2004.3.20(土・祝) 神のお告げ【プライベート】

 
 
 

今日は春分の日。寒さ暑さも彼岸まで。暦の上でもいよいよ春本番です。
今年の初バスをゲットすべく、この週末(土祝・日)は何とか出撃しようと思ってました。
琵琶湖の仲間?もしくは神?からのありがたいお告げ(琵琶湖へのお誘い)も頂き、
うららかな春の日を浴びて、バコバコ釣れて昼寝も楽しい、そんな釣行をイメージしての釣行でした。
しかし、空は朝からどんより曇り。湖上での風はとても冷たく、春本番とは程遠い状況でした。
しかし釣果を信じ、今にも泣き出しそうな雲の下、湖上へと船を進めたのでした。
結局、昼前から雨も降り始め、結局夕方までずっと降り続いていました。
「昼から晴れる」という前日の天気予報は、またしても大きく外れた格好です。
しかし、天気予報を恨む訳にも行かず、かじかむ手に息をかけて温めながらの釣行になりました。

● 8:00 出撃
今日は久し振りに、出撃前にマリーナでこーちんさんと遭遇。お互いに健闘を誓っての出撃となった。
当初の予報では昼から晴れる、と言っていたが、空気は冷たく、やや風もある。
滑走するにはあまりにも寒すぎるが、走らないワケにはいかない。
今日の予定は、また南の外れから釣り始めて、今度は湖東側を北上していこう、というもの。
前回よりは数段視界の良い(と言ってもこれが普通)湖南へ船を出した。
目指すは、私の定番中の定番、におの浜。

●8:15 におの浜(水温:9.5℃程度)
浜に近づいていくと、何と、プリンス前あたりからアヤハディオ前まで船団になっていた。
船団は護岸沿い、水深1.5m〜2m前後の辺りに、帯状にできている感じ。
私はそれを遠巻きに見つつ、ただでさえデリケートな春の魚が、このプレッシャーでは釣れない、と
勝手な判断を下し、アハヤディオ前のミオ筋を沖からゆっくりとチェックしてみることにした。
手にしたルアーはソナー。鉄板系で私が最近もっとも良く使っているルアー。
フックをダブルフックに換え、クリアラッカーでコーティングまでして使用している。
前回もそうだったが、これをガンガン投げまくる。しかし、実は今までこのルアーでは釣れた事が無い。
だが、せっかく自分で色々いじっているので、何とか1本ぐらいは釣ってみたい。
水温は9.5℃前後を行ったり来たりする表示が続いているが、決して10℃以上の表示にはならない。
やはり場所的に、こんな沖のウィードエリア(と言ってもまだ枯れている)はまだ時期尚早なのか。
そんことを考えながらキャストを続けていると、水深3.5m付近を流している時ついに生命感を感知。
ルアーがウィードの塊に突っ込んだような重みを感じ、その後生命感のある引きを感じた。
迷わず1回鋭いアワセを入れ、半信半疑でちょっとキイて見る。するとやはり引く。間違いない。
これが今年初バス。リールを巻きながらそのことばかりが頭をよぎる。
しかし、この時期釣れるのは40UPのビックワンが主体、と良く聞くが、意外と軽い。
???と思いながら巻き上げて見ると、35cm級でゲッソリ痩せている。
何だ、こんなバスももうウロウロし始めたのか、という感じ。

2004.3.20.jpg

メーターの見方が不明の方は、個別にご相談ください。(苦笑)

しかし、こんなバスでも今年初。めでたく記念撮影。
その後、追加を狙って少々粘ったが、まったく音沙汰無く、手が冷たくなって辛くなってきたので、
場所を変えて仕切り直しすることに。予定どり湖東側のポイントへ向かった。

