2002.4.28(日) 初バスゲット!【 インナー 】

 
 
 

今日は実に1ヶ月半ぶりの出撃です。前回出撃したのは、当HPのレポートによりますと3月10日。

季節も水の中の雰囲気も、当然ながら大きく変わっていました。

本日の出撃は、仲間内の面々が集まって実施されたトーナメントへの参加です。

当初同船の方を予定していたのですが、結局単独での釣行となりました。

天候は晴れ後曇り。終始北風が吹いている状態で、湖上でちょっと寒かったです。

●6:40 出撃

予定していた時刻より少々遅れてマリーナを出発した。

マリーナ前のワンドでは出撃時でも既に水温は15℃を超えていた。

今日の集合場所は北湖の鮎屋あたりにある、ISHIZUKA MARINE

マリーナを出て北に向かった。

●6:50 集合

本日の参加予定艇は13名。参加人数は17名となっていた。

集合のミーティング後、各自スタートとなった。

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集合した参加各艇 隊列を組んで水路を進む参加艇

●8:15 木の浜

今回のトーナメントは特に名称も無く、昨年までのBNCを引き継ぐ形で行われた。

私は今回も運営スタッフ側に名を連ねているため、皆が出撃した後で出撃した。

果たして水中の状況はどうなっているのか、また今日実施されている京都チャプターの影響で

南湖の各ポイントはどれぐらい混み合っているのか、それを見極める意味であえて混雑が予想される南湖に入ってみた。

事前の情報によると、スポーニングの最前線は真野川あたりまで北上しているとのこと。

確かに朝の集合に向かう途中、真野川河口付近に船団ができていた。

しかし、スタート後南下する途中に見ると船団はまったく無くなっている。釣れなかったのか。

木の浜のエリアでは、1号放水路の沖から料金所下あたりにかけて船団ができている。

春の定番ポイントでスポーニング絡み狙いか。岸際ではサイトをやっているのかも知れない。

私は混み合う場所を避け、佐川体育館前から入る。

水深3mのあたりから岸に向かって流しながら、クランク、スピナベ、バイブなど巻物を中心に投げる。

しかし、魚探にはまったく反応も無く、所々に緑色のウィードが確認できるものの、ルアーに魚の気配は一切感じない。

佐川体育館前まで来て、今度は3号方水路の方へ向かって岸際を南下。

行き当たった漁港の壁に沿って今度は西側へ転進。コの字型を描いて進みながら巻物をブンブン投げる。

しかし投げても投げても一切反応なし。チャプター参戦艇と思われる船もポツポツ入ってきたが、

入ってすぐにまたどこかへ移動していく、という感じ。

漁港の壁の外側にあるブレイクに差し掛かったあたりでついに魚探に反応が出る。ブレイクのショルダーあたりか。

ずっと魚探を見ている感じからして、しっかりしたウィードが生えていそうな気配。

本当に魚が付いているのか、またサイズはどの程度なのかを確かめる意味で、すぐさまダウンショットを投入。

2〜3投目、明確なバイトを感知したのでフッキング動作をとるがすっぽ抜ける。

これは食いが悪いかも、と勝手に想像して次のバイトを待った。

すると案の定、また2〜3投目にバイト。今度はすぐには合わせず、もう1回引っ張られる感じを待ってフッキング。

何とか針を差し込むことができ、上がってきたのは30cm弱の小バス。

しかし今日のキーパーは20cmなので、迷わずライブウェルにキープした。この1本が何と私の本年初バス。

その後、20cm前後の魚がポツポツ釣れたが、結局20cm以上のキーパーサイズは2本のみ。

この頃から北風の冷たさが少々気になりだす。思っていたより体感温度は寒い。

粘っていたらまだまだ釣れそうな感じがしたが、せっかくなのでビッグ・ワンを狙おうと思い立ち、

スポーニング最前線の更に先をイメージして北上を開始。

●10:00 わんわん王国前

琵琶湖大橋のすぐ南側には、チャプター参加艇と思われる船が船団を作っている。

ならば、ほぼ同場所にあるこちらがわのシャローはどうなのか、という発想でポイントに入ってみた。

レンタル艇など2〜3艇の船が入っていたが、すぐ南側の船団と比べると相当空いている、という感じ。

しかし、オカッパリの人が大勢並んで釣りをしている。とても船でシャローを打てるような状況では無い。

少々離れたところから、シャロー手前のブレイクなどを狙ってみたが反応なし。

オカッパリの人が投げるルアーが気になるばかりでろくに釣りにならず、早々に移動。

●10:30 鮎屋前

ここも春の定番。ちょっとだけあし原がある所がスポーニング狙いのポイントになっている場所。

あし原のやや北側からウィードエリアを流しつつ接近していく。

しかし、あし原そのものには3艇程度の船が既に張り付いており、狙う場所など無い。

仕方なく、あし原の角っこをちょっと打っただけで移動。

●11:15 長命寺川河口付近

一気に北上してみた。昨年の夏に何度か通ったポイント。

あし原あり、ブレイクあり、ストラクチャーあり、しかもシェイドあり。

春から夏にかけて通ってみたいポイントのひとつ。

昨年の春にはここにまったく来ていなかったので、今年は何とかタイミングを合わせて来てみたいと思っていた。

しかし、魚探を見る限りウィードはまだほとんど無く、ブレイク近辺でもベイトを確認できない。

この辺りで水温は13℃程度。南湖のワンドに比べると2℃ほど低い。あと1〜2週間後が面白いかもしれない。

そんなことを考えながら、一応シャローも巻物でチェックしてみたが、それ以上深入りはせず。

他にも2艇ほど釣り糸を垂れていたが