、前回も釣りに関しては迷走状態。 |
今回も釣りは第2目的で、第1目的は夏の水遊び。泳いだり昼寝したり。 |
しかしこの遊びをしようと思うと、キレイな水を求めて、そこそこ北に走る必要があります。 |
湖南のそれらしいウィードエリアに行けば少なくとも子バスを触れる自信はありますが、 |
今日もあわよくばトップで釣果を狙いつつ、泳いで遊べる湖北へ迷い無く船を進めました。 |
今日の天気予報は晴れ時々曇り、午後は所によって雷雨。ここのところ夕立が続いています。 |
雲の様子と雷の音に細心の注意を払いつつの釣行となりました。 |
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●7:15 出撃 |
マリーナ前のワンドを進む。ウィードがやや濃くなってきたかも知れない。 |
水温は既に28℃以上はある。実はこのワンドでトップを投げれば遊べるかも知れない。 |
しかし、いつもながら我がワンド前ではどうも釣る気にならず、そのままワンドを出た。 |
ペラへのウィードの絡みをチェックして、いよいよスタート。 |
水遊びの場所を目指して一気に北上。夏の私なりのポイントを目指した。 |
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●7:45 安曇川河口の漁港前 |
直線距離でどれぐらいあるのか分からないが、マリーナを離岸してから30分、マリーナ前のワンドを出て、 |
滑走を開始してから約20分。時速約50マイルの、比較的安定したクルージングで一直線に走って来た。 |
波は多少出ているものの滑走にはほぼ問題ない状態で、凪ぎだと言える。 |
安曇川の南流と北流の、それぞれの河口の間に位置する小さな漁港の沖。水深3mぐらいまでの |
比較的緩やかな地形がウィードエリアで、その沖は一気に水深20mぐらいまで落ちている。 |
現場に着くと北からの波が打ち寄せていて、トップウォーターという感じでは無い。 |
水深5mぐらいの場所に船を止め、3/4ozのスピナベなどを投じながら、浅い方に向かって進む。 |
やはり、湖南と同じく、ここでもウィードが通常どおりに生えていない、とい印象を受ける。 |
いつもなら水深1mぐらいの浅い場所にヒシ藻などがびっしり生えているのだが、そんなものの姿もない。 |
水中に立っているのは枯れて腐ったウィード。クリアな水の中では、ベイトの群れが悠然と泳いでいた。 |
朝イチは曇りだったが徐々に晴れ出す。このあたりで重要な忘れ物をしたことに気付く。日焼け止め。 |
この季節の必需品だが、昨晩準備をした段階で完全に意識から欠落していた。今までの下焼きもあるので、 |
さほどひどくはならないだろうと想像し、今日は炎天下にさらされる覚悟を決めた。 |
覚悟が決まれば後は釣果。ミノー、クランク、テキサスなどを投げつづけたが一切アタらず、魚探も沈黙。 |
炎天下でジリジリとした時間だけが過ぎて行く。たまりかねてダウンショットをリグり、 |
とりあえず1本獲ろうと、ちょとだけ投じてみたが、これもまったく反応無し。 |
やがて風が穏やかになり、波もほとんど無くなった。 |
すると、沖合いの取水塔付近で時折ベイトが水面を逃げ回っているのが見える。 |
その辺りめがけて小さめのトップウォーターやSPミノーなどを投じて見るが反応無し。 |
トップで遊ぼうと思ったが、なかなかそう簡単には行かず、結局魚も触れないまま移動。 |
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●11:00 大溝沖 |
ここもいつもなら岸からビッシリとウィードが生え、水深4mぐらいのところに明確な |
ウィードエッジができるエリア。その沖、水深5mぐらいのところにアンカーを打ってビバークするのが |
私の常だったが、今年はそのウィードが無い。岸に近づいても、立ち枯れて腐ったウィードが点在するのみ。 |
水深3mぐらいのところから沖は、魚探で見る限り不毛の地となっていた。今日はビバークする前に |
ちょっと竿を出してみたが、やはり不毛の地に生命感は無く、早々に泳ぎ&昼寝タイムに突入した。 |
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●13:45 ラフォーレ前 |
13:00頃に目覚め、ゆっくり片づけ&もうひと泳ぎしてから一気に南下してきた。 |
今日は午後からもさほど波も出ず、本当に珍しく凪ぎの時間が長い。 |
何の苦も無く一直線にポイントに入った。ここもやはりいつもよりウィードが少ない。 |
いつもこの季節に狙うのは、水深5m付近にあるウィードパッチ。ウィードに引っ掛かるかどうかぐらいを |
バイブかクランクで流したり、水深4mぐらいまでをダウンショットでチェックしたりしている。 |
