今日もまたまた琵琶湖に出撃です。ここのところ、本当にコンスタントに週1回出撃している感じです。 |
かつて黙々とトーナメントに参戦していた頃のペースとほぼ同じです。 |
しかし、正直なかなか釣果がついてきていなかったのですが、ここに来て一気に釣果も春に突入です。 |
今日もまた、こーちんさんにお会いしました。これで多分3週連続です。同じマリーナでもここまで日程が |
重なるのは珍しいです。今日気になっているポイントの話をお互いにして、健闘を誓い合い、 |
ちっとも暖かくならないことを嘆きつつ、準備ができていたこーちんさんは早々に出撃して行かれました。 |
私も準備を早く済ませ、何とか釣果を求めて出撃。もうこーちん艇の姿はありませんでした。 |
今日の天候は曇り時々晴れ。昼過ぎからは厚い雲が垂れ込め、時折雨の落ちていました。 |
それより何より、ほぼ終日強い南風が吹きつけ、湖南は大荒れの状態でした。 |
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●8:15 出撃 |
風が強い。地上での風向きは西から。予報では北西の風が強いとのことだった。 |
しかし、マリーナ前ワンドを出て見ると、風は南からかなり強く吹き付けている。波も高い。 |
大橋料金所東詰めの様子を見に行きたかったのだが、この風では釣りにならないと判断し、南へ向かった。 |
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●8:30 雄琴(水温:11.5℃程度) |
南へ向かおうにも、波が高くて面倒くさくなってきたので、近場へ立ち寄った。 |
ちょうど岬で風裏にもなるので、港の出入り口のやや北側に場所を確保。 |
バイブをブンブン投げながら、南の岬に向かってゆっくり進む。 |
数分ぐらいたった頃、バイブに生命感のある重さを感知。上げて見ると30cm級のバス。 |
風向きや水温はイマイチの状況だが、これで釣れるなら今日は凄いことになるかも、と勝手に憶測。 |
そこへこーちんさんがやって来られた。木の浜に行ったらしいが、水が濁りまくっていたとのこと。 |
その後、それぞれ雄琴周辺で釣りを続けた。二人ともミオ筋付近をウロウロと釣り歩く。 |
しかし、少なくとも私には一切反応も無く、強風にあおられる厳しい時間が過ぎる。 |
やがてこーちんさんが移動して行かれた。しばらくして、私も辛抱たまらず移動。 |
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●9:30 鐘化前(水温:12℃〜12.5℃程度) |
北から南に向かってゆっくりとポイントに入る。鐘化ワンドの入り口辺りにこーちん艇を確認。 |
先日も「鐘化が良いらしいですよぉ〜」と言っておられたが、あそこなのかな、と思いながら進む。 |
私は鐘化の前、水中岬の辺りに船を着ける。水中岬のブレイクからやや深い辺りを狙う。 |
バイブやクランクなど巻物を中心に釣っていくが、ルアーに反応は無い。 |
周囲に何艇か船が居て、皆スピニングでネチネチやっているようだったが、釣れているふうは無い。 |
やはり沖合いは辛いのかな、と思いつつ、いつもの場所ではあるが本日の風裏を目指して移動。 |
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●10:30 におの浜沖(水温:12℃程度) |
アヤハディオ前のミオ筋、特にシャロー側には既に何艇か張り付いている。 |
今日はあえてミオ筋内は釣らず、その東側からプリンス前に向かって船を流す。 |
今日の強い南風だとちょうど風裏になる場所なのだが、どこからか風が回っているようで、 |
マンションの前辺りでは東からの風が吹いている状況。やはりやや強い。 |
マンション前からプリンスホテルぐらいまで、鯉釣りの方が何本も竿を立てておられたので |
シャローには近づけず、水深3m〜3.5mぐらいを、バイブを投げながら進む。 |
途中、取水塔に貼りついてラバジを打ちながら2周ぐらいしてみた。 |
しかしなかなかヒットも無く、また巻物に持ち替えて船を東に進める。 |
プリンス前やや西よりのx流れ出し付近までたどり着いあたりで、誤反応かも知れないが、 |
