2003.8.16(土) そして、夏が終わる【プライベート】

 
 
 

今日は琵琶湖へ出撃です。最近堰を切ったように釣行している気がしますが、
今年の秋は仕事で大きなヤマを迎える予定で、9月になると出撃もままならない日々が
続くはずですので、それまでの骨休めです。
それと、8月は実質これが最後の釣行、運が良ければ31日の日曜日に出られるかどうか。
結局、今年は本格的なトップ遊び&満足の行く私自身の水遊びをすることなく、
涼しげなうちに夏が過ぎて行こうとしています。
本日の天候は雨混じりの曇り。気温も30℃あるか無いか。水温はかろうじて25℃程度。
8月の中旬とは思えないこの天候、秋の訪れは早いのかも知れません。

●6:45 出撃
天候は予報通り曇り。マリーナに向かう道中、何度か小雨に遭遇した。
今日はこんな小雨混じりの天候なのだろうか。だとすれば釣り的には良さそうな雰囲気。
マリーナ前のワンドは先週からすっかりウィードが飛んでしまった状態で
非常に出撃しやすくなっている。滑走を開始する前、ロアユニットとペラへの
ウィードの絡みをチェックする。何も付いていない。
今年、偶然見つけた良さそうなエリア、北小松の浜に向かって一気に北上を開始した。

●7:15 北小松
走行中にエンジンを見てみると、冷却水が出ていないのに気付いた。
しかし、水圧計は針が振り切れるぐらいまで振れている。出口の目詰まりか。
後で泳ぎながらいじってやろうと思い、そのまま目的地まで走行した。
浜に近いウィードエリアには既にゴムボート1艇、バスボート2艇が入っている。
そのうち1艇のバスボートは浜の中ほどにある沖合いのポイントにマーカーを打っていた。
確か、ポツポツ同じポイントあたりで定点の釣りをしているボートを見かける。
何かあるのか。後でチェックしてみようと思い立つ。
私は浜の南側から北に向かってエレキを踏みながらシャロー方面にルアーを投げた。
小波が立っているのでトップは諦めて、スピナベ、シャロークランクを投げる。
しかし反応は一切無し。スピナベのブレードにギルのアタリすら感じない。
浜の中ほどから北側では既にウェイクボードやジェットが走り始めている。
仕方なく水深が深い所や浅い所を行ったり来りしながれチェックを続けた。
ふと見ると、水面に鮎ボールのナブラがいくつかできている。ベイトは多いようだ。
しかし一向にパニックになる様子も無く、バスの存在をあまり感じない。
やがて、定点の釣りをしていたボートが居なくなった。すかさず場所のチェックに向かう。
魚探を当てて見て納得。水深10メートル以上の固定に巨大な漁礁を確認。
早速ダウンショットを投げ込んで様子を確認してみるが、あえなく1投目で根がかり。
リグり直してまた投げてみるが、また数投目で根がかり。
そんなことを3〜4回繰り返し、山立ての場所を確認してチェックを終了した。
そもそも、私はこう言う漁礁の釣りは、すぐに根がかるので好きでは無い。
その後、ウィードエリアの水深を変えながらハード、ソフト、色んなルアーを投げてみた。
結果、水深4m〜5mの辺りでギルの猛ラッシュに遭遇することに気付く。
今日の水深は4m50cm、と自分の中で決めた。しかし一向にバスが釣れて来ない。
果たしてこのエリアは本当に当たりエリアなのか、疑問に思えてきた。
先日から通ってはいるが、数でもサイズでも、オイシイ思いを一度もしたことが無い。
ようやく20cm級のバスを1本釣り上げたが後が続かない。ここはこれまでか。
ここまで釣りをして、約2時間30分が経過していた。
引き続いて釣れていた水深あたりをチェックしつつ、11:30を過ぎたところで
アンカーを落とし、そのまま北小松浜沖にビバークして休憩とした。

●11:30〜13:30
お昼の休憩。食事をする前に、オフセットの針を1本プライヤーで伸ばして針金状に河加工。
それを持っておもむろに水中へ。寒い。天候は相変わらず曇りで風もある。
しかし、エンジンの冷却水が気になっていたので、そのままエンジン後部に回り、
排水口に針金を指し込んでグニョグニョ。トロっと温かい水が出てきた。これで良し。
船に上がってエンジンをかけてみると、勢い良く冷却水が出始めた。
体をさっさと拭いて引き続き休憩した。

●14:00 ラフォーレ前
最近、北小松→ラフォーレ前という流れが自分の中で定番コース化しつつある。
魚を見ようと思えばまずここ、という気分になっている感じ。
到着してみると、取水塔を中心に既に何艇かが固まっている。
しかし近づいて良く見ると、私が思い込んでいるピンポイント周辺は誰も居ない。
迷わず取水塔部分よりも東側のピン(と私が思い込んでいる)場所に入った。
魚探にはほとんど反応が無い。だが魚が獲れることを信じてダウンショットを投入。
何故かしらこの場所、私にはダウンショットでしか魚が獲れない。
と、1投目から早くもヒット。小さいながら20cm級のバス。やはりここには居る。
しばらく釣れない時間帯が続き、また2本ほど釣れてまた釣れなくなる、そんなことを
何度か繰り返し、ポイントの場所を何度も修正し、結果として数釣りを楽しんだ。
最大級の魚でも35cmぐらいまでしか獲れないのだが、私としては充分楽しい。
ふと時計を見るともう15:30ぐらいになっていたので、本日はここで終了とした。

今日、マリーナで久々の友人に出会いました。色々話し込んでいると
「実はそこそこの魚、ライブウェルに入ってるんですよぉ〜」と言い出すので
早速ボートにお邪魔して魚を取りだし、長さを計測してみると丁度50cmぐらい。
久し振りに立派なバスを見た気がします。
結局今日は終始曇りで、時折小雨が混じる状態が続きました。
そして今夜京都では五山の送り火。京都の夏に終わりを告げる行事です。
今年は本当にジリジリするような夏の日差しを感じる機会がありませんでしたが、
もう次の釣行からは泳ぎの準備は持参せず、真面目に釣りをするつもりです。
どこかで残暑もあるでしょうが、これからどんどん水も風も冷たさを増し、
水の中も湖上を渡る風のにおいにも、秋の気配が近づいて来るはずです。
というか、もう既にそれっぽい雰囲気になっているような気がしますが、
この涼しい夏は、秋以降の状況に一体どんな影響を与えるのでしょうか。

一つ前のページ   TOPページ