2003.12.14(日) 冬のはじめに【プライベート】

 
 
 

前回の出撃から早や1ヶ月。もう季節はすっかり進んでしまいました。
特にここ1週間は急激に寒さが増し、一気に冬に突入していく、そんな感じです。
それもそのはず、良く考えるともうすぐクリスマス。街の電飾も派手になってきました。
行く前から、きっと水上は寒いだろうな、と想像はついていましたので、私の冬の風物詩、
『湖上カップラーメンの儀』が行なえるよう、アイテムを整えて出撃しました。
天候は曇り時々晴れ。午後からはほとんど日も差さず、寒さ倍増といった感じでした。

●9:30 出撃
やはり超重役出勤。最近本当に朝に弱くなった気がする。
とは言え、もはやこの季節になると、朝イチの寒さと釣果は比例しない気がする。
そんな言い訳を考えつつ、マリーナ前のワンドを出て南を目指した。

●9:45 におの浜沖
南下している途中、風は南から吹いていて湖上にも多少白波が出ていた。
この風は、私としてはにおの浜に入りたい風向き。
風裏になることと、この風でも比較的水がきれいであることがその理由。
しかし草津川河口の岬を過ぎた辺りで風向きが変わっていて、西風になっていた。
この風は逆ににおの浜にはもろに吹き付ける格好になるため、あまり良い気がしないのだが、
とにかく最初に目指した場所でもあるし、季節の進みを確認する意味でも一旦におの浜付近に入った。
強い西風で船が流されることを計算し、大津港のすぐ横辺りまで船を進めてからエンジンを切る。
風はうなりをあげて吹き付ける。魚探はまったく鳴かず。水温は私の水温計で8℃台。
この水温だと、もう港の中などの方が魚影が濃いのかも知れない。
オープンウォーターでの釣りは、今シーズンはもう終わったと思った方が良いのかも知れない。
そんなことを考えながら、ただ黙々とSPミノーを投げ続ける。
引っ掛かってくるのは枯れたウィードばかり。時折緑色のものが混じるが、魚探に反応は無い。
プリンス前あたりが少々船団になっていたが、何か確固たる情報でもあるのだろうか。
そう言えば昨年も、水路の入り口あたりがハマっている、とウワサになったのを思い出した。

●11:00 膳所方面
近江大橋のすぐ南側。ドブ臭い排水が湧いているところ。
もはや冬の定番ポイントとなりつつある感が強いポイント。今日も既に4隻ほど張り付いていた。
私は、みなさんが張り付いている排水口そのものにはあまり興味は無く、そのすぐ南、
下流側に位置するブレイクに興味がある。ブレイクのショルダー部、かならずウィードが残っている。
そこを何度も何度もSPミノーでチェックしていく。しかし全然反応は無い。
時折魚探には反応が出るのだが、これはすべて誤反応なのだろうか。
結局ここでも釣果をあげることは出来なかった。
ちなみにこのポイント、水温計の表示は10℃台だった。

●12:00 紅葉パラダイス跡前
そう言えば昨年、こーちんさんが真冬に同船されて1本獲られた場所があったな、と思い出した。
急激なブレイクとウィードが絡み合った地形の場所。確か、水温も多少は高かった印象がある。
実際現場に着いて見ると、水温はにおの浜とほぼ同じく8℃台。しかしウィードは濃く残っている。
ダウンショットやラバジを駆使し、放棄された桟橋やブレイク、ウィードエリアにかかる場所を
片っ端からチェックして回るが、一切ルアーには反応しない。
ここでメタルジグを投入するも、2〜3投目で敢え無くロスト。
やはりここでも魚の姿をおがむことなく移動。

●13:00〜13:30 ブレイクタイム
山ノ下湾まで北上し、湾内にアンカーを下ろして『湖上カップラーメンの儀』を敢行。
何も特別なことをする訳では無いのだが、寒空の下で食べるラーメンは最高。

●13:45 山ノ下湾〜名鉄ホテル跡前導水管付近
ブレイクタイムを終えて、そのままエンジンを使わずにワンドの外まで進んだ。
そこから水深3m付近のウィードエリアを、SPミノーでチェックしながら北上していく。
魚探には時折反応があるものの、相変わらずルアーには一切何の反応も無い。
ふと見ると、名鉄ホテル跡沖は大船団になっている。やはり冬の定番なのか。
そしてこのエリア、やはりどこかに湧き水でもあるのか、水温は11℃をゆうに超えていた。
しかしあまりの船の多さに、このプレッシャーでは釣れるものも釣れない、という感じ。
他に思い当たる場所も無いので、船団に巻き込まれながらダウンショットでチェックしていくが
やはりルアーには何の反応も無い。魚探に写る魚影やウィードの雰囲気はいかにも釣れそうなのだが、
なかなかそう簡単にはいってくれない。
結局ここでも魚の顔をおがむことなく、時間となったので本日の釣りを終了した。

今日は結局「季節の進み」をチェックしただけで、まったく釣れませんでした。
今日一日、結構船団の中に紛れていた時間もあったのですが、釣った姿を1回も見ませんでした。
やはりここまで水温が下がると、ちょっと厳しいのかも知れません。
マリーナの方に伺うと、今日はやはり名鉄沖が良かったそうです。
それを聞いて、あの大船団なら納得かな、という感じがしました。
本日納竿後、ちょっとだけ木の浜に船を走らせて水温をチェックしました。
私の水温計で9℃台。湖南の一般的な場所よりは多少は高そうな感じです。
さていよいよ釣れない季節になってきました。
来年に向けて魚探で地形をチェックして回るも良し、漁港にオカッパリに出掛けるも良し。
私はあと1回、今年中に船を出せればと思っています。

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