2003.8.3(日) 一気の夏【プライベート】

 
 
 

今日で3週間連続の週末出撃です。先々
週、先週とまったく夏らしからぬ天候で
寒かったのですが、ようやくここに来て
一気に夏本番。と言いますか、もう8月
なんですが、、、という感じです。
やっと水温も25℃を超えました。しか
し、先週から突然3〜4℃上昇したこと
になりますし、突然の水温上昇が釣果に
一体どの程度影響するのか、心配半分、
夏のお楽しみ気分半分。
要するにこの暑いさなか、集中力を大幅
に欠いた状態での出撃となりました。
朝の早いウチは曇り。昼前以後は晴れ。
関西の夏らしく、じっとしていても汗が
出てくるような気温&湿度。
本当に、いよいよ夏だな、という感じの
1日でした。

2003.8.3.jpg
とある夏の風景。湖北某所にて。
●6:45 出撃
久々に真面目な時間からの出撃となった。しかしそれにしても暑い。
涼しかったのは、自宅からマリーナに向かう最中の時間帯だけだった感じ。
マリーナ前のワンドは本当にウィードが濃くなっている。出撃するのにかなり苦労する状態。
ようやくワンドを出て、今日の気温と水温から私なりにイメージし、迷い無く北を目指した。
●7:15 大溝
いつも行っている安曇川を一旦は目指したが、もやが濃く、大溝に到着するまでにも結構右に左に
ずれたルートを走っていたようなので、燃費を考えて途中で止まってしまうことにした。
大溝はいつもビバークするポイントとして活用しているが、朝から真面目に魚を狙ったことが無かった。
水深4m〜5mより浅い方では、この季節ウィードが水面近くまで生えているのは分かっている。
そのあたり、ひょっとしてトップで釣れるのでは、という期待もあった。
早速トップからキャストを始めるが、やがて風が少々吹き始め、ルアーが波間に消えるほどになってきた。
これではトップでゆっくり狙えないと思い、SPミノー、クランクなどでキャストを続けた。
しかし、スピナベのブレードに何度かヒットを感じただけでフッキングはせず。
岸に、沖に、いろいろ場所を変えてみたが結局魚の姿を見ることなく、移動。

●9:30 北小松
めったに行かない、私にしては珍しい場所。何となく立ち寄って見た、そんな感じ。
水面に波は無く、鮎ボール?のナブラが2〜3箇所に確認できた。
水深4mぐらいにあるウィードの切れ目をクランクとスピナベで狙いながら、
湖岸沿いに流しながら進むが、やはりスピナベのブレードに何度かヒットを感じる程度。
スプーンでもあれば投げてみたい衝動に駆られつつ、ダウンショットなどでもチェックを続けた。
しかし、結局ギル以外の魚の姿は見れず、やがて日も高くなって暑くなってきたので、
アンカーを落とし、ここでビバークすることにした。

●11:00〜13:30 昼休憩
泳ぐ、寝る。これが私なりの夏の琵琶湖満喫術。
私なりに『人間のサマーパターン』と呼んでいる。
今年初めての、本格的な『サマーパターン』と言える1日。
トップで魚が獲れていないことを除いては。。。

●14:00 ラフォーレ前
昼からはいよいよ本気で魚の姿を見ようと、先週調子の良かった場所を目指した。
しかし、先週ほぼピンで魚が釣れた場所の真上に、なんとヨットがビバーク中。
水着の女性を何人も乗せて楽しそうな様子を見ながら、恨めしい気持ちを抑えつつ、
仕方なく周囲のウィードエリアを攻めてみる。しかし、一向にアタリも無い。
風はほのかに北風が吹き、この季節、この場所の状況としては決して悪くは無いはず。
だが本当にピクリとしたアタリも無いまま時間が過ぎる。
やがてヨットが移動していったので、その後にすかさずルアーを投げ込むがやはりダメ。
先週とは打って変わってまったくもってアタリも無い。一体どうしたのだろうか、という感じ。
突然の水温上昇がここまで食いを鈍らせたのか、それとも何かのタイミングの問題か、
それともやはりただ単に私の腕前の問題か。。。

●15:00 わんわん王国前
夏に私がよく行くポイントで、今年まだ1回も入っていなかった場所。
ウィードの生え方すら今年はまったく把握できていなかった。
しかし本当に自然の力とは恐ろしいもので、見事に例年と同じ水深5mにウィードエッジができていた。
このエッジ部、何かのきっかけでタイミングさえあえば爆発する、と経験上私は信じている。
しかし今日は魚探すら鳴らない。完全な沈黙状態。当然ルアーにアタリも無い。魚も釣れない。
スピナベとダウンショットを交互に持ちながらエリアを行ったり来たり。しかしまったくの徒労。
やがてマリーナの閉門時間が迫ってきたので、本日は結局ボーズのまま納竿とした。

わんわん王国前で空を見上げると、東の空には大きな入道雲が見えました。。
琵琶湖の天候に影響は無さそうでしたが、このうだるような暑さ、魚が獲れない虚脱感、白く輝く入道雲、
日焼けした肌。これぞ夏の風物詩。先週と打って変わって一気にやってきた私の夏スタイルです。
釣りそっちのけで楽しむボートライフ、私にとっては何とも贅沢な季節、これが待っていた夏です。
釣りの方は急な水温上昇もあってか、まったくお話しになりませんでしたが、
私なりのサマーパターンを満喫できた、そんな楽しい1日でした。

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