2004.4.25(日)今度は本当にプラクティス【プライベート】

 
 
 

今日は、次週の木曜日に迫った、Pカップのプラのつもりで出撃です。
2日〜3日前から朝晩を中心に急激に気温が下がり、今日も相当寒い朝で、
風が強くなるような予報が出ていました。
先週までかなり良い思いをしていましたので、果たして良い状況がどう変わるのか、
来週に向けた状況の変化を把握できれば、という感じでの出撃となりました。
天候は晴れてはいるものの寒く、朝からやや南風が強く吹いていました。
もう4月も終わりだと言うのに、防寒着に身を包んでの出撃となりました。

●8:00  出撃
ややゆっくり目の出撃。最近はこれがフツウになりつつある。
湖上に船を進めると、水温が先週より2℃〜3℃は下がっている印象。
水面に白い泡状のものが相当浮いている。これは辛いぞ、と直感。
とにかく先週まで思い描いたイメージがどうなったのか確認すべく、船を南へ向けて走らせた。

●8:30  におの浜
いつもの場所。アヤハディオ前のミオ筋に船をつける。
道中、草津川を過ぎるまでは南風だったが、ポイントに着くと東風になっていた。
とにかく早く現場をチェックをしたい、という思いが強い。
しかし、ここも水温は先週より2℃〜3℃下がり、バウの魚探で確認すると15℃あるか無いか。
白い泡が水面を覆っている。水深3.5m付近から岸に向かい、巻物系をガンガン投げて行く。
桟橋の手前10mぐらいまで進んだがルアーには一切反応無し。
先週までならここまでで必ずと言って良いほど1本は獲れていたが、今日は生命感もまったく無く、
スピナベを投げてもブレードに反応すら無い状態。今度は、浅い方からもう一度深い方へ進む。
やはりアタリは無い。沖合いの水深3.5m付近を、今度は風に逆らうように東に進む。
同じく巻物をガンガン投げながら進むが、やはり反応は無い。
やがてプリンス前あたりまで到達。ブイが何個か打たれている水域の、やや岸側を釣る。
最初はクランクやミノー、バイブなどを投げていたが、いよいよ辛抱たまらず、
魚の有無を明確にしようと、ダウンショットをリグって早速投じて見た。
しかし、時折ブルブルと生命感を感知するもののまったくフックに乗らない。
これはギルか子バスしか居ないのでは?と言う印象を受ける。
本当はきっと大きいのも居るのだろうが、先週までハードルアーに口を使ってくれた40UP級も、
今週は私のヘナチョコダウンショットに見向きもしてくれないのだろう。
一体何が解決策なのか、悶々と考えながらダウンショットをシェイクしていた。
フッと竿先が重くなったので、軽くアワセるとグングンと引く。元気が良い。
しかし、リールを巻きはじめると意外と素直。30cm級のバスが上がってきた。
今日は頑張ってもここまでが関の山か。そんな虚無感が広がる。
その後も少々場所を変えながらチェックして行ったが、追加は出なかった。

●10:00  北山田
ここに来ると風はモロに吹きつけ、波も高く、水はにおの浜より茶色く濁っていた。
先週までの生命感はまったく無い。巻物系から始まり、ダウンショットも投じてみたが
アタリもほとんど無い状態。ポイントとして完全に沈黙している感じ。
風はまったくおさまる気配も無く、むしろ段々強まっている。
今日この状態だったら、果たして29日までに状況は好転するのか疑問になる。
とりあえず、今日のここはダメそうなので、次の場所を考える。
湖西側は水がキレイなのも解っているが、今日も29日も人が多いだろうと予測される。
いざとなれば幾つか場所の見当もあるので、とりあえず東側を見て行くことにした。

●11:45  下物内湖
久し振りに水門を通って内湖に入った。水は茶色く濁っているのはいつもと同じ。
真中の真珠棚?がやや小さくなった気がする。後は、奥の東側から南側にかけて、葦原を保護するように
柵が設置されている。いつからあるのかは知らないが、少なくとも私は今日始めて見た。
これでは葦原際のシャローを打つような釣りはできない。仕方なく、真中の真珠棚とその回りにある
乱杭(杭の跡?)辺りをスピナベやクランクでチェックして回ることにした。
船を水没している杭にぶつけないように気をつけながら、エンジンを上げてゆっくりとエレキで進む。
しかし内湖とて強風が吹いており、エレキでの操船もなかなか難しい。
結局真珠棚をぐるっと一回りしたところで、内湖をあきらめて外へ出た。
内湖では1時間ほど釣っていたのだが、外へ出て見るとさっきよりも波風がきつい。
白波も相当立っていて、横からバンバン波をかぶるような状況。
もうこうなっては、私としては浅い湖東側には用事は無い。一目散に湖西へ向かって逃げ出した。

●13:00  鐘化ワンド〜ミック前
鐘化ワンド前に設置されたエリのすぐ北側につける。
ここから風に流されつつ、水深3mまでのエリアをチェックする。
ポイントに到着すると、予想通りレンタル艇を含めて多数の船が既に釣りをしている。
むしろ、強風と高波を避けて避難している、といった感じか。
クランクをガンガン投げながら進むが、ルアーへの反応は一向に無い。
やがてミック前までたどり着く。ミック前の小さなワンドの南側、もろに風裏となる場所。
立ち木、水没した葦、その手前のウィード。シチュエーションとしては良いが、船の数が多過ぎる。
ワンド内のバスより多いのでは無いか、と思えるほど。何とか割って入って、極小SPミノーを投げる。
しかしウィードが絡まるばかり。スピナベやラバジで葦原の際を打つが、これだけ船が居れば同じことは
何度もやられたはず。見れば、ほとんどの釣り人がスピニングタックルを握っている。やはりワームで
ネチネチやらないと釣れないのか。しかし、29日にはこのポイントに入る気も無かったので、
無理にワームを使って今日魚を獲ってしまう必要も無いと考え、そのままハードルアーで押し通した。
あまりにも船が多く、ワンド内で段々とポジションがキープしずらくなってきたのでワンドの外に出て、
なおもバイブレーションを投げつづけたが、余りの強風でデッキに何度も水をかぶる状態となっていた。
湖西のワンド前、水深3mそこそこでここまで荒れるのはかなりキツイ気がする。
やがて、このまま粘っても今日は得るものは何も無いと判断し、荒波の中マリーナへと向かった。

今日は釣果もプラの情報取得も散々でした。
ただ明らかなのは、水温が急激に低下し、同時に水質も悪化し、非常に釣りづらい状態になっている、
という事実です。湖南の比較的浅い場所は、湖西側を除いてほぼ全域で茶色い濁りが入っていますし、
ましてや今日の天候でその濁りは更に厳しいものになった感があります。
果たしてPカップ本番の29日までにどこまで回復するのか。
あるいは、この冷え込みが続いたまま29日を迎えてしまうのか。
いずれにしても、先週まで思い描いていたプランは見事に崩れ去りました。

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