| 今日は、会社のF先輩を伴っての出撃です。 |
| 中国地方出身のF先輩、昨年関西に人事異動でやって来られたんですが、広島に居られた頃に、 |
| 何度か釣行したことがおありとのこと。しかし、「バスをルアーで釣る」ことはできなかった |
| らしく、そんなことをお聞きして、私としても黙っているワケには行かない所です。 |
| そんなことで、本日の釣行となりました。 |
| 天候は曇り時々晴れ。予報では午後から雨だったのですが、ほとんど降らず。 |
| 結局日焼け止めを塗り直すほどの天気になりました。 |
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| ●7:00 出撃 |
| 大阪までF先輩を迎えに行き、6:30頃にマリーナに到着した。思ったよりも車が少ない。 |
| これは、湖上も空いていると予測。湖上に船を進めて見ると、水温は22℃程度。 |
| なかなかやる気の出る水温だと思うが、水面に細かいゴミのようなものが確認できる。 |
| 一言で言うと水質が悪い、そんな印象を受ける。急に寒い日があった訳でも無く、 |
| 冷たい雨が大量に降ったことも無く、この1週間は比較的安定していたはずだが、先週とあまり |
| 変わらず、白っぽい泡がボートの後に残る。一体どうしたのか。 |
| 急に温かく、むしろ熱くなったというぐらいの好天だったが、それが何らかの影響を及ぼして |
| いるのか。疑問符が頭に一杯の状態で、とりあえず南を目指して見た。 |
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| ●7:15 におの浜 |
| マリーナから滑走中、大量の鯉の死骸を確認。ここにおの浜の沖合いでも何体も死骸が |
| 浮いているのが確認できる。流石に近づくと臭う。昨今ニュースになっている鯉ヘルペスの |
| 影響かと思われた。水が流れていればそんなに水質は悪くない、というイメージを信じて |
| 入ったが、やはり水面には細かいゴミのようなものが漂い、エレキを踏んで進むが |
| 船が通った跡がはっきり解るほどに、白い泡が残っている。 |
| 先般の大雨の後とさほど変わらない水質である、と理解。これはツライ。 |
| いつものミオ筋でバイブから投げ始め、スピナベに変更。しばらくして私のスピナベに |
| ヒットが出て、ジャンプ一発、45cmほどの魚体が宙を舞った後、ラインテンションが |
| 無くなった。バレた。しかし、この1本を見て、F先輩も人生初バスに向けて俄然気合が入る。 |
| 私と同じく、スピナベをリグり、スローで巻き始めた。プリンス側の白取水塔の方へ船を |
| 進める。私は引き続いてスピナベを多投。しばらくして、またも私にヒット。 |
| ウィードに絡んで異様に重くなってしまい、必死に上げたが、魚のサイズは30cm級。 |
| ウィードの重さがほとんどであることは解っていたものの、ちょっと拍子抜けの感じ。 |
| そのまま白取水塔まで進み、私は一昨日購入したばかりのニューロッドを投入。 |
| 3/8ozラバジをセットし、取水塔をチェック。なかなか良い感じ。しかし、魚は出ず。 |
| バックラなどしてゴチャゴチャしてしまうので、着けるリールを少々考える必要がある、という |
| 結論に達してラバジ終了。再び、クランクとスピナベの巻物にチェンジして、プリンス前を目指す。 |
| 取水塔を離れてしばらくして、F先輩の竿が曲がった。ずっと1/4ozスピナベをスピニングで |
| 投げておられたが、それが功奏。F先輩人生初バスは、30cm級。大きくは無いが立派な釣果。 |
| しかし、後が続かない。私にもヒットは出ず、プリンス前で少々糸を垂れて、移動。 |
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| ●9:00 北山田 |
| 様子を見に行った、という感じ。まばらながら船も点々と見える。しかし、水は相変わらず。湖南の |
| 全域がこの状況なのかも知れない。鯉の死骸もそこここに浮いていて、気分の良いものでは無い。 |
| F先輩はグラブのスプリットショットに変更。私はSPシャッドを投じる。 |
| 私の方にはまったくアタリも無いが、F先輩のグラブは尻尾が無くなって来る。ギルか、 |
| 針までは食べきれないサイズのバスか、そんな感じがする。私はまだ敢えてここではライトリグを |
| 投入せず、ハード系で押して行くが、スピナベのブレードにすらアタリを感知しない状態。 |
| やがてF先輩のグラブにも反応が無くなったとのことで、昼食場所のことも考えて湖西に移動。 |
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| ●10:00 自衛隊前 |
| 自衛隊の岬北側にあるワンドの沖に船をつけた。先般出撃した際、ワンド北側の浅瀬の部分を中心に |
| 大船団になっていたが、今日はほとんど船は見えず。私が船をつけた場所はレンタルが2艇のみ。 |
| 様子を見るべく、私はスピナベから入る。F先輩はスプリットショットを投入。 |
| 私の方はまったく反応も無いが、F先輩のグラブはまた尻尾が無くなる。グラブの色を変えたり、 |
| シュリンプを付けてみたりと、F先輩も試行錯誤。 |
| こんな時、やはりアタリがあった方が楽しいので、私もいよいよダウンショットを投入。 |
| ダウンショットを投入した途端、激しいギルアタックを感知。 |
| この辺りから、それまで穏やかな北風だったものが、ややきつい南風に変わった。 |
| この変化があって、ギルアタックの中にバスのヒットが混ざり始める。 |
| 私が子バスを2本ぐらい上げた頃、F先輩のロッドが激しく曲がった。明らかに40UP。 |
| ボートの下に入ろうとする気合が大物を予感させる。ドラグ調節を指南しようと、私のダウンショットを |
| 巻き上げて見ると、何と私の方にも30cm級がヒットして来た。早く取り込もうとして必死に |
| 巻き上げるが、私が魚を取ったところで、F先輩のラインテンションが無くなった。 |
| 痛恨のラインブレイク。まさかダブルヒットが来るとは思いもよらず、非常にもったいないことを |
| してしまった。その後、気を取り直して私が25cm〜40cm級を3本ほど追加。 |
| F先輩もグラブのスプリットショットで25cm級を追加。まだまだ釣れそうだったが、 |
| 午後から雨になると上陸したりするのが面倒なので、まだ晴れている内に食事をとることにした。 |
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| ●11:00〜12:00 休憩 |
| アングラーズインに上陸して昼食。。。。までは良かったのだが、離岸して滑走を始める前、 |
| バウアイからロープを外そうとした瞬間、シャツの胸ポケットに入れていた携帯がポロッと水中へ!! |
| これで琵琶湖に献上した携帯は2台目になった。F先輩の初バスの写真は、携帯と伴に湖底へ。 |
| F先輩、スイマセン。。。 |
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| ●12:30 木の浜 |
| 佐川体育館前辺りを、南から北に向かって流される。水はやはりあまり良くは無さそう。 |
| 水面に白い泡が残る。水深3.5m〜4mのエリア。先般は多少なりとも生命感があった。 |
| 私は底を這う系の、テキサスやラバジを投入する。F先輩はスプリット。 |
| しかし、魚探はタマに鳴るものの、まったくアタリも出ず。 |
| 完全にスイッチオフになった感じで、生命感がまったく無い。 |
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| ●13:30 鮎屋前 |
| 湖南より更に広い琵琶湖を体感して頂こうと、琵琶湖大橋をくぐって北へ。先般、水が濁っていて |
| キャストもせずに通過した鮎屋前へ入った。岸に近いブレイク辺りに船をとめ、魚探を当てる。 |
| 映る影を見る限り、底にはほとんどウィードも生えていない感じ。ルアーを投げても新鮮なウィードは |
| まったく引っ掛からない。そのまま更に浅い所へ船を進め、葦原周りの浅いエリアをチェック。 |
| F先輩はスピナベで、私はテキサスとラバジで。しかし、アタリも何も無く、悶々と時間が過ぎる。 |
| 水は湖南ほど悪く無かったが、魚探も鳴らず、ウィードも無いでは、気合を持続するのも難しい。 |
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| ●14:15 浮御堂沖 |
| 湖南に戻った。浮御堂のやや北側あたりから釣り始め、北から南へ進む。 |
| 最初に入った場所で、私のダウンショットに激しいギルアタックを感知。2本ほど子バスを上げたが、 |
| その後が続かない。徐々に移動して行くにつれギルのアタリも無くなり、沈黙状態となってしまった。 |
| 水深も水温も、底の状況もほとんど同じに見えるのだが、何が違うのか。 |
| アタリの出る場所とそうで無い場所が、明らかに分かれている感じがする。 |
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| ●15:15 烏丸半島沖〜下物沖浚渫跡 |
| 本日最後の魚を触ろうと、ここのところ大船団になているエリアへ行って見る。 |
| 烏丸半島のまっすぐ沖から南のエリア。下物の沖の浚渫跡。起伏に富んだ地形が魚探に映し出される。 |
| 山状の所は枯れたウィードやトロロ系に占拠されているが、やや浅い穴の底部からは、感じの良さそうな |
| ウィードが引っかかって来る。しかし、ルアーを投じてもやはりハード系には何ら反応は無く、 |
| ダウンショットに極まれにアタリが出る程度。しかも乗らない。 |
| F先輩のスプリットショットも、アタリが出るものの乗らない状態らしい。 |
| やがて時間がどんどん無くなってマリーナの閉門時間が迫る。時間が経てば経つほど、アタリもどんどん |
| 少なくなって行く感じ。いよいよマリーナの帰着時刻となり、本日の釣行を終了した。 |
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| 原因が分からないまま、水面を覆い尽くす細かいゴミのようなものに悩まされました。 |
| 水門が閉じているのか、とりあえず水質が悪いという印象でした。 |
| はっきり言って、私の感覚としては、釣果は厳しい方だったと思います。 |
| しかしそんな中、F先輩が(ルアーでの)人生初バスを釣られ、しかも2本の釣果とは、初ボートで |
| 何の指南も受けずに釣られたにしては、今日の湖の状況からしてかなり立派です。船頭としても |
| その点は結構満足なんですが、ラインブレイクで逃してしまった1本が、後々悔やまれます。 |
| 次の機会には、是非40UPを釣って帰って頂きたいと思います。 |
| それにしても、湖南では至る所に鯉の死骸が浮いています。気をつけないとボートで衝突してしまいそう |
| なんですが、恐らく魚体が腐っているでしょうから、あちらが木っ端微塵になると思います。 |
| でも、想像したく無いですよね。。。 |
| ここしばらくは、ちょっと気をつけて操船しないといけなそうです。 |