それまでに比べて魚探が頻繁に鳴り出した。それでも全然ルアーにヒットが無いので、 |
強い風にあおられることを考慮し、シンカーをいつもより重めにして、ダウショットを投入。 |
数投目、コツンと明確なアタリを感知。すばやくアワセるとロッドの穂先が引き込まれた。 |
久々に手応えのあるアタリで、ドラグを調整しながら慎重に巻き上げる。 |
ネットを出してスタンバイすることもできず、そのままハンドランディング。 |
今年に入って初の40UPをゲットした。 |
この場所とダウンショット、という取り合わせが良いのかも、と勝手に想像し、 |
すかさずそのままリグを整えてまたすぐ投げ入れた。すると連続でヒット。 |
今度は先ほどでは無いが、35cm級。2投続けてのヒットも、今年初。 |
ここでこーちん艇がまたも登場。果たして私の釣った姿をご覧になったかどうか不明だが、 |
軽く手を挙げて挨拶をされ、船を止めてから西の方へ向かって釣り進んで行かれた。一方私は、 |
また続けて、と思ってルアーを投じたが、そう簡単には行かない。その後アタリは止まった。 |
この季節、水温もなかなか上がらない中で40UPを含む3本を既に獲り、しかも |
うち1本は巻物で釣っているので私としては充分に満足なのだが、時間がまだまだある。 |
飽きるまでもうちょっとやってみよう、と思って場所を移すことにした。 |
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●12:00 自衛隊前(水温:12℃程度) |
自衛隊の岬あたりに入る。先日までは大船団になっていたのだが、今日は誰も居ない。 |
変わりにワンドの奥の方が船団になっていた。やはりオープンの場所は波風が辛い。 |
2週間ほどまえの釣行で、ワンドの奥に良いウィードが生えているのを発見していたが、 |
いよいよそこで釣れ出したのかも、と思い、辛い外側を捨てて中に移動。 |
バイブではトロロ藻がいっぱい掛かるので、スピナベを投げて進む。 |
目的のエリアにたどり着いたが、時折子バスをあげている姿が見える。 |
しかし皆ワーム系でやっているようで、ベイトタックルを持っている人はほとんど居ない。 |
私はここで敢えてスピナベを投げつづけた。しかしアタリは無し。 |
船団も人が多くてうっとおしいので、湖西側のポイントを北上していくつもりで移動。 |
アングラーズインを越えて鳥居前へ入った。 |
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●12:30 鳥居前(水温:11.5℃程度) |
ここは流石に船団にはなっていないが、すでに2艇ほど船が入っている。 |
仕方なく、ワンド内の比較的フラットなエリア、水深2.5メートル付近を流す。 |
バイブをブンブン投げながら進むが、やはりアタリは何も無い。 |
他の船が移動してシャローが若干空いたので、すかさず入り込んでラバジを打つ。 |
岸際のド・シャローから葦際を狙ってどんどん打ち込んで行くが、一向に反応は無い。 |
入れ替わってまた別の船がやってきたので、私も次の場所へ移動。 |
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●13:30 鐘化ワンド(水温:12.5℃〜13℃程度) |
鐘化に戻って来た。朝には水中岬の辺りを釣っていたが、今度はワンドの中。 |
鐘化工場側からエリの内側を通り、砂利集積場のミオ筋に向かって進む。 |
エリの内側あたりは既に船団になっていて、その間に割って入るようなイメージ。 |
最初はスピナベを投げていたが、水中でストップさせる動きをしていない気がして、 |
何となく赤い色のSPミノーを思い出し、リグってみた。 |
投げて見ると、ちょうどウィードの表面を進んできているような感じで、 |
ルアーが一番深くに達した時にようやくウィードの中に突っ込むぐらいの感覚。 |
この感じを信じ、ウィードのツラをミノーが這うようにイメージしながら、トゥイッチを繰り返す。 |
引っ掛かったらその場でポーズを入れたり、竿を立ててゆっくり浮かして見たり。 |
何度か投げて、トゥイッチのストップからアクションに移ろうとした瞬間、ビクン!というアタリを感知。 |
すかさずアワセを入れると早くもドラグが滑り出した。 |
そんなにゆるく設定していたつもりは無いのだが、ラインが引き出されて行く。 |
テンションを保ちながらドラグを調整しつつ、だましだまし巻いてくる。 |
一瞬、水中で魚が翻った。デカイ。腹の白さがデカさを物語っていた。 |
水面近くまで来て、またウィードの中へ突っ込もうとする。 |
もうドラグはリールに任せておいて、ロッドを両手で持っている状態。重い。 |
先ほどの40UPもそうだったが、もうネットを準備する余裕など無く、 |
某将軍様のようにデッキに寝転びながらハンドランディング。 |
最近、この寝転んでのランディングは、決して格好だけでは無く、ネットが無い場合、実は意外と楽に |
魚が獲れる方法だというのに気付いて、結構やっている。私は右手でロッドを持っているので |
ランディングは左手だが、かなりの重さに一瞬本気で左腕に力が入った気がした。 |
長さを見ても50cmはギリギリ越えている感じ。腹も大きい。まだ卵を持っている。 |
ふと周囲に目をやると、船団を形成している船が皆私の方を見ていた。 |
私もいつもは周りから眺めている側だが、いざ見られる立場になると気恥ずかしい。 |
これが私の今年初のランカー。 |
その後、SPミノーを結び直して2本目を狙って進んだが、追加は出なかった。 |
もうこれだけ釣ったので、この季節の私としてはかなりの上出来。 |
釣りはもうしなくても良いと思い、水温と状況の確認に走り回って見ることにした。 |
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●14:15 雄琴(水温:11.5℃程度) |
時間が経って水温が上がっているのではないかと思い、朝の場所にもう一度入って見た。 |
しかし、水温はほとんど変化無し。船の数は午前中より減ってしまった。 |
もっとも、風は一向に止まないので、アルミ艇などは引き揚げてしまったのかも知れない。 |
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●14:45 名鉄跡地前(水温:11.5℃程度) |
比較的沖合い。水深3.5m付近をウロウロしてみたが、水温は低い、という印象。 |
船もシャロー側に数艇いる程度でほとんど姿が見えない。 |
もう少し浅いところでないといけないのかな、と思うが、ここのエリア、もう少し浅くなると |
大量のウィードが抜け残っていて釣りづらい状況になっている。 |
投げるルアーや狙いに工夫が必要なのかも知れない。 |
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●15:15 大橋料金所東詰め(12.0℃程度) |
やはり浅い場所は多少暖まっている感じ。しかし、水が悪く、生命感はまったく感じられない。 |
もっとも、今日朝からずっと風が吹きつけ、波が押し寄せていたはずなので仕方ない。 |
水は茶色く濁り、ウィードの切れ端などがそこらじゅうに浮いている感じ。 |
ちょとルアーを投げて見たが、トロロ藻が引っ掛かってきてうっとおしい感じ。 |
ここで時間が15:30を過ぎたので、マリーナの帰着時間に間に合わせるため納竿とした。 |
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帰着後、朝に健闘を誓い合ったこーちんさんの姿は既にありませんでした。 |
果たして良い釣りをされて左ウチワで引き揚げて行かれたのか、その逆だったのか。 |
私は何かの歯車が食い違ったかのように、良い釣りができました。 |
先日からこーちんさんが「鐘化、鐘化」と言っておられたのが耳に残っていたおかげです。 |
今日のビッグワン、マリーナで検寸してもらったら、51cmのバスでした。 |
記念撮影もして頂いて、マリーナの釣行記録(HP)に初掲載して頂きました。 |
ひょっとしたら、これで今年の釣りの運はすべて使い果たしたかも知れません。 |
でも、これからも楽しい釣りを目指して、出撃は続けると思います。 |
私のような下手っぴでも、タマにはこんなことがあるんですよね。(^^; |