2004.2.1(日) 空気は春【バス以外】

 
 
 

今日は、今年初めてのイカ釣りです。
日本海側はまだまだ寒いと思ったので、ドライブがてらに南を目指すことにしました。
特にどこまで行こうとは決めていなかったのですが、新しく「南部」まで伸びた自動車道を使って、
紀伊半島の西側をひたすら南下。小春日和というには暖か過ぎる日差しで、天候は終日晴れ。
まだ1月であることをすっかり忘れてしまうほどの、ポカポカ陽気でした。

●6:00  自宅出発
まだ外は暗い。完全に夜明け前。やや空が赤くなり出している。
最近地元にできたインターチェンジを利用し、高速道路に乗って一気に南を目指す。
走行中、和歌山の手前あたりで日が昇る。途中トイレ休憩を1回入れて「みなべ」まで約2時間半。
ここから気の済むまで南に走り、RUN&GUNで釣りをしながら北上してくる作戦。
私自身、「白浜」より南に(車では)行ったことが無いので、これが初ドライブ。
事前にグルメ情報でも仕入れて来れば良かった、とやや後悔しつつ、車を進めた。

●11:00  串本
本州最南端の地、串本まで到達。自宅を出発してから5時間走り詰めの状態。ここまで来ると本当に空気が
暖かい。まるで春のよう。いよいよ釣りをするべく、大島漁港を目指した。

●11:30  大島漁港
幹線からやや細井山道を通り、海辺の港へ。
車外に出たが、明らかに防寒着は要らない。長袖シャツにフリースでも暑いぐらい。
小さな防波堤は既に人が何人か並んでいて釣りをしている。恐らくチヌか。
その間に割って入り、ようやくエギを投げるスペースを確保。
足もとのテトラには大量のウニ。水中にはおびただしい数の小魚。それと、恐らく太刀魚と思われる一団。
何という魚影の濃さ。水がキレイなせいもあるだろうが、おびただしい生物の数。
なるほど、紀伊半島何部がダイビングスポットなのもうなずける。
しかし、エギにはイカの反応はまったく無い。やや粘って見たが、他の釣り客がどんどん増えてきたので、
このままではキャストもままならないと判断し、移動。

●12:30  潮岬から周参見へ
せっかくここまで来たので、潮岬に行ってみようと思い、完全にドライブ気分でぐるりと岬を回ってみた。
その後国道に戻り、来た道をたどって北上開始。周参見漁港にたどり着くまで2箇所で竿を出してみたが、
いずれの場所でもまったくエギに反応は無く、今日は釣れないのかな、という感じになってきた。
13:00頃に周参見に到着し、漁港の表側にあたる防波堤に車を進めた。
あちこちに比較的新鮮なスミ跡があり、多少なりとも期待が膨らむ。
日差しは相変わらず強く、穏やかな風がむしろ心地よい。防寒着は要らない。
少々場所を変えながら、ここでもやや粘ってみたが結局エギに反応は無かった。
竿を車にしまって運転席に座り、エンジンを止めてルーフを空けたまま昼寝に突入。
1時間ぐらいは寝たと思われる。うららかな春の昼寝、と言った感じ。

●15:00  周参見から南部堺へ
周参見を出発し、南部堺を目指して更に北上開始。
日没までに間に合えば、南部堺でも竿を出してみようという腹。
途中、田辺〜白浜あたりで渋滞に捕まったが、日没までに目的地へたどり着いた。
早速防波堤に出てみる。もう夕暮れ時だというのに、まだ空気は寒くない。
防波堤のスミ跡を目印に、海中のかけあがりを狙ってエギを投入。
本日最後の場所だと言い聞かせて、ひたすらにキャストを繰り返す。
しかし、やはりここでも私のエギには何の反応も無い。
周囲にヤエンをやっている人も居たが、まったくアタリも無い様子。
やはり今日はあまり良く無いのかもしれない。
やがて太陽も見えなくなり、完全に日没となったところで、本日の釣行を終了とした。

本日は本当に良い天気で、春そのもの、という感じでした。
もっとも、わざわざ暖かい方に向かって行ったわけですから、当然と言えば当然ですが。
しかし南国は空気そのものが何だか違う気がします。
結局獲物はゲットできませんでしたが、帰りに湯浅の醤油などをお土産に買いました。
なかなか今年の初獲物に出会えませんが、あちこちウロウロするのも楽しいですね。

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