2002.8.10(土) 季節が進む【同船】

 
 
 

今日は会社のY先輩と後輩のO君を伴い、3人で琵琶湖に出てきました。
当初はY先輩だけの予定だったのですが、2日前に急遽O君が加わることとなりました。
理由はY先輩の足として、ご自宅からマリーナまでの車が必要だったから、だとか。。。
O君、実は昨年の秋に一度同船してもらったことがあります。その時は結構辛い釣りだった記憶があります。
一方のY先輩。今までバスを一度も釣ったことが無いとのことで、1本釣らせろ、というオーダー。
タイミングさえ間違えなければ、少なくとも子バスに触るチャンスは充分にあるはずです。
今日の天気予報は晴れ時々曇り。ところにより一時雨。しかし昨日、一昨日より天気は安定しているとのこと。
前日まで天気予報とかなりにらめっこしましたが、予定どおり北に走ることにしました。
何せ、南湖はマスターズが開催されていますので、相当なハイプレッシャーが予想されましたので。

●8:45 出撃
出艇の準備(食料等の搭載)に時間がかかり、本来の予定より1時間ほど出撃が遅れてしまった。
マリーナ前のワンドでは、マスターズのスタート真っ最中。
私がNBCトーナメントに出なくなってから1年半。久々にスタート風景を見た気がした。

●9:15 安曇川河口付近
道中、近江舞子を過ぎた辺りから多少波もあったが、ほぼ順調。
またまたいつもの漁港前付近のエリアを狙う。
岸にはウェーディングの人が転々と並ぶ。こんなに人が多い光景を見たことが無い。
さすがにお盆休みというべきか。いずれにしてもプレッシャーが高いのは間違い無さそう。
加えて、岸側にあるウィードエリアはオカッパリでも届くほどの距離であるため、
今日の人出を見て岸側のウィードエリアはあきらめることとした。
風は南から吹いていて多少波も立っている感じ。しかしこのポイントは地形的には風裏。
トップを投げられるほど水面は穏やかではないが、今日もハードルアーを中心に展開することにした。
色々と試しながら投げ始めたが、時折子バスが追いかけて来るのが見えるだけ。アタックはしてこない。
プレッシャーのせいなのか、他の条件が左右しているのか皆目見当もつかないが、
巻物で無理なら水中でルアーを止める、つまりはSPミノーではどうか、という仮説を立てて
おもむろにキャストすると、何と1投目で早くもヒット。
サイズは25cm級ながらやはりお腹はパンパンに膨らんでいる。ベイトが多いのか。
その後もSPミノーを中心に投げ続け、同じようなコンディションとサイズのバスを計5本程度釣った。
この時点で、Y先輩とO氏には未だにヒットなし。

●10:30 大溝
ここも漁港前付近に広がる、やや浅いウィードエリア。
風や波が無ければトップでも出そうな場所だが、もはや日は高々と昇り、トップという雰囲気ではない。
ウィードの濃いところと薄いところの間を縫うように船を進めて行くが、同船者2名にはヒットが出ない。
しかし、朝からずっとSPミノーを投げ続けていたY先輩が、ここにきて待望のヒット。
上がってきた魚は20cm弱のサイズではあったが、Y先輩にとってはこれが人生初のバス。
乗って頂いた私もこれで気分的には相当楽になった。
しばらくそのまま流して行くが、いよいよ暑くなってきたので休憩タイムとした。

2002.8.10.jpg

人生初バスを手にされる、Y先輩。

●11:30〜14:00 休憩タイム
またまた、泳いだり食事をしたり、夏の休日を満喫。
この間、一瞬だけ雨に降られる。デッキが若干湿る程度。

●15:00 木の浜
今日入ったのは4号方水路前の浚渫エリア。
浅瀬に寄っていたとしてもブレイクの下に大きいのが居るのではないか、という浅い読み。
しかしやはり読みが浅すぎたらしくO君が本日の1本目と2本目を釣っただけで、あとはアタリも無い。
フィッシュアラームもほぼ沈黙のまま。黙々と3人でルアーを投げ続けたが、マリーナ閉門の時間が迫り、
結局貧果のままタイムアップとなった。

今日は思ったほど風も無く、南湖→北湖→南湖 の移動でもそんなに荒れた場所はありませんでした。
マリーナの方の話によりますと、子バスしか釣れなかったという方が結構いらっしゃったそうです。
しかし、安曇川河口付近のポイント、行く度に段々魚影が薄くなっている記がします。
水温センサーでの表示は、今日は概ね28℃弱。泳ぐのには非常に良い水温です。
しかし、水の中では確実に季節が進んでいるように感じました。
今から2週間程度、段々と夏のパターンが通用しなくなってくる気がします。

 
 

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