しかし、ウィードエッジらしきものは水深2.5mぐらいのところにあり、浅瀬でも水面までは伸びていない。 |
深い方でも水深4.5mより深い場所では、魚探にウィードらしきものはほとんど映らない。 |
かろうじて背の低いものが生えている程度と思われる。 |
そして、良く見ると、一番私が釣れると思っている場所に漁師さんの仕掛けが点々と投入されていた。 |
仕方なく、その仕掛け(一直線に入っている)と平行に船を進めながら、エリアのチェックをする。 |
北からの風が段々と強くなり始め、水が動き出したな、という印象。風に流されて北から南へ、深い所から |
浅い所に向かって流されつつダウンショットを投入。30cm級を3本〜4本上げたがサイズが伸びない。 |
ウィードの濃い水深2.5m以浅のエリアまで流されたので、今度は風に向かいつつ、クランクや |
スピナベを投げながら元の水深4.5m付近まで戻る。このれを2往復ほどやったが、一向にサイズは伸びず、 |
しかも釣果はダウンショットでのみ。なかなか渋い状態なのか、それともこれが夏の釣果なのか。 |
残りの時間、別のポイントをチェックするために更に南に向かった。 |
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●15:00 アクティバはるか沖 |
木の浜に入ろうかと思ったが今年はどうも釣果が良く無いので、まったく別のエリアに入ってみた。 |
いつもの年なら水面近くにまでウィードヘッドがせり出し、場所によっては船も入れないぐらいになるのだが、 |
やはりここもウィードはさほど伸びていない。水深4m程度のエリアで、ウィードヘッドまでは水深2m前後と |
いったところか。まずは風上に船を止め、そこから風に流されながらダウンショットの糸を垂らす。 |
ラフォーレ前ほどの魚影の濃さは感じないが、激しいギルアタリを感じながら、タマに25cm級が上がる。 |
しかし、一定のエリアに固まっている感じで、生命感がまったく無い場所も結構ある。 |
しばらく流されているとギルアタリも全然なくなってしまったので、また風に向かって戻りながら、 |
ウィードヘッドを通すイメージでクランクやスピナベを投げて進む。しかしアタリは無い。 |
どうもハードルアーを追いかけるほどガッツのある魚は居ないようだ。 |
そこそこ戻ってまた流されながらダウンショットを投入すると、ポツポツと釣れる。 |
やっと35cm級を1本釣ったが、これがMAX。どうしてもサイズが伸びない。 |
大きな魚はどこに行ってしまったのか、と考えていると、比叡山の方向に真っ黒な雲を確認。 |
低音の雷鳴が聞こえ、稲光も見える。いよいよヤバイかな、と思っていると、途中峠の方角でも稲光が見えた。 |
これは後30分もするとここにやってくるかも知れない、と判断。 |
時刻も16:00になったので、早々に道具を片付け、マリーナへ向かった。 |
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夏休みながら平日と言うこともあってか、マリーナから出撃したのは私ともう1艇だけ。 |
この時刻、もう1艇は既に撤収した後で、私のためだけにマリーナが営業している状態でした。 |
マリーナに着いて、迫り来る雷雲を見ながら汗びっしょりで必死に片づけをしました。 |
最後、ボートにカバーをかけるかどうかと言うところで、大粒の雨がポツポツ落ち始めましたが、 |
そこからなかなか一気には降り出さず、片づけと料金精算を終えてマリーナを出発した後、 |
ようやくバケツをひっくり返したような雨が降り出しました。 |
私は車の中で、雨に降られずに片づけ終えたことにホッとしながら、今日釣った魚の本数を |
思い出そうとしていましたが、夏の数釣りは、何故かちゃんと本数を覚えてられません。 |
いや、覚える気が無いのかも知れません。多分、10本以上は釣ってると思うのですが。。。 |
まぁ、正味午後から半日での釣果ですから、2ケタ行けば良しとしましょう。 |
日焼け止めも無しで、1日釣り&昼寝をしていた割には、意外とツライ状態ではありませんでした。 |
やはり、既に何回か日焼け対策を打ちながら、炎天下で遊んだ効果が出ているのでしょうか。 |
そうそう、マリーナの方とウィードが少ないですね、という話をしたのですが、その方曰く、 |
一説には4年に1回ぐらい、ウィードが妙に少ない年があるそうです。 |
少ないというより、昨年の立ち枯れて腐った古いウィードが残っているために、新しいものが |
生えて来ない、ということらしいです。なるほど、今年の琵琶湖はそんな様子かも知れません。 |
4年周期と言えば、今年はオリンピックの年です。果たして次のオリンピックの年、今年と同じように |
ウィードの少ない琵琶湖になっているでしょうか。ちょっと覚えておくと面白いかも知れませんね。 |