●10:00 北山田(水温:10℃程度)
ここに来て初めて水温2桁を確認。同じようなウィードエリアでも、こちらの気分が少々乗り気になる。
ソナー、クランク、バイブなど、とにかく巻物系をガンガン投げながら、沖合いから一文字に向かう。
恐らく運が良ければまた当たるのかも知れないが、やはりそう簡単には行かない。
一文字にたどり着き、周囲をスピナベで探る。一文字の際にもフォールでスピナベを打っていく。
しかし、ここも音沙汰無く、他に何艇か居た船も次々に入れ替わっていく感じ。
沖合いにいたバスボートが1本あげたようだったが、今日、他艇で釣っているのを確認したのは、結局
この1艇だけだった。その時エリアにいた全艇がその様子を見ていたので、他は相当釣れていないかも。
私もここでは釣果を得られず、更に北上した。

●11:30 草津川河口付近(水温:10℃程度)
河口の張り出しの北側にある葦原。その一歩手前に当たる、水深2m弱のエリア。
ここはやや浅いのでクランク中心に投げる。葦原際は漁船が作業中で近付けなかった。
このあたりから雨が本格的に降り始め、コンディションとしては厳しさが増した感じ。
結局このエリアも、まったく生命感を得ることなく、次へ移動。

●12:30 赤野井(水温:11℃程度)
今日回った場所で、もっとも水温が高かった。最初に向かったのは一文字内側の芦原。
赤野井ワンドの北側に位置する葦原をチェック。投げていたのはスピナベ。
葦の際、逆にやや沖のブレイク、色んな可能性を考えながらキャストを続ける。
しかし、悶々とした沈黙の時間が過ぎる。同じような狙いで他のボートもポイントに入っていて、
しかも場所によってはオカッパリの人とキャストが重なるような状況。
冷たい雨が降りしきる中、本当に皆よくやっているな、という感じ。私も含めて。
葦際では釣果を得られず、一文字の沖まで移動してソナーのキャストを続けたが、音沙汰無し。
やや風が強くなり出したようで、北から南に向かって水が流れているような印象。
こうなると、次はやはりあそこか!? ということで、移動。

●13:30 木の浜(水温:10℃前後)
3号放水路から4号放水路にかけての、護岸沿いのブレイク。
特に、3号放水路横の急峻なブレイクを目指した。
この場所も既に何艇か入っており、プレッシャーは高そう。
しかし、ビビッてしまってキャストを止めれば、絶対に釣れる無い。まずは投げる。
今日はラバジやテキサスでは無く、引き続きスピナベを使用。その後ダウンショットでチェック。
魚探にはそれっぽい湖底の風景や魚影が映し出されるが、なかなかルアーは反応してくれない。
捕食のスイッチがオフになっている感じ。あきらめて移動する。

●14:30 名鉄ホテル跡前(水温9.5℃程度)
他の場所を回ってきてみて、このポイントにしては意外と水温が低いな、という第一印象。
今年のウィードが生えてきている、とはまだまだ言えない状態かと思われる。
浅い方には何艇か浮いている。沖合いにも、浮御堂あたりに数艇。
この時期、やはり湖西は人口密度が高いと思ってしまう。しかし良いウィードが早く生えるのも確か。
皆、同じ思い出エリアのチェックをしているのかな、と考える。
巻物をちょっと投げた後、ダウンショットで細かくチェックするが、ここでも音沙汰無し。
雨は相変わらず降っているが、やや小降り。降ったり止んだり、という感じになっていた。
しかしもう時間も時間。初バスを釣ったので、今日はこれで良し、と自分に言い聞かせ、
15:15頃納竿してマリーナへ向かった。

今日は本当に寒い1日でした。昨日準備していた時、防寒着を持って行くかどうか悩んだんですが、
もし持ってきていなければ、とてもじゃ無いですが釣りなんて無理だったと思います。
今日の感じでは、ストラクチャー打ちとかが得意な人は凄い釣果になっていたんじゃないでしょうか。
私は、今のところどうもオープンな場所でブンブン投げてる方が専門なんですが、
釣りの幅を広げる意味でも、ストラクチャー打ちの練習をしようかな、と思った1日でした。
次に出撃できるのはいつか解りませんが、季節が間に合えば、ラバジ縛りの釣行とかも面白いかも。
まぁ、いずれにしましても、楽しくて釣果が伴っていれば、そりゃもう言うことありませんよね。

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