2002.5.20(月) Jr.デビュー【 プライベート】

 
 
 

今日はまたまた前回の釣行から日が開き、約3週間ぶりの出撃です。
一人でコツコツ釣りに行こうか、お気楽モード&家族サービスで女房子供を搭乗させ、
無謀にも3歳に満たない息子を釣り&ボートデビューさせようか、前日まで悩んでました。
しかし、前日の天気予報を確認するとポカポカ陽気の好天だとか。
ここは思い切って息子をデビューさせようと決意し、今日を迎えたのでした。

●8:30 自宅出発
いつもよりは当然ながら相当遅い。もう最初のポイントでルアーを投げ倒している時刻。
しかし相手が子供だけに、無理をせずゆっくり目の出撃とした。
自宅を出発する時の天候は、予報どおりの晴天。ポカポカ陽気の楽しい釣行をイメージして琵琶湖を目指す。
ところが、京都を出て滋賀に入った途端、曇天で今にも雨が降りそうな感じ。比良山の上には雲がかかっている。
一体予報はどうなった? そんなことを考えながら、とりあえずマリーナに向かった。

●10:30 出撃
陸上でも少々肌寒い風が吹いていた。湖上に出ると、やはり一層肌寒い。
日照はほとんど無く、空一面に雲が垂れ込めている。風は北から南に向かっている。
幼児を搭乗させているので遠征はできないことを考慮し、マリーナから目と鼻の先にある名鉄前に入った。

●10:40 名鉄前
北からの細かい波が打ち寄せてくる。まだうねっているほどでは無い。ひとまずエレキを降ろして魚探を覗き、竿を出して見る。
私の読みでは、南湖ではそろそろアフターの回復も本格化し、
3.5mライン前後を流していれば多少なりとも魚は触れるだろう、と思っていた。
しかし目標としていた辺りをウロウロするが、魚探には一切反応が出ない。
とは言え、季節の進み具合は間違いないと信じ、巻物で辺りをガンガン打ちまくった。
やがて、4m付近で新しいウィードと古いウィードが混在しているエリアを発見。
そのエリアを中心にダウンショットを投げてみたが、明確なアタリが1回あったのみでフッキングもできず。
一方、バックシートの女房と息子は、リグの作成にかなり手間取っている様子。
ちなみに、子供ができる前、女房とは毎週のように釣り(オカッパリ)に出掛けていたので、
当然ながら女房はリグの作り方や投げ方(スピニングに限る)を体得しているはずだったが、
4年に及ぶブランクでなかなか感が戻らないらしかった。かつては良く釣り負けたものだが。。。

●11:30 トイレ休憩
吹いてくる風が非常に冷たく、上着を羽織らないと釣りに集中することすらできないような状況となり、
粘っていた名鉄前から一旦マリーナへ戻ることとした。
休憩中、マリーナスタッフの方に伺うと、昨日は赤野井で結構良い魚が上がっていたとのこと。
ただし午前中だけで午後からは音無しだった、という情報を頂いた。

●12:00 佐川体育館前
北風だと木の浜が良いという説と、雨上がりには赤野井の濁りがひどくなるという説を結びつけ、
赤野井より水がきれいであろうと思われる佐川体育館前に入ってみた。
前回出撃したときに1本獲っているブレイクをチェックするつもりだったが、魚探で魚影を確認したところで
堅田方面から雨が迫ってきているのが分かった。
今日の釣行は釣果は二の次。子供と女房のことを考えて早々に荷物をたたみ、雨の降っていないエリアへ脱出。

●12:30 アクティバ前
シャローの葦原にはすでに何艇かのボートが張り付き、浅い方のエリアは占領された格好。
やはりアフターの回復組みがウィードエリアに入っていることをイメージし、
水深3m付近から徐々に深い方へ向かってチェックを開始する。
すると、3.5m〜4m付近の水深があるエリアで執拗なギルアタックを感知。やっと生命感を得る。
同じエリアを行ったり来たりしながら流し続け、30cm弱のバスを1本と15cm級のギルを1枚ゲット。
ようやく子供に本物のブラックバスを触らせてやることができた。
この頃から徐々に雲が切れ出し、風は依然として冷たいものの体感温度が結構暖かくなってきた。
ちょっと気持ち良くなったところで、湖上でコンビニおにぎりをみんなで食す。これが今日のランチ。

●14:00 赤野井
アクティバ前から釣りをしていると、いやがおでも対岸に見える風車。
息子がどうしても近くで見たいとせがむので、赤野井のワンドに入った。
予想どおり、赤野井近辺の水は茶色に濁り、一文字の内側は更にひどい茶色になっている。
昨日の午前中、本当にこんな水の中で良い釣りができていたのか若干疑問に思えてくる。
今日は湖上にあまり長居をする気が無かったので、最後にチョイチョイっと赤野井沖をチェックすることに。
一文字の南端あたりから外に出て、烏丸半島から沖に伸びるサンドバーとそれに絡むブレイクを釣る。
サンドバーの北側でまたもギルアタリを数回感知。しかし一向に乗らない。
北から南に向かって風に流されながらそのままチェックしていくが、
サンドバーの上と南側のブレイクではルアーへの反応はまったく感じなかった。魚探も静寂のまま。
やがて北西からの風が強くなりはじめ、周囲に白波が立ち始めた。
子供がビビッて「もう釣りは嫌!」と言われるとマズイので、今日の釣行はここで終了とした。

思いのほかアタリが少ない感じでした。もっと違うエリアに行けば様子が違うのかも知れませんが、今日の印象は「渋い」。
昨日までの冷たい雨による影響なのか、回ったエリアではどこでも白い泡が出ていました。
憶測の域を出ませんが、ひょっとしたらここ2日〜3日で急激な水温低下が起きているのかも知れません。
ところで、息子は念願の釣りとボートを体験できて大はしゃぎ。今夜はハイテンションを保ったまま、眠りについています。

 
 

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