2002.7.21(日) 夏、本番。【同船】

 
 
 

今年の釣りシーズンが始まってから(春以降)初めての2週レンチャン(正確には中8日)での出撃です。
前回の出撃は台風直後でしたが、それからまた台風が襲来し、そして昨日梅雨明け発表がありました。
人間側の気分としては一気に夏本番に突入した感のあるこの一週間でしたが、果たして水の中は?魚の様子は??
陸上では昨日から尋常ではない暑さで、日中はうだるような気温&天候。
やはり昼間の暑い時間帯は涼をとる作戦で、午前中のメインアイテムはトップウォーター。
完全に私のサマーパターンです。そして今日はこのサマーパターンにハマリたいという、
昨晩急遽同船の決まった会社の後輩M君を伴い、
ワールド戦の行なわれている、夏休み最初の日曜日の琵琶湖へ船を出しました。

●6:45 出撃
久しぶりにまともな時刻(?)に出撃。しかし、ワールド戦の影響か出艇する数が少ない。
関西では多くの小中学校が夏休みとなって、最初の日曜日。
もう少し人が多いかと思っていたが、意外と拍子抜けした感じ。
マリーナ前のワンド入り口にあるウィードの塊は、前回同様に濃く残っている。
マリーナの方のお話によると、今年のウィードの生え方がそもそもこういう形らしい。
ウィードの塊を抜けてから、ペラへの絡みをチェックしてウィードの除去を行なったが、
かなり頑強かつ大量に巻きついていて滑走開始まで少々時間がかかってしまった。

●7:15 長命寺川河口
昨年は良く通っていた場所で、夏の暑い時期に同船頂いた方がトップで良い魚を獲られた所。
今年はまだ暑い時期のシャロー狙いでは入っていなかったので、様子を見るつもりで入ってみた。
ポイントに着いてみると結構沖から水が茶色に濁っている。
水深2.5m付近から徐々に岸に向かって進んでみるが、シャローの方がより濁っている感じ。
最初の心積もりでトップをスタンバイしていたが、その濁りを見てスピナベに変更。
辺りかまわずブンブンとスピナベを投げるが、まったく反応は無い。魚探のアラームもほぼ沈黙。
この場所はそんなに長居するつもりが無かったので、M君が25cm級を1本上げただけで移動することに。

●8:30 安曇川河口
長命寺から琵琶湖を斜めに横断し、一気に安曇川を目指した。
マリーナから安曇川までの道中ほとんど荒れることも無く、いたって快適な状態。
前回トップで数釣りを楽しんだのと同じく、漁港の外に広がるウィードエリアに入った。
釣り始めてしばらくして気付いたのだが、前回の時はそこここで見られたライズが今日は少ない。
たまにライズがあるものの、前回より相当沖。水温が上がり過ぎて現場の状況が変わったのか、
もしくはまったく別の何かの要因で活性が下がっているのか。ベイトがパニックになる光景もほとんど無し。
しかし、何とかトップで魚を獲ろうという気持ちに変わりは無く、
バズ、スイッシャー、ペンシル、ポッパー、ビッグバドなど、およそトップと思われるルアーを次々投入したが、
たまに追いかけている子バスの姿が見受けられるものの、まったくアタックしてくる風は無い。
ウィードエリアの中を、狙いの水深を変えながらあちこち動き回ってみた。
そしてついに、かなり浅いめのシャローに投げ込んだポッパーが水しぶきとともに水中に消えた。
一呼吸置いてあわせを入れて見ると、結構重い。水が澄んでいるため魚の姿が確認できるが、35cmはある。
私の気持の中では、このポイントは子バスの数釣り場だと思っていたので、うれしい誤算。
ウィードの中に潜り込もうとするところを必死に引きずり出し、釣り上げた。
早速長さを測ってみたが、41cm〜42cm程度。ベビーポッパーを丸呑みしていた。
今になってよく考えると、実はこの魚が私の今年初の40UPだった。
一方同船のM君、実は昨年の11月にも同船してもらっていてその時は子バス1本すらなかなか釣れず
かなり苦戦していたのだが、今日は朝イチのポイントで1本獲ってもらったので多少は気が楽。
そして、未だトップで釣ったことが無いということなので、私がベビーポッパーを選択していた理由など、
イメージのすべてをレクチャーした。そのためか、M君はしばらくポッパーを投げ続けていた。
しばらくたって、ついにM君のポッパーも水面から姿を消した。ランディングしてみると長さは約30cm。
私の方が今年初の40UPなばらば、M君の方は人生最初のトップでの釣果となったが、後が続かない。
ワームまで投入して追加を狙ったが、おのおのが1本ずつ獲れたのでひとまず良しとし、次へ移動。

●10:15 大溝沖1
大溝港の沖。水深5m前後を境に、ウィードの濃いエリアとそうでないエリアが、ある程度分かれている。
もう昼食の時間が迫りつつあったので、アンカーポイントを探しながらダウンショットを打っていく。
しかし、ここは浜に水泳場があるためあまりシャローは攻められず、トップの出番は無さそう。
しばらく流していたが、ここでの釣果は私が獲った子バス1本のみ。
●11:00 大溝沖2
またまたお昼寝ポイントにアンカーを打ち、釣りはせず、食事をしたり泳いだり、昼寝をしたり。

●15:30 ラフォーレ前
たまに何かの影響で、切れていたバスの捕食スイッチが急に入る(ような気がする)場所。
しかし、今年はいつもの年に比べてウィード全体があまり多くない感がある。
二人して暑さにうだりながら、何とか最後の釣果UPを目指して粘ってみた。
結果、私が25cm級を何とか2本。
M君は追加を狙っていたが残念ながら釣れず、タイムアップのため納竿とした。

いつもは数釣りをするポイントで、今日は珍しくビッグワンが出ました。
今年初の40UPを釣ったというのもさることながら、その後の舟遊び&お昼寝タイムと併せて
前回に引き続きとても楽しい休日を過ごすことができました。
M君も「贅沢な休日でしたわ!」とのことで、喜んで頂いたようです。
さてさて、このところ湖北方面が2回続きましたが、次回は久しぶりに湖南に行ってみましょうか!?

 
 

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