2004.12.11(土) まだまだ秋? 【 プライベート 】

 
 
 

今日は久しぶりのバス釣りです。ここ2週間ほど風邪をひいたことと、週末に絡んで出張が
入ったこともあり、全然釣りに出られませんでしたが、ようやく体調も復活し、今シーズンの
締めくくりに入る体制が整いました。
とにかく出撃。グローブ無では釣りができないような、本当の寒さがやってくる前に、
琵琶湖らしい釣りを堪能しておきたい、という気持ちです。
天気予報は晴れ時々曇りの予報で、夜は雨になる、という感じでした。

●7:15  出撃
この時刻の出撃でも、まだまだ早朝の雰囲気。相当に日の出が遅くなっている。
もう12月になってしまったので、出撃もこれを入れて2回〜3回程度か。
クリスマスぐらいになると寒波がやってきて、水中も一気に冬模様になってしまうのだろう、
と考える。マリーナ前の水温は11℃程度。前回の出撃時とあまり変わらない。
水温的には、季節の歩みが足踏みしている状態。天気予報などを見ていても、11月から
12月前半にかけては記録的な暖かさらしい。とにかく、まだ魚がオープンウォーターで
釣れるうちに狙いに行く。船を北に向けて走らせた。

●7:45  沖島南端の漁礁
旧野洲川の河口を過ぎた辺りから、南よりの風とうねりが出ていた。
最初は快調に疾走していたが、段々どペースダウン。ポイントに着くとやや厳しいうねりで、
エレキを踏むと途端に舳先から水をかぶってしまった。この秋いざわさんに教えて頂いてから
何回か通ったが、いつもこの程度は荒れている印象がある。リグを作り、早速キャスト。
漁礁の脇を狙い、メタルジグを投入する。すると、1投目からいきなりヒット。
重いモノ用の硬いロッドだったのでさほど抵抗を感じなかったが、あげてみると35cm級。
プリプリの体つきであるのは、湖北のバス特有。これは、ひょっとするとこのポイントが
大当たりの日かも、と色めき立つ。しかし、その後はメタルジグにもラバジにも、何も
アタリが出ない。最後はダウンショットまで投入したが、岩か何かに引っかかって
あえなくラインブレイク。結局、1投目の1本だけで南に戻ることにした。

●9:30  木の浜1号放水路
木の浜1号放水路の沖。エリの南側。水深5mぐらいの場所に船団ができていた。
今年、木の浜ではあまり良い思いをしていないので、いよいよ釣れるタイミングが巡って
来たのかと思い、船団に紛れ込んで見る。周囲の船は、ほとんどがスピニングを手に持ち、
恐らくはダウンショットかジグヘッドを投入しているものと思われた。
私は、チマチマ釣りの邪魔にならないよう、場所を見つけながらメタルジグ、鉄板系の
サイレントバイブなどを投じて行く。しかし、ルアーにはおろか、魚探のフィッシュアラーム
にすら反応が無い。やはり今年の木の浜は、良い思いができない印象となってしまった。
恐らく、何かのタイミングが、狙い方で釣れる瞬間があるのだろうが、私ごときには
そのメソッドを発見できるはずもなく、早めに切り上げて次へ移動。

●10:30  アヤハディオはるか沖
ここは、木の浜とは逆に今年一番よく魚が触れたエリアかもしれない。
正確に言うとにおの浜全体として、シーズンごとに釣れる場所が変わっていた気がするが、
それでも1日1本は必ずと言って良いほど触ることができた。
今日はアヤハディオのはるか沖、水深4m程度のエリアに船をつける。
ウィードが飛んでしまった後、わずかに残ったものや、短くなった株?がエリア全体にあって、
所々、バッチ状になっている感じの場所。
そんなエリアをラバジとテキサス中心に流して見た。しかし、一向に生命感が無く、
魚探も鳴らない。いよいよこの場所も冬支度か。こうなったら、今日はこまめに
チェックして回ろうと決意。釣果を得ないまま、次の場所へ。

●11:30  ディープホール(DH)
あまり良いサイズは獲れなかったが、それでもポツポツは魚に触れた場所。
ブレイクの途中で釣ったこともあれば、ショルダー狙いで釣れたこともある。
今日はまず西壁の南端あたりに入り、そのまま西壁をなめて行く。
途中、8mフラットのエリアや水中島(岬?)の辺りで寄り道をしながら、ラバジ、テキサス、
メタルジグなどでチェックしていく。しかし、何かの誤反応と思われる激しい
フィッシュアラーム以外、ほとんどアラームも鳴らず、ルアーへのアタックも無い。
やがて西壁の北端までたどり着き、今度はそのまま北壁沿いにチェックしてみた。
しかし状況は同じ。まったく釣れない。やがてほとんど風の無い穏やかな天候の中で、
激しい睡魔に襲われ、ポイントを外してしばらくボート上で昼寝。
恐らく20分〜30分程度は寝ていたと思われる。ふと我に返り、気合を入れ直して移動。

●13:30  アクティバはるか沖
アクティバのはるか沖。いつものエリア。
ここはいつもながら、低いプレッシャーの中で魚が触りやすかった印象。今日も広いエリアに
私を含めて3艇ほどしか浮いていない。最初は巻物を投げていたが、やがて北風が吹き始めた
ので、ダウンショットを投入して風に流されながらチェックしていく作戦に出た。
結果としてこれが奏効した感じ。いきなりヒットし、30cm級が上がってきた。
さほどバタバタとは続かないが、その後もポツポツと30cm級が上がる。
サイズはそれ以上出ないが、飽きない程度には釣れる。朝に考えた思惑ならば、ここも早めに
切り上げて次の場所へ移るところだが、釣れているのに移動するのはもったいないと思いだし、
そのままエリアに留まることにした。エレキを踏んで動き、また風に流され、ということを
繰り返しながら、縦横無尽に釣り歩く。ほとんどペースは変わらず、ポツポツと釣れ続ける。
途中でその数も分からなくなってしまった。恐らく10本以上は釣ったものと思われる。
しかも、判で押したように同じ程度のサイズばかり。たまに20cm級の小バスも混じる。
ふと気付くと、もう結構な時間になっていた。結局、1時間半程度はエリアに留まり、
まずまず楽しい釣りができた、と自分に言い聞かせ、本日は納竿とした。

数釣り、と言うには少々物足りない感じですが、それでもここ1ヶ月ほどの極貧の釣果から
比べると、そこそこまともな釣りができた、と言う感じです。
本当なら、40UPが1本でも混ざればもっと充実した感じになるのだと思いますが、
それはちょっと求めすぎかも知れません。
しかし、もう12月も10日を過ぎて、まだこんなに数を出せる釣りができるなんて、
やはり今年の晩秋の琵琶湖は、いつもとはちょっと様子が違う気がします。
さてさて、今年も残すところ後3週間弱。色々と他の用事もありますので、せめて後1回は
船を出せればと思います。その時、琵琶湖はもう完全に冬になっているのでしょうか。。。

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