2002.9.21(土) 減水【同船】

 
 
 

今日は、遠方よりご来訪頂いた某客人をサイドシートにお乗せし、秋の琵琶湖に出撃しました。
秋の琵琶湖と言えど、日中はやはり30℃ぐらい気温はあったんではないでしょうか。
しかし、終始穏やかな北風が吹き、釣りの状況的には抜群の日でした。
今日の同船者は、釣堀以外の釣りをするのはほとんど始めて、と言う方でしたので、
少なくとも1本は獲って帰って頂こうという趣旨の釣行となりました。

●8:15 出撃
やや遅い目のスタート。日は昇り、天気予報でも晴れ。既に北風が無ければ暑いと感じるほどの状態。
マリーナ前のワンドは減水の影響も著しく、コンソールの魚探で水深が表示されないほどの浅さ。
エンジンを目いっぱいあげて、くれぐれもデッドスローで出てください、という
マリーナの方のご忠告を頂いての出艇となった。

●8:45 鮎屋前
先日の釣行で子バスが入れ食い状態だったところ。ここならとりあえずは釣れるかも、という読み。
到着後、同船の客人にはグラスミノーのスプリットをリグり、私はスピナベを投入。
グラスミノーの方は時折子バスが追いかけてくるもののアタリまでにも至らず。
私も、スピナベからバイブ、クランク、SPミノーと持ち替えてみたが、まったくアタリ無し。
しかしあちこちでバスが跳ね、またベイトがパニックになって水面を跳んでいる。
釣れる魚が居ることを証明するため、私は早々にダウンショットを持ち、
とりあえずの1本を狙いに入った。すると程なく子バスがヒット。今日もやはり入れ食いかと思いきや、
その後がまったく続かず、ポツポツと釣れる程度。同船者にはアタリも無い。
結局、ここでは私が30cm級1本を頭に3〜4本程度釣ったのみ。

●11:30 昼食タイム
一旦わんわん王国前に立ち寄ったが、狭いエリアにボートが2〜3艇張り付いている状況で
立ち入る隙が無いと判断し、一気にアングラーズインまで走って昼食タイムとした。

●13:00 アクティバはるか沖
今年の夏、3週間ほど前に入った時の感じと比べ、明らかに水面とウィードヘッドが近くなっている。
ウィードが伸びたのか、水位が下がったからなのか分からないが、私としては
ハードルアーを投げたくなるような水深では無い。ここで同船の客人がお昼寝タイムに入ったので
私はエリアをあちこち移動しながら、ダウンショットを打って魚の居場所を探して見た。
結局、ウィードヘッドをシェイクしながら流しているだけではアタリも無く、ウィードの中に
ポケット状に開いている穴にワームを落とすと、ギルと思われる細かいアタリが出ることを発見。
そのうちバスもアタるのでは無いかと思い、穴を一つずつ打っていったが、ほとんどフッキングもせず、
ようやく釣り上げて見ると20cm級の子バス。それ以上のサイズは出なかった。
やがて客人が目覚めたのを機に、次の場所へ移動。

●15:00 木の浜
この時間になって、多少北風が強くなりだした。最初に入った場所は1号放水路の沖、水深4m付近。
ウィードが濃い部分の外側、ウィードのかたまりが点在しているような場所。
ここから北風に流されつつ、同じような状況のラインをトレースするように4号放水路の沖辺りまで
黙々とダウンショットを流し続けた。ギルと思われる細かいアタリを常時感知しつつ、
時折フッキングに成功すると子バス、という状況が延々と続いた。
客人もスプリットからダウンショットにリグり直し、私の見よう見まねでシェイクを開始。
やがて15cm級の豆バスながら、やっとの思いで人生初バスをゲットして頂いた。
結局私がこの場所で手にしたバスは、30cm級を頭に3〜4本。客人は人生の初バス1本。
時間を追うごとに風は段々と強くなり、マリーナの閉門時間も迫ってきたので、ここで納竿とした。

マリーナに上がった後伺った話では、50cm級を頭に、ミニマム30cm級までで30本程度も
釣った方がいらっしゃったそうです。やはり見えている方には見えていると言うことでしょうか。
しかし、今年の秋の琵琶湖、このまま雨の少ない状態が続けば更に減水が進んでしまって
ウチのマリーナでも船の上げ下ろしが困難になるかも知れません。。。

 
 

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