2004.3.28(日)まだまだ足踏み【プライベート】

 
 
 

最近なかなか良い調子で出撃しています。今日も先週の土曜日から中1週間での出撃です。
昨日も本当にポカポカの日差しで、こんどこそ水の中も春本番、そんな期待を抱いて船を出しました。
しかし、マリーナ前のワンドの水温は、先週とたいして変わらず。船を進めて見ると、水は激しい濁り。
所々に枯れたウィードがちぎれたものや、葦の切れ端はらが浮いている状態で、嵐の後のようです。
しかし、とにかく春のセオリーと季節の進みを信じ、いつものポイントに船を走らせたのでした。

●8:00 出撃
最近、どうもこの時間に出撃していることが多いように思う。
気合が入っていないのか、それとも歳をとったのか。その両方かも知れない。
船を進めてマリーナ前のワンドを出る。ワンドの内外に既に何艇も船が浮いている。
いよいよ人間の活性も高くなってきた、そんな印象を受ける。
しかし、滑走前に確認した水温は10℃〜10.5℃程度。先週とあまり変わらない。
水も非常に濁った状態で、あちこちにウィードのちぎれたものが浮いていた。まるで晩秋の光景。

●8:15 におの浜(水温:10.5℃〜11℃程度)
いつものアヤハディオ前を目指して船を進めた。
しかし近づいて見ると、先週よりも明らかに大きな船団が形成されている。護岸沿いらしい。
先週同様、水深3.5m付近に船を止め、エレキで流しながら鉄板系サイレントバイブを投げる。
水温は本当に先週と大差無い。そう言えば2日前の金曜日ごろ、琵琶湖全域に強風警報?注意報?が
出ていたのを思い出した。この水の濁りとウィードの切れ端は、荒れた後の姿だったのか。
それが原因で水温が思ったほど上がっていないのでは、という勝手な想像が広がる。
アヤハディオ前の沖合いから、鉄板系サイレンとバイブを投げながらプリンス前の方向に進む。
途中、バスらしきライズを2〜3回目撃。白取水塔に張り付いていた船でも35cm級があがっていた。
これは、我慢して釣りを続けていれば意外と釣れるのでは!?という淡い期待を抱く。
しかし、水温はやはり11℃程度。まったくルアーに反応も無い。
護岸近辺に船を進めて、岸のブロック?際にラバジを打ち込む。
3投目ぐらいに軽いアタリを感知。根掛りかと思ったが、若干きいてみると生命反応がある。
更に2回ほどアワセを加える動作をし、巻き上げに入ったがなかなかやりとりが厳しい。
意外とデカイかも知れない、と思った瞬間、竿先がフッと軽くなった。バレた。
その後、2〜3個ほどラバジをロストしながら護岸沿いを狙ったが、もうアタリは無かった。
やはり、今日の状況ではこの場所はよくないのかもしれない、そんなことを考えて、
より水深のある湖西、水が良さそうな場所を目指して移動を開始。

●10:30 自衛隊前(水温:11℃程度)
自衛隊の岬の沖、やや南側。スロープ前の船団よりやや沖目に船をつける。
先週もそうだったが、理由は定かではないが、スロープ前辺りに船団ができている。
何が一体船を引き付けているのか、確認する意味でもこの場所に入ってみた。
しかし、投げるルアーに引っ掛かってくるのは、やはり立ち枯れたウィードばかり。
よほどピンポイントで、何か良いことがるのか。私には、何ら取り立てて良い場所には見えなかった。
そのままエレキで、岬の沖から自衛隊北側のワンド沖へと進む。
引っ掛かってくるウィードはトロロ系に変わり、益々釣果への期待は薄らぐ。
この頃から、段々と北風が強くなってきた。まだ白波が立つほどでは無いが、風の冷たさが辛い。
そして、やはりここでもアタリも何も無いまま、次の場所へ移動。

●12:00 雄琴港前(水温:11.5℃程度)
港のミオ筋の北側、水深3.5m付近のウィード地帯に船をつける。
まだウィードは全然生えている様子は無いが、所々枯れたウィードが固まりになっている感じ。
良さそうな湖底の雰囲気だな、と思ってこの日初めてダウンショットを投入。
湖底を這うように、時に枯れたウィードの塊にシンカーを引っ掛けながら、地道に様子を見る。
一向にアタリの無い時間が過ぎるが、すぐ横で釣っていた船に40UPが上がった。
やはり魚は居る。しかし、私の腕が悪いのもさることながら、何らかの理由で極端に食いが悪い感じ。
急激な水温低下や、濁りの理由がその原因なのかも知れない。
沖合いのポイントのみならず、港の防波堤際や、芦原近辺にも船を進め、かなり粘った。
ラバジを打ったりクランクをブンブン投げて見たりしたが、結局アタリはまったくなし。
やがてどんどん北風が強くなりだし、白波も立ち始めたので、風裏を目指して移動。

●13:30 木の浜(水温:11.5℃程度)
3号放水路の南側、北風に対しては防波堤の風裏に当たる。
護岸から3m〜5m付近で、水深6m近くまで落ちる急激なブレイクがある。
タイミングさえ合えばここでビッグワンが獲れる、という話を聞くのだが、
私自身はいまだかつてオイシイ思いをしたことがない。そして今日もやはりダメだった。

●14:30 名鉄ホテル跡沖(水温:11.5℃〜12℃程度)
岸際には何艇か張り付いている。しかし、敢えて沖合いをキープ。
何故なら、ここの岸沿いにはトロロ系のウィードが大量に生えており、ルアーが投じにくいから。
もっとも、本当の岸際、葦原の付近では良い思いをすることが多いのだが、
いつももう少し暖かい季節、例えばGW明けぐらいになってからのような気がする。
今日の最後のポイントだ、と自分に言い聞かせ、時間いっぱいまで粘る。
しかし、やはりアタリも何も無く、そのまま時間だけが過ぎて、敢え無くタイムアップとなった。

今日はまず天気に参りました。日差しは暑いのに防寒着を手放せないような寒い風。
しかも、飛びまくって水に浮いた枯れウィード。本来なら晩秋に飛んでいなければならないものが
何故かこの季節までしっかり残っている感じがします。
このことが、今後水中の季節の進み具合にどんな影響を与えるか解りませんが、今のところ、
少なくとも、フツウの季節の進みでは無い印象を与える原因になっているような気がします。
さて釣果の方ですが、結局今日は丸ボウズ。周りでボコボコ釣れていただけに、かなり残念です。
しかし、意気消沈してマリーナに戻って見ると、私のように丸ボウズという人は少なかったものの、
実はほとんどの人が厳しい釣果だったようで、正直ちょっとホッとしました。
水温の状況を見ても、実際に釣り糸を垂れてみても、ここ2〜3週間、季節の進みが足踏みしている
ような、そんな気がしてなりません。
しかし、季節は確実に移ろうことを信じ、次回の釣行も楽しみたいと思います。

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