今日は、久々に一人での釣行です。4日後に迫った、ポパイ・バスボート・オーナーズカップ |
(Pカップ)のプラクティスのつもりでの出撃と位置付けました。 |
3日前、いざわさんに教えて頂いた沖ノ島のポイントを念頭に置きつつ、湖南の様子も見て |
おこうというつもりです。前日までの天気予報では、晴れたり曇ったりで、午後以後に雨の |
可能性もあり、という感じでした。実際、午前中は晴れ、昼過ぎから雲が多くなる展開 |
でしたが、朝イチの時間帯を除いて終始強い南風が吹き、荒れた中での釣行となりました。 |
|
●6:45 出撃 |
マリーナから眺めるボディーウォーターは、波が南から北に向かって穏やかに流れている感じ。 |
穏やかな南風が吹いているのが分かる。普通ならここで風裏などのより釣りやすい場所、 |
と言うことを考えるのだろうが、今日の出撃目的はPカップに向けた湖南ポイントのチェック。 |
風向きに関係なく、水質もウィードの状況も良く、あわよくば魚が触れる場所を見つける、 |
ということが念頭にある。早速ながら、先日少し気になっていたディープホール(DH) |
をチェックすべく、船を進めた。 |
|
●7:00 DH |
以前ほど人気は無くなったとは言うものの、やはり常に船が浮いているポイントであることには |
変わりない。船を西壁につけ、早速、バイブ、クランクなどの巻物でチェック開始。 |
DH特有の急峻なブレイクラインも去ることながら、8mフラットのエリアのチェックもしたい |
という目的があった。しかし、ブレイク絡みでの巻物も、8mフラットのラバジも、 |
駆け上がりを狙ったテキサス、ラバジも、まったくのノーバイト。つける壁を間違えたかな、 |
と思うが、周りの船が釣れている様子も無く、しかも風が相当冷たいうえに、水面は泡だらけで |
切れたウィードが漂っている状態。これでは魚も人間も活性が下がる、と思われるほど。 |
はやりこの場所は、より得意とする方にお任せして、私は別の場所をチェックしに行くことに。 |
|
●9:00 プリンス沖〜におの浜 |
すぐ見えている場所までちょっと船を走らせる。プリンスの沖。いつもなら、最近できた |
オレンジブイの集団の更に沖に船を停めるが、今日はオレンジブイ集団の内側に船を停めた。 |
先日この付近に入ったときに、妙にシャローに船が多いのが気になっていた。 |
しかし、水深2.5m程度の場所では魚探に反応は一切無く、巻物をグイグイ投げても釣果が |
得られるような気がしない。ウィードはショボショボと残っているが、どれも元気は無く |
枯れかけている感じ。季節の進みもあるので多少は仕方ないとしても、生命感は無い。 |
プリンス沖から白取水塔に向かって進むが、ルアーにはまったく反応は無い状態が続く。 |
白取水塔の周りをラバジでチェックしてみるが、これにも反応なし。そのまま船を浜大津港の |
方に向けて進めながら巻物を投げつづけるが、まったくもって反応は無い。 |
やがてアヤハディオ前の桟橋沖に到達し、そこから沖に向かって流しながらテキサスを投入。 |
しばらく魚探も沈黙するエリアが続いたが、水深3.5m付近で強烈に魚探が鳴り出す。 |
そこでまず最初のヒット。力強い引きで、釣り上げてみると40cm級のバス。 |
やはりこのエリア、魚が触れる。その後も更に沖に向かって進む。小さなアタリはあるものの |
なかなか乗らない時間が続き、水深4mを超えた辺りで魚探にウィードが映らなくなった。 |
所々にウィードのパッチが残っているだけの場所。そのウィードパッチ際にテキサスを |
投げ入れると、いきなりヒット。少々やりとりがあって上がってきたのは、これまた |
40cm級のバス。意外と粘れば良い思いができるのかも知れない、という印象を持つ。 |
しかし、このあたりから、朝から吹いていた南風が強烈に吹き始め、ボートポジションを |
取ろうにも見る見る流されてしまう状況になる。 |
今日は特に1箇所で長居するのが目的では無いので、次の場所を求めて小移動。 |
|
●10:00 競艇場前〜浜大津港前 |
一応チェックしてみたかった場所。京都疎水の流れ出しがあるので、ひょっとすると水質が |
良いのではないか、という予想。しかし水面には泡が大量に浮き、枯れたウィードが |
ボソボソ立っていて、あまり良い状況とは言えない感じ。スピナベを投げながら、 |
浜大津の防波堤沖に向かって進む。浜大津周辺、よく見ると水はかなり白濁している。 |
魚探もたまには鳴るが、巻物に反応は無い。白濁した水の中にウィードパッチを発見するが、 |
周囲をテキサスでチェックしてみても何の反応も無い。ここは長居は無用と判断し、移動。 |
|
●11:00 自衛隊前 |
先日も船団になっていた。聞くところによると水もかなりきれいで、巻物でポツポツ良い魚が |
獲れる、とのことらしかったが、果たして本当なのかどうか、この目で確認しに入ってみた。 |
柳ヶ崎の砂浜から自衛隊の岬、自衛隊北側のワンド沖にかけて船団になっている。船を停めて |
みると水面には白い泡が浮いている。これならば、におの浜の方がよっぽど水がきれい。 |
ただし、白濁の具合はこちらの方が少ないような感じ。しかし、しばらく船を流していたが、 |
魚探が一向に鳴らない。水深3.5m付近、一番船団ができている水深付近だが、ピリリとも |
鳴らない。本当にこのエリアで巻物が効果を発揮するのか、甚だ疑問。念のためバイブを |
ひたすらに投げてみた。自衛隊のスロープ前辺りから、岬の沖、北側のワンド沖までバイブを |
投げながら進んでみたが、アタリはおろか、やはり魚探すらまったく鳴らない状態が続く。 |
周囲の船も釣れいてる様子は無い。何かキモを抑えた人にはおいしいエリアなのかも |
しれないが、私に釣れる魚は居ないと判断し、移動。 |
|
●12:00 若宮漁港沖〜アクティバはるか沖 |
|
いよいよ南風が強く吹き始め、沖合いはうねりと白波が出始めた。もはや風に向かってエレキを |
踏むと、水はかぶるは、リップの着いたルアーは投げられないは、という状況。 |
一言で言うと、相当に荒れている。そんな中、先日船団ができていた若宮漁港の沖に船を |
停めてみた。激荒れの中、沖合いで釣りをしている船などほとんど無い状態だったが、 |
場所の状況を見ておこう、という気持ちが先行した。ウィードは良さそうな感じだが、 |
いかんせん魚探に反応が無い。テキサスを投げてみたが、まったく反応も無い。 |
そのままエレキを踏みながら、大きなエリを沖側から回りこみ、南から北に、風に流され |
ながらエリアを進む。この沖合いのエリア、どういう具合になっているのか詳細は |
分からないが、いつも入るアクティバのはるか沖とつながる、南北に長い広大な |
ウィードエリアであるように思う。今日は風が強いので、このまま流されてそのエリアの |
様子をチェックしてみよう、と思い立った。強風で、投げられるルアーはテキサスぐらい。 |
それでも急速に流されているので、底を取れるかどうか微妙な感じ。鐘化ワンド北側にある |
赤取水塔のはるか沖を過ぎたあたりで、魚探の反応も激しく、バイトも無数に感知する |
エリアがあったが、ここぞとばかりにキャストに力が入り、テキサス用タックルのリールに |
ライントラブルが発生。必死にほどくが、釣りができないまま船はどんどん北に向かって |
流されていく。ようやくトラブルを解消してふと頭を上げると、船はもはや雄琴港の沖まで |
到達していた。そのまま進路を北に取り、引き続き流されながらテキサスを引きずる。 |
流される方向を調節し、いつものアクティバはるか沖まで流されてきて、魚探の反応が比較的 |
激しくなりだした。やはりこの周囲は一段と魚影が濃いように感じる。 |
そして、ようやく引きずっていたテキサスにバイト。35cm級のバスが上がってきた。 |
本当にこの場所に魚がよっているのかどうか、その状況も原因もわからないが、何となく |
釣れる気がする、というのが正直な感想。船が急速に流されないよう、また水を大量に |
かぶらないよう、エレキで必死に操船しながらテキサスのキャストを続ける。 |
すると、しばらくしてまた35cm級がヒット。なるほど、ここなら私にも釣れる魚が居そうな |
感じがする。それを確認し、本日最後の場所に移動。 |
|
●14:00 名鉄 |
いつも残り時間がぎりぎりになってから、ちょっと立ち寄ってみる程度しか釣りができて |
いないため、たまにはゆっくりチェックしてみよう、とやや早い時刻に入ってみた。 |
エリのすぐ北側に船をつけ、また風に流されながら浮御堂沖に向かって流されていく。 |
しかし、今回は単に流されるのではなく、水深4.5mから5m付近にあるウィードエッジを |
見ながら、急速に流されてしまわないようエレキ操船を行って流されていく。 |
他にも船がポツポツいるが、ちょっと釣ってはすぐに移動して行く、という感じで、 |
ゆっくりエリアを見ているは私ぐらい、という感じ。しかも、釣れてる姿を見ない。 |
先日、ラバジで子バスを数本釣った時は、この水深、このウィードの状態でも魚探が頻繁に |
鳴っていたが、今日は全然鳴らない。バスはおろかベイトも居ないのか。いずれにしても |
魚探が鳴らないと、なかなか釣れる気がしないのも正直なところ。そのまま浮御堂沖の |
手前ぐらいまで流し続けたが、結局ここではバイトも無いまま、タイムアップとなった。 |
|
今日は晴れてはいましたが、非常に風が強く、とても釣りづらい状況でした。 |
しかも、琵琶湖の流れに反する南風。信じる、信じないは別にして、南風が強いときは |
良い釣果は難しい、という説もあります。もう少し風の状況が良ければ、湖東側の木の浜や下物、 |
草津川河口、北山田なども見て回りたかったのですが、水の白濁した状況が未だ続いているのを |
確認したことと、より水深が浅い東側は風が強いと高い波が立つ、という状況を考えて、 |
今日の釣行を断念しました。恐らく、Pカップ当日も湖東エリアに入ることは無いと思います。 |
しかし、先日は北の沖島で良い魚を獲り、今日は南のにおの浜で獲り、トーナメント当日、 |
私は一体どこに向かって走れば良いのでしょうか。。。 |