2003.9.1(月) 残り香?【プライベート】

 
 
 

今日も琵琶湖に出撃です。夏になると、妙に私の活性が上がっている気がします。
特にここ数日、涼しかった今年の夏を一気に取り返すような、暑い日々が続いています。
こう暑いと、やはり朝のうちにトップウォーターを、と思ってしまうのですが、
今年はなかなかトップで楽しい釣りができていません。プラグ系でも然り。
何だかいつも以上にワームに頼ってしまって、私なりに楽しい釣りになっていない気がします。
そこで今日はなるべくハード系(スピナベ含む)をメインに、というプランで出撃しました。
天候は朝から晴れ。昼からは所によってにわか雨か雷雨、という予報です。
今日も夏を取り戻すような、うだるような暑さが予想される中での出撃となりました。

●7:30 出撃
比較的真面目な時間?に出撃。マリーナ前のワンド、ウィードがまた少々濃くなった気がした。
ウィードが濃くなったのか、水位が下がったのかは良く分からないが、先日の台風一過に比べて
明らかに出撃ルートが難しくなっている。
ウィードの間を縫うようにワンドの外へ抜け、今日も湖北を目指して滑走を開始した。
前回の釣行時に「次回からは真面目に釣りを」と思っていたが、ここ近日の暑さで
その構想が一気に崩れてしまった感は否めない。

●7:45 わんわん王国前
琵琶湖大橋のすぐ南側から釣りを開始し、大橋をくぐってわんわん王国前へ。
投げるルアーはスピナベ。とにかくがんがんスピナベを投げまくった。
しかし、いつもなら感じるブレードへの無意味なアタリも一切無し。
ここの辺りは、私の勝手な思い込みだが、この時期5m近辺にウィードの切れ目ができて、
1時間半〜2時間に1回ぐらいのペースで、パタパタっと釣れる時があると思っている。
タイミングさえ会えばデカバスにも出会えると信じているのだが、なかなかそうは行かない。
魚探もピクリとも鳴らないため、一旦ダウンショットに持ち替えて水中を探って見る。
すると凄まじいアタリでワームへのアタックを感知。やはりタイミングの問題なのか。
取水塔の西側、私が結構魚が多いと勝手に思っているエリアにクランクを投げ込む。
するとやっと魚がヒット!と思いきやビッグサイズのギル。これにめげずまた投げていると
いよいよ突っ込むようなバスアタリを感知。リールを巻いてみると30cm程度ではあるが、
体高のある立派なバスが上がってきた。しかし手元でバラシ。ある意味バレてくれるとホッとする。
そのままエレキでエリを回りこみ、シャローをスピナベでチェックしながら北上する。
浅いところは水面までウィードが伸びているので、バジング気味に水面下ギリギリを狙って
スピナベを通してくる、そんな投げ方を延々と繰り返した。
2本ほど子バスを掛けたがなかなか良いサイズは上がってこない。
しばらく粘っていたが、時間がかなり進んできたのでビバークポイントへ移動。

●11:00 北小松
今年の夏はここ。北小松の浜の沖。時折ライズもあって良さそうな場所なのだが、
私自身はあまり良い思いをしていない。
今日もビバークに入る前にちょっと竿を出して見たが、ハードルアーにはアタリも無し。
少しワームを投入してみたが、ワームですらアタリを感じない。
ここでもやはり何かのタイミングが合わないと釣れないのだろうか。
そんなことを考えながら昼休憩のビバークに入った。

●11:30〜13:30 昼休憩
やはり今日も、泳ぐ、食べる、寝る。
もはや9月になったと言うのに、完全に夏パターン。
これを夏の残り香と言うべきか、今が夏本番と言うべきか、今年は非常に微妙。
釣りの方もまだまだ夏パターンが通用しているような気がする。

●14:00 鮎屋前
昨年、これぐらいの季節から秋の間、とにかく魚に触りたければ寄っていた気がする場所。
水深4mぐらいのところにウィードの切れ目があるのは昨年と変わらない。
しかし、昨年は確かにあったエリが消滅しており、エリを目印にしていた私には
昨年目をつけていた場所が特定できない。
仕方なくエリア北側から風に流されつつ、クランクをブンブン投げながら場所探しをする。
しかし結局場所の特定はできず。クランクで25cm級を1本追加したのみでヒットも少ない。

●15:00 ラフォーレ前
今年の夏はここへ寄ってしまう。必ずと言って良いほどバスの姿を見ている気がする。
とにかく今日はハードルアーで楽しむことをメインにしているので、スピナベから入りつつ、
クランク、バイブなどを重さや色を変えて次々に投げ込む。しかしどうも反応があるのはクランク。
しかも色が金黒に限られている感がある。
現に今日ここまで魚に触ることができたハードルアーは金黒のクランクが圧倒的に多い。
そしてここのエリアでも、やはり金黒のクランクにヒットがあった。
サイズはそれほど伸びないのは相変わらずながら、30cm級を頭に30分ほどの間で4本。
ワームを使わなくても、私としては充分楽しめた釣果となり、本日はここで終了とした。

今日はほとんどワームを使わない1日でした。時折魚影の濃さ?薄さ?を自分なりに測定するため、
パイロット的にダウンショットを投入しただけでした。
こんな釣り方でも、タイミングさえ会えばホントに充分な釣果が得られると思いました。
クランクでギルも釣ってしまいましたが、ワームを投入したときのギル攻撃に比べたら
かなりギルの確立が下がって、バスと遊べる楽しさがアップすると思います。
ところで、本当に8月より暑い9月、そんな不思議な天候になりました。
おかげで私は、8月に満足に出来なかった夏遊びを9月になった今、楽しんでいます。
果たして水中の季節は逆戻りせず、順調に進んでいるのでしょうか。

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