2004.10.2(土) 台風濁り 【 プライベート 】

 
 
 

今日は前回に引き続き、一人で琵琶湖に釣行です。
前回、やや魚の雰囲気が見えた気がしましたので、その状況を再認識するとともに、次の週末、
また同船出撃する予定ですので、ポイントを外さないようプラ?を兼ねての釣行のつもりです。
しかし、一昨日にまたまた台風が直撃し、その増水と流れ込みによって、濁りやゴミの影響が
心配される中での出撃となりました。
天候は、午前中まで雨、午後からは曇りの予報で、決して釣りのしやすい状況ではありませんでした。

●7:00  出撃
朝、マリーナに向かう車中では所々雨に遭遇したが、マリーナは霧雨。
準備をして出撃をするまでの間、降っているのか止んでいるのか良く判らない程度に、
微妙な霧雨が降り続いているような状態。
カッパを装着するかどうか迷いながら、とにかく普通の格好で湖上に出た。
マリーナ前のワンドは、相変わらず濃いウィードが見えるが、やや濁り気味。
一昨日、台風が通った影響が出ているものと思われた。
とにかく前回出撃のイメージを確定させるべく、前回と同様の場所を見て回ることにした。
湖上は風がほとんど無い状態。周囲の山々は雨に煙っている。
比叡山も良く見えない状態なので、雨が来るのかな、と思いつつ、船を北に走らせた。

●7:30  旧野洲川河口
湖北、鮎屋前の北側にある出っ張り部。その北端辺りに入る。
滑走中に雨をやや強く感じ始めたので、湖上で一旦停止してカッパを装着。
ポイントに到着するとすっかり雨模様になっていた。
ポイントは、旧河口というだけあってサンドバーがせり出している感じで、シャローは非常に浅い。
そのシャローに上がる手前、ブレイクを狙える場所に船をつけた。
ブレイクに向かってまずはバイブを投入。ブンブン投げながら進んでいく。
前回の出撃ではシャローにスピナベを投げ込んでみたが、今回はブレイク狙いに徹する。
バイブを一通り投げて、次はクランクを投入。ウィードがどうしても濃いエリアではスピナベに
持ち替えるなど、巻物を中心にどんどん投げながら進む。
時折、ベイトが逃げ惑うように水面を跳ねているが、ルアーには一切反応は無い。
恐らく魚は居るのだろうが、ルアーを食う気にはなってくれない様子。
そのまま、ブレイク沿いに南方面に船を進めた。
しかし、台風の影響なのか思いのほか濁りがきつく、ウィードもほとんど見えない状態。
やがて西風が段々強くなってきたので、湖北に長居は無用と判断し、少々南に移動。

●9:30  ラフォーレ前
一番オイシイと私が思っている場所に、漁師さんの仕掛けが入って久しい場所。
まずはたどり着いて水の悪さを確認。水面の泡は少ないものの、水中のウィードも見えないほど
濁っている。むしろ白濁していると言った方が近いかも知れない。
魚探もほとんどならず、投げるルアーにも一切反応は無い。
もっとも、ここでもバイブとクランクしか投げていないが、深度をやカラーを変えて色々試したが、
アタリも何も無い。この辺りの場所が再び釣れ出すには、もう少し日数が経って濁りが取れた方が
良いように感じる。そんなことを色々考えながら、次の場所を目指して更に南下した。

●10:30  ワンワン王国前
久しぶりにこの場所に立ち寄った。ワンワン王国前、琵琶湖大橋東詰の北側エリア。
とは言っても、本当の東詰部は、橋脚工事のためオイルフェンスが張られていて、なかなか近づける
状況には無い。そこで、やや沖合いにある5m付近のウィードエッジを狙える場所に船をつける。
ここでも、バイブやクランクをガンガン投げて行く。しばらく粘って、ようやくバイブに生命感を感知。
しかし少し巻いてくると妙に軽くなる。バレたかな、と思いながら更に巻き上げてみると、
何とLV500のフックをガッチリ咥えた20cm級のギル。
スレでもなく、バイブでギルを釣った経験はあまり無い。
しかし、ようやく活性が上がってきたかと思い、クランクなどもガンガン投げるが後が続かない。
ここでSPミノーを投入し、数投目で子バスを1本確保。今度こそいよいよ釣れ出すか、と思ったが、
これもやはり後が続かず。先日はバイブが良い感じだったが、今日はSPミノーかも知れない、
そんなことを考えながら次のポイントに移ることにした。

●12:00  木の浜
1号放水路の沖に船を止める。水深4m前後。背の低いウィードがポツポツある。
そこにまたバイブをどんどん投げて行くが、ウィードの切れ端が水中にたくさん漂っているようで、
いちいち切れ端を引っ掛けて上がってくる。これでは手返しが悪く少々釣りづらいので、
多少はマシと思われるスピナベを投じる。重めのスピナベで底を這わせるが、アタリも何も無い。
とにかくスピナベを投げながら、北から南に向かって船を進めた。
やがて3号放水路沖のエリの先端部まで到達。やはりここはウィードの生え具合が違う。
ウィードには活気がある感じ。しかし、魚探はあまりならず、今日は水中に生命感を感じない。
ここでルアーをSPミノーに持ち替える。数投目、先程と同じような子バスをゲット。
場所を動きながら、深度の違うSPミノーを投げ続ける。
やや浅めを泳ぐSPミノーで、25cm級をゲット。
だが、続けて釣れて来る感じでは無く、単発というイメージ。後が続かない。
この辺りで、小降りだった雨もかなり上がった感じで、比叡山も見え始めた。
果たして今日はSPミノーの日なのか、他の場所でも試してみるべく、カッパを脱いで移動。

●13:30  烏丸半島沖
ここのところ船団になっていることが多いが、今日は比較的船が少ない。
もうポイントとして魚の居場所が変わってしまったのか。
その代わりなのかは判らないが、今日は朝から名鉄ホテル跡沖が大船団になっている。
名鉄跡沖ならいつでも入れるので、とりあえず烏丸半島沖のポイントに船を止めた。
浚渫跡が絡む地形で、浅い部分のウィードは強烈に濃い。
ここで、本日始めてテキサスを投入。ワームでウィードの際を縦にチェックする。
しばらくチェックして回っていると、ついにアタリを感知。なかなか元気で良く引くが、
上げてみると35cm級。40cmには足りない。その後もテキサスでチェックを進めたが、
結局ワームで獲れたのはこの1本のみ。やがてワームに飽きたので、ウィードの面をなめるように、
やや浅めに潜るSPミノーを投入。数投目、生命感を感知して上げてみると、また子バス。
今日はSPミノーで釣れる魚が小さい。ここも後が続かず、子バスの後は生命感の無い時間帯が続く。
やがてそこそこの時刻になってきて、本日最後のポイントを定めて移動。

●15:00  アクティバはるか沖
残り1時間、いつもの場所に行ってみた。ウィードが濃くなってきていたので、
ひょっとするとエリアのど真ん中は水が澄んでいるのでは無いか、という読みだったがさにあらず。
ポイントに到着してみると、今日回った他のどの場所よりも、ウィードの切れ端が大量に漂っている。
水面にもやや白い泡が出て、魚探もまったく鳴らない。こうなれば、ちょっとチェックしてまた
次の場所を目指そうかとも思ったが、さほど時間が残っていないので、今日はここをチェックして
終わることにした。ウィードはそこそこ濃く生えているので、浅めのSPミノーを投げたり、
スピナベを投げたりしてエリアのチェックを進めて行ったが、結局アタリも無し。
釣りをしていると思っている以上に時間が早く経つもので、残り1時間程度の時間はあっという間に
過ぎてしまった。釣具を片付け、マリーナに戻る前に、船団になっていた名鉄跡沖を見に行ってみた。
なるほど、水は深緑色で他の場所のように白濁しているイメージは少ない。
夕刻の16:00過ぎだと言うのに、まだ小さな船団ができていた。もう時刻も遅く、
釣具も片付けた後なので、ルアーを投じることも無く、そのままマリーナへと向かった。

マリーナに着いて、マリーナの方に今日の様子を聞くと、今日は名鉄跡沖だけ釣れてます、
とのこと。なるほど、いつもの水質とあまり変わらないのは、そこだけだったかも知れません。
久々にお会いした同マリーナのこうちんさん情報によると、他にも湖南の南の方でも
船団になっているエリアがあるとのことでした。
北に走ってもあまり良い釣果を得られていませんので、来週はまた南をチェックしに行こうかな、
とも思いますが、ともかく嵐や雨では無い中で、落ち着いて釣りがしたいです。
ここのところ、本当に天候には恵まれていない気がしますので。
来週こそは、何とか晴れを!!

一つ前のページ   TOPページ