2003.11.8(日) 霧の中【プライベート】

 
 
 

1ヶ月以上船に乗らない日々が続き、やっと出撃できる日が来ました。
もうすっかり琵琶湖の様子は秋になっていることと思い、ハードルアーの釣りを楽しもうと、
ハード中心のイメージで前夜にロッドをチョイス。でもやっぱり押さえにライトリグを準備。(苦笑)
水温も1ヶ月前よりは大幅に低下し、私が勝手に『良い感じ』と思っている17℃台になっていました。
これで釣果が伴えば、楽しいことこの上ないのですが。。。
期待を抱きつつ、久々の琵琶湖に出て参りました。

●マリーナへ
これが何と、大幅に寝坊。マリーナに着いたのは9:30頃。
当然もう日が高々と昇っているかと思いきや、琵琶湖一体は強烈な霧。視界は超不良。
既に多くのボートが出撃しているようだったが、朝一はかなり怖かったのでは無いか、と想像できる。
私も久々に湖面に出たが、対岸がかすんで見えずらい状態。
ある意味、寝坊して正解だったかな、と勝手に思いながら北に船を走らせた。

●10:30 日野川河口
湖南は船が多いだろうと思い、気になるポイントもあったが今日は湖北で遊ぶのをメインにしてみた。
一旦琵琶湖大橋をくぐるとそこはもう乳白色の世界。自分がどっちを向いて走っているのか分からない。
かろうじて見える湖東の護岸と、エリを頼りに北上する。
今日は日野川から順番に、気になる湖北のポイントを南下してくることにした。
日野川河口ではウィードの生え残りを探す。最初は河口より東側に船をつけたが、湖底は丸坊主。
魚探にも何の反応も無い。河口を横切って西側の岬沖あたりで、ようやくウィードエリアを発見。
エリア全体として、昨年までに比べて「ウィードが薄い」という印象を受けた。
ウィードエリアでは、魚探もたまに鳴るが生命反応は感じられない。
しかも、水深2.5mより深いエリアでは、湖底は丸坊主で魚探はピクリとも反応しない。
湖北という選択肢はひょっとして誤りだったのか、そんなことが頭をよぎる。
周囲にほとんど船も無く、ポイントチョイスミスの可能性が高いことを実感する。
出撃時は無風だったのだが、しばらくすると北西の風が出てきた。
私の勝手な思い込みでは、この風は荒れるほどにならなければ、きっと釣果につながるはず。
そう自分に言い聞かせるが、あまりの生命感の無さに移動を決意。南下を開始した。

●11:30 マイアミ浜〜旧野洲川河口
マイアミ浜中ほどにある桟橋跡を攻める。水深は浅いが、運が良ければ魚がついているはず。
そう思って柱を1本ずつチェックするが、反応無し。
そのままウィードの残ったブレイクラインに沿って、浜と平行に西に向かう。
バイブ、クランク、SPミノー、スピナベ、私の持てるハードルアーの選択肢を使い尽くしたが
ルアーには一切反応は無い。まだライトリグをリグってもいなかったが、段々ワームが気になりだした。
旧野洲川河口までたどり着いたが、やはりここもウィードが薄いという印象を受けた。
また、エリがちょうど良いあたりに入っていて、なかなかポイントを狙えない。
そのままエリアの様子を見ながら、岬を回りこんで湖岸沿いにエレキで南下。
やはり魚探を見る限り、生命反応はほとんど無いように思われた。当然ルアーにも反応無し。

●13:30 鮎屋前
結局エレキで鮎屋前まで南下。到着してみると、やはりウィードが無い。
この季節、私の持ちえる知識ではこの状況は考えにくい。狙いを完全に見失った。恐るべし大自然。
一応ルアーを投じてはみたが、当然反応があるはずも無く、魚探も完全に沈黙。
周りに釣りをしているボートは1艇も居ない。
ここに来て、今日はやはり湖南だったか、と思いつつ、次のポイントに移動。

●14:30 ラフォーレ前
ここまで南下すると、ポツポツ釣りをしてるボートを見かける。
しかし、いつもの雰囲気に比べると格段に船の数が少ない。
水深3.5m辺りからウィードがかなり色濃く残っている。
ウィードの残ってるエリアの外側、内側を色々手を変えてチェックしてみたが、一切反応無し。
やはり今日の湖北はダメだ、そんな結論を自分に出しつつ、本日最後のポイントを目指した。

●15:00 木の浜沖
緩やかながら船団になっていた。水深4m〜4.5m付近。
場所的には佐川沖から4号方水路沖あたりにかけて。エリの先端部の沖にあたるエリア。
魚探を覗いてみると、湖底にちょこちょこ突起物?があり、そこで反応が出ている。
全部が魚では無いと思うが、多少なりとも期待のできる状況。
最初はハードルアーを投じるが反応が無いので、ダウンショットを投入。すると1投目からヒット。
やはり今日の場所は大橋より南だったのか。ダウンショットで面白いように子バスが釣れる。
30cm級を頭に両手では数えられないぐらいの魚をあげた。
ダウショットを止め、ハードルアーを投じて見るとやはり反応は無い。
釣れているのはダウンショットのみ、そんな印象になってしまった。
段々と日も傾き、風も寒くなってきたので16:00、本日納竿とした。

2003.11.8.jpg

もやに霞む夕日。Mother Lake琵琶湖の図。

今日はたくさん釣れた喜びに浸りたいと思います。サイズはイマイチでしたが、正直楽しかったです。
ここ最近、朝晩がめっきり冷え込んで水温も急激に下がったようで、あちこちでターンオーバーの
泡ブクが浮いているのを見かけました。こういう場合は水のきれいな場所へ。
水通しが良いか、もしくは比較的来いウィードが元気に残ってるエリアが良いのだと思います。
そうすると湖南で何箇所か思いつく場所が、、、次回は湖南に出撃します。(^^)

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