2004.4.18(日)プラクティス?【同船】

 
 
 

1週間、間が開きましたが、本日も琵琶湖に出撃です。
最近同船するとなるとこの男、という感じのM君。友人の結婚式のため、この週末東京より帰阪。
その日程を利用して、半ば強引に?本日の釣行となりました。
私はと言えば、29日のPカップに向けたプリプラ、という側面も若干ありでした。
天候は晴れ。昼から雲が多くなるという予報も外れ、終日ほぼ快晴の状態でした。
風は朝イチは無風。その後は若干強めに北風が吹いていましたが、
釣りや移動に支障が出るような辛い状態ではありませんでした。

●7:15 出撃
今日は琵琶湖オープンというトーナメントの開催日と重なっていて、マリーナは大盛況の状態。
実は少々私が寝坊したのだが、トーナメントのスタートより少しでも早く船を出そうという
当初の思惑どおり、スタートの7:30より早くに出艇させることができた。
湖面は穏やか。うららかな釣り日和を予感させる。
しかし、ここでハプニング発生。船のトリムメーターが動かない。
一瞬ブルーになるが、船が走らないわけでも無く、トリム自体はちゃんと動いているので、
とりあえず今日一日は仕方ない、と発想を換え、目的地の南を目指した。

●7:30 におの浜
今日の最初の地点はいつもの場所。私としてはやはりここからチェックを開始したい。
何故なら、ここ何回かの釣行で確実に1本以上の釣果を得ている印象があるから。
とりあえず最初に船をつけたのはアヤハディオ前のミオ筋。
沖合いの3.5m付近から船を流しつつ、バイブをブンブンと投げ始めた。
すると、もはや10投目ぐらいで早速のヒット。35cm級が上がってきた。
これは、場所を間違えさえしなければ良い思いができるかも、という期待を抱かせる。
そのまま岸に向かって進み、水深2.5mあたりから進路を変え、東に向かって進む。
取水塔の方へ進みながら、やはりバイブやスピナベをガンガン投げて行く。
しかし、何故かミオ筋を外れると全然生命感が無くなる。魚探も一気に静寂。
取水塔の周囲をラバジでチェックし、また東に向かって進む。
プリンス前のにおの浜側まできて、スピナベを投げ続けていたM君にも待望のヒット。
M君はこれが今年の初バス。その後プリンス前の赤ブイ辺りをチェックし、またにおの浜側に戻る。
その間、M君には40UPも出て釣果を重ねる。一方私はデッキ上でリールを踏みつけてしまい、
ダウンショット用のタックルが使用不可となってしまって、期せずしてダウンショット無し縛り。
ある意味仕方なくハードルアーを投げ続けたが、ここでは追加の釣果が出ないまま移動。

●10:00 北山田
一文字の沖、水深の表示が2.5m〜3m付近に船をつける。
穏やかな北風に向かってゆっくりと進みながら、SPミノー(シャッド系)を投げる。
バックシートのM君はスピナベのブレードにアタリを感知するものの、フッキングできないらしい。
ギルか子バスか。ただ食いが浅いワケではなく、何か小さくて活性の高い魚が居る感じ。
では、このミノーでもそんな小さな獲物が獲れるのかな、と考えながら投げていると、
軽いトゥイッチの途中で一瞬ルアーが動かなくなった。次の瞬間、引き込まれるように走り出した。
強烈に引っ張って行かれる感覚に、前回出撃時のランカーの感触が重なる。ドラグも鳴っている。
悪戦苦闘している私を見て、M君が「デカイんですか?」と聞いてくる。
私はドラグとラインテンションを気にしながら「・・・うん、多分。」と答えるのがやっと。
次の瞬間、水面近くまで魚が上がってきて白い腹が一瞬見えた。M君曰く「デカイ。。。」
ネットを用意しようとするM君に「手で獲るからええよ」と言って格闘を続けた。
何度か水面をジャンプされたが何とか手元まで巻き取り、デッキに寝転がってハンドランディング。
長さを計ってみると、ギリギリで50cmあるかどうか。
恐らくライブウェエルで縮んで、後で計れば50cmは無いだろうと思われた。
その後、沖の3m前後のエリアを、私は潜行深度の違うSPミノーをあれこれ変えながら進む。
M君はスピナベを中心に、時折ダウンショットやバイブを入れながら黙々とキャストを続ける。
このポイントでは、追加は私のミノーに出た。が、25cm級の子バスが4本〜5本程度。
そのまま船上でエレキ係りを交代しながら昼食を採り、次の場所に向かって移動。

●13:00 鐘化前〜お化けワンド沖
前回の釣行でランカーを獲ったエリア。流石に湖西のこの辺りは船が多い。
まずは工場前にある水中岬のエッジ辺りからチェック開始。
スピナベやSPミノーを投げながら進む。しかし、ルアーには一切反応無し。
先ほどまで、時折ブレードにアタリを感知すると言っていたM君のスピナベにも反応は無いらしい。
プレッシャーが高いとこんなにも違うのか。前回釣行の時感じた生命感はもう無い。
お化けワンドの入り口付近にできた小さなエリ付近までエレキで進む。
この辺りも船は居るものの、魚探やルアーから生命感は一切伝わって来ない。
サッと全体をチェックした感じで、粘ることなく移動。

●14:00 雄琴港前
雄琴港の防波堤の沖。水深3m〜3.5m付近をチェックする。
私は少々フェンダーをいじる作業をしていたため、M君がエレキを踏みながら巻物をキャスト。
最近レンタルボート用にエレキを購入したM君。なかなか操船もサマになってきた感じ。
しかし、私に交代する時に一言「やっぱ疲れますわ」とのこと。やはり勝手が少々違うらしい。
釣りの方は、やはりここもプレッシャーが高いのか、さっぱり生命感は無い。
他の場所は概ね水温が18℃前後なのに対し、ここだけは17℃あるか無いか。
そんな水温の状況が影響しているかも知れない、とも想像した。
少々エリアを流していたが、二人とも釣果の無いまま移動。

●15:00 赤野井
一文字の沖、烏丸半島の水中岬の北側辺りに船をつけ、エレキで北上しながら進む。
もう本日最後のポイントのつもりなので、私はガンガン巻物にこだわる。
M君も巻物を投じつつ、時折ダウンショットなどを混ぜて黙々とキャストを続ける。
赤野井一文字の北端辺りに船団ができているので、その中に割って入る格好で進む。
確かに船団のできている辺りはきれいなウィードが所々生えているが、それ以外の場所はほとんどが
トロロ藻の状態で、非常に釣りにくい。スピナベが一夜干しのイカのようになって戻って来る。
結局このポイントでも追加を得ることなく、M君のダウンショットでギルが1枚釣れたのみ。
やがてマリーナの閉門時刻が迫ってきたので、本日はここで納竿とした。

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帰港後、本日の釣果をフンガー持ちのM君

マリーナに戻って、私の今日イチのサイズを計ってもらいました。
やはり想像どおり若干縮んで、長さは49cmと認定されました。
まぁ、いずれにしましても、私としましては良い釣果であったことは間違いありません。
M君も最大魚は40cmオーバーで、今年の初バスでしかも初40UPのおまけつき。
二人とも釣果のすべてがハードルアーでのキャッチと、相当に楽しい釣りでした。
水温も前回の釣行より一気に高くなって、どこに行っても17℃以上はある状態で、私が個人的に
「もっとも釣果が上がるに違いない」と信じている水温レンジに入って来たからかも知れません。
この思い込みがハードルアーを多投させ、結果として良い釣果、、、という感じなのでしょう、多分。
さて、今日の釣果とエリアの雰囲気がPカップのプラになったのかどうか。
それはPカップの釣果を見てのお楽しみ、ということにさせてください。
何せ、まだ日はありますから、状況もどんどん変わるんでしょうけど。

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