2004.6.26(土) タフる=迷走 【 プライベート 】

 
 
 

今日は久々の琵琶湖。丸3週間ぶりです。
6今月の頭まで、かなりコンスタントに出撃していたせいもあるのでしょうが、
何だか浦島太郎状態というか、頭の中のエリア情報は完全に過去のものです。
そんな感じでしたから、今日は魚を獲ることよりもエリアの状況把握に走り回る方を
メインとするつもりでの釣行となりました。
天候は曇り時々雨。午後からは薄日も差しましたが、さほど暑くはなりませんでした。
風は場所と時間によってあっちからもこっちからも吹いて「舞っている」感じでしたが、
さほど強く吹くことも無く、むしろもう少し水を動かすために風が欲しいぐらいでした。

●7:00  出撃
小雨がパラつく天候の中、ボートを湖上へ進めた。まだ雨具は未装着。
思っていたほど蒸し暑さも無く、人間的に比較的釣りやすそうな天候という印象。
しかし湖上に船を進めて見ると、やはり先日の台風や雨の影響からか、水が濁り気味。
船が通った跡が、水面に白い泡となってクッキリと残っている。水質も良くない。
水温計を見ると23℃前後。この水温でこの水質。タフった夏の朝を彷彿とさせる。
だとすると、浅瀬のウィードが密集しているマリーナ前のワンド辺りで
トップウォーターや小さめのSPミノーやクランクで釣れるのでは?と想像。
しかしやはり出撃すると船を走らせたいもの。一気に南を目指す。
2週間前まで結構楽しい思いをしたエリアに、チェックに向かうことにした。

●7:15  プリンス前
先月の終わりぐらいから、結構楽しい思いをさせてくれたエリア。
今日は沖側(北側)に船を止めて、そこからエレキでエリアに侵入。
風は浜大津港の方向から吹いている。方角で言うと西南西ぐらいか。
船を止めたエリアは水深4m弱。目指すエリアとほぼ同じ水深。
最初は巻物から。スピナベを投じているとものの数投で1本目がヒット。
しかしサイズは20cm級。しかもその後が全然続かない。
ボートの後には白い泡。水質が思いの他悪いという印象は変わらない。
スピナベからバイブに持ち替え、目指すエリアに向かってブンブン投げながら進む。
その後アタリが無いままエリアに到着。このエリアではずっとテキサスが良かったので
今日も早速テキサスを投入。しばらく投げ込んでいたがまたくアタリは無し。
たまりかねて、最近では珍しく早々にダウンショットを投入。
しかし、ギルアタックすらほとんど感知せず。
間違っているのは、エリアか水深か。いずれにしてもまったく生命感は無い。
近くに居たゴムボートが40cm級を上げていた。やはり腕の問題か。しかし、結果として
今日1日で他船が魚を釣っている姿を確認したのは、この1回限りだった。
私も是非1本、と思って粘り続けたが、結局釣果が上がらないまま移動。

●10:30  北山田
北山田の沖、水深は4m。そのエリアからディープホール(DH)の沖合い、
同じような深さが続くエリア。所々にウィードがかたまりとなって生えている感じ。
実は、確固たる想いがあったわけでは無く、船がたくさん寄っていたので
それに誘われるように私も集団の仲間に加わって見た、という感じ。
ここでもまず巻物を何種類か投入。その後SPミノーを投入していく。
しかし一切アタリは無し。今日はハードルアーでは厳しいのかも知れない。
何故なら、やはり水は総じて良くない気がするから。他の条件は決して悪くないと思う
のだが、水は白っぽく濁り、船の後には白い泡が結構続いている。それだけが悪い感じ。
ならワームで1本と、タックルをテキサスに持ち替え、湖底をポンピングで這わして来る。
なかなかアタリも出ないが、黙々と続けて見た。
帰帆島の北側水路のはるか沖辺りで、妙にギルアタリが集中するエリアを発見。
気合を入れてその時を待っていたら、果たして、コツンという軽いアタリを感知。
アワセを入れて釣り上げて見ると、ゲッソリ痩せた40UP。
いかにも「産卵、終わりました」という感じのペシャンコの腹になっていた。
その後、穏やかな北風に流されながらDHの沖合い辺りまで流された。
DHの沖合いでもやや船団気味になっているエリアがあり、そこに紛れ込んだ。
本当に魚が居るのかどうか確かめたくて、船団の中でダウンショットを投入。
確かにギルアタックは激しい。そのうち、25cm級の子バスが上がったが、それのみ。
場がスレているのか、船団になっているのが何かの間違いなのか、とにかく釣れない。
あまりの間延び具合に眠気が襲ってくる。これは場を変えるべきだと判断。早速移動。

●12:30  アクティバはるか沖
どこへ向かおうかあまり決めていなかったが、何となく船を止めて見た。
もう少し暑くなった方が良いような感じがするが、果たしてどうかな、と思い、
エンジンでやや流しながら魚探をあてて見る。アラームはあまり鳴らない。
果たして良い魚が獲れるのかどうか、やや水深があり過ぎる気がするのも事実。
そうこう思っている間に、またも睡魔に襲われる。もう限界。
そのままエンジンを止め、30分以上、コンソールに座ったまま昼寝慣行。
ふと我に返り、気を取り直して木の浜の1号放水路沖を目指して走り出した。
結局、このポイントでは竿は出さず。

●13:30  木の浜
1号放水路沖〜2号放水路沖。穏やかな北風でなかなか良さげな感じがするのだが、
何故か今年の木の浜では全然良い思いをしていない。タイミングの問題か。
今日も水深4m弱のエリアに船をつける。最初はスピナベなどを投入して見るが、
今日はやはり釣れる気がせず、早々にテキサスを投入。しかしまったく反応なし。
しばらくしてダウンショットに持ち替えたが、一瞬アタリの集中するエリアがあったが
どうもギルアタック。その後は同じような水深でも、ギルアタリすらまったく感知せず。
一体どうしたのかと疑いたくなる不思議な状況。恐らく釣れる人は釣れているだろうから、
私の釣りに何か問題があるに違いない。しかしそれがまったく解らない。
少々行ったり来たりしてみたが、結局このポイントでは釣果は得られず。

●14:45  浮御堂沖〜名鉄ホテル跡沖
恐らく漁礁跡だと思うが、どうも船が集まりがちな一角がある。
その辺りに船を進めて見ると、確かにギルアタリの嵐。生命感を得られる安心感がある。
しかしまったくもってバスの辺りは感知できない。
ポイントを移しても、悶々と不毛の時間が過ぎる。穏やかな北風に流されながら
名鉄ホテル跡沖あたりまで流されてみた。しかし、途中ではほとんどアタリも無し。
エリに近づき過ぎないように、やや風に逆らいながら辺り一帯をダウンショットで探る。
果たして私に釣れる魚は居るのか。そんなことを考えてたら、スッとワームが引き込まれた。
久々にスピニングでまずまずのサイズに遭遇した感じ。ドラグを調整しながら取り込む。
サイズは40cmちょい。本日2本目の40cm級。
しかし、同じような場所でも後がまったく続かず。いわゆる交通事故だったのか。
いずれにしても、ようやくワームをねじ込んで、ようやく1本を釣ったという印象。
その後追加も無く、雨が上がっているうちに船を片付けるべく、本日納竿とした。

何だか、急にタフな琵琶湖に戻ってしまった気がします。おかげで全然場所のデータが無く、
気持ちの上ではかなり迷走状態になってしまった釣行でした。
マリーナの方の話によりますと、台風がやってきた月曜日以後、爆釣の状態が2日間続き、
その後また急激に釣れなくなってしまったとのことでした。しかし、マリーナ前のワンドでは
ランカーが何本か上がっているそうで、ウチのマリーナ前は相当に良い感じらしいです。
やはり自分のマリーナの前ではなかなか釣りをしないもので、何となく雰囲気は解っていても
結局今日も全然そこで釣りはしませんでした。
今日は結局予報に反して、午前中にはやや雨が降ったものの、午後からはほとんど降らず。
時折パラパラ降っていましたが、露出していた部分が薄っすら日焼けするほどの天気でした。
しかし北からの風が比較的冷たく、Tシャツの上にレインウェアを着てちょうど良いぐらい。
今年の夏は猛暑になるという予報が出ているそうですが、湖上に出ている感じからすると
今のところは全然気温が上がらない状態が続いているような気がします。

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