2003.7.28(月) 水中だけサマーパターン【プライベート】

 
 
 

今日は久々に先週から2週続けての出撃となりました。
何故か暑くて皆さんの活性が下がるこの時期に、妙に活性の高い状態になりつつあります。
さて、先週は思いの他低かった水温。例年より1週間ほど遅い目の梅雨が明けたとは言え、
まだまだピーカンの晴れという日は無く、気温も異様に低い状態が続いています。
水位はこの時期にしてはまぁまぁある方だと思いますが、夏場のウィードの勢いは相変わらず、
という気がします。結局今日もマリーナから南には向かいませんでしたが、
いつもと生え方(濃い場所)が違う、という話しを幾度か聞きました。
確かに、木の浜あたりのウィードもちょっと目新しさを感じるのは私だけでしょうか。
おかげで、木の浜でもトップで釣れるというウワサも聞きましたが、
今日のような平日でも常にルアー攻撃にさらされているエリアで、
果たして私のような下手っぴと遊んでくれるイージーな魚が居るのでしょうか。。。
今日の天候は曇り。午前中は所に雨という、梅雨明け直後とは思えない天気予報。
湖上に出る前からすでに冷たい風を感じての出撃となりました。

●7:30 出撃
今日もやや重役出勤気味。空はどんよりと曇り、世間がもう夏休みとは思えない涼しさ。
次の週末はもう8月だと言うのに、夏スタイル(短パンとTシャツ)では寒い。
とにかく準備をして湖上に出て見ることにした。目指すは木の浜。
湖南エリアでは久しくやっていない、トップで魚を獲る遊びにチャレンジ。

●7:45 木の浜
マリーナ前、ウィードだらけのワンドを抜けると、一瞬の滑走で木の浜到着。
平日で船は全然少ない感じだが、佐川前あたりのエリアには既に船が数艇張り付いている。
1号方水路から佐川前あたりのエリア、例年こんなに明確だった記憶が無いのだが、
水面までビッシリ生えたウィードが案外沖の方まで広がっている。
このウィードをぐるりと囲むように、数艇の船がすでにロッドを振っている状態。
私もやや距離を置きながらトップをガンガン投げて行く。
しかし、風が少々あって湖面に細かい波が出ているせいか、今一つ釣れる気がしない。
トップのルアーアクションが波間に消えてしまっている印象がある。
ちょっと粘って見たがどうも生気を感じないので、スピナベに変更。
ウィードの固まりの中にどんどん投げ込んで行くが、これも疲れるだけのような気がしてきた。
テキサスをウィードの中に突っ込む、などという力技も一瞬あたまをよぎったが、
まぁそこまでしてここで魚を獲りたいワケでは無いと思い、移動することに。
空は相変わらず曇り。風は南東からだが冷たい。短パンとTシャツ、草履姿の私は寒さに震えていた。

●9:30 ラフォーレ前
わんわん王国前〜ラフォーレ前〜鮎屋前あたりが、私の夏から秋にかけての一つの定番かも知れない。
その中でも一番わかりやすいと思っているのがラフォーレ前のエリとエリに挟まれた狭いエリア。
水深5m〜6m辺りに、明確では無いがウィードの切れ目ができる。
そこを狙うと結構数釣りが楽しめるはず。そう思って、風下側のエリの際から風上側のエリに向かって
ウィードパッチの点在する辺りにクランク、スピナベを投げ込んでエリアを進む。
しかしハードルアーには一切反応は無く、やがて風上側のエリに到達してしまった。
ここでダウンショットに持ち替え、今度は風に流されながら風下に向かって進む。
すると、エリとエリの丁度中間あたり、突然激しいアタリに見まわれた。
細かいアタリは無視して、明らかに威力のありそうなアタリにだけアワセを入れる。
パタパタっと3〜4本上げたがサイズは35cmぐらいまでがアタマ。大きくは無い。
そのまま風下に流されて行ったが、一定の場所を外すとやはりアタリは止まった。
こんな感じで3回ぐらい、エリの間を行ったり来り。大体釣れる場所を特定するに至った。
これも一つの、私が思うサマーパターン。子バスがギルのように激しくアタックしてくる感じ。
数を釣ろうと思えばいくらでも釣れる、という感覚になってしまう。
ここでふと時計を見ると11:00。どこかでビバークしようと思い、場所を求めて走ることにした。

●11:30〜13:00 休憩タイム
旧野洲川河口 → 大谷川河口(?)→蓬莱浜沖 と、湖北の南端をぐるりと一周。
なかなか良いビバークポイントは無く、結局、蓬莱浜でアンカーを打った。
しかし、東からの風がうねりになって押し寄せて来る。アンカーを打ってはいるが
船がへさきから波をかぶるような状態。それでも強引にランチタイムとした。
風は冷たく空は曇天。日差しなど何も無い。ランチが終わって昼寝でもしようと思ったが、
あまりの寒さ(風の冷たさ)に眠ることもできず、早々にアンカーを引き上げて移動開始。

●13:30 ラフォーレ前
午前中とは違う場所を、と思ったが、旧野洲川河口〜鮎屋前あたりにかけて、ウェイクボードと
ジェットの皆さんが走り回っているのが見えたので、午前中と同じ場所に入り直してみた。
午前中に確認したピンポイントの場所にハードルアーを投げ込み、何とか1本と思ったがやはり
反応はまったく無い。しかしダウンショットを入れると一気に入れ食い。
シンカーが着底する前からすでに魚が引っ掛かっている状態。
ちょっと風に流されてしまうと途端にアタリは無くなる。
この不思議な状態を少々楽しみつつ、何本か釣ったところで移動。

●14:30 木の浜
木の浜沖の南にある、プチ・ディープホール(と勝手に私が思っている穴)に行って見た。
穴の周囲、風の当たる西壁面をちょっと流してみる。
エッジのショルダー部、浅い方の湖底から生えているウィードが
魚探の誤反応を誘うばかりでまったくアタリも無い。
相変わらず空は曇天で日差しも無く、昼間なのに風が肌寒い状況。
この状態でアタリも無いと人間の方がなえてくる。
最後に1本ぐらい、とも思ったが、特にそれ以上粘ることも無く、本日の釣行を終了した。

マリーナに戻るってビックリ。まだ閉店1時間前なのに私の車しかありませんでした。
朝出る時には私以外にも2〜3台ほど車があったのですが。。。
しかし、この不順な天候のせいか、夏休みにしては極端に人の少ない琵琶湖でした。
結局陸にあがってもさほど暑くも無く、体が完全に冷えた状態だったので、
先週に引き続き、途中で銭湯に寄ってから帰宅しました。
今年、あのギラギラと暑い夏は来ないのでしょうか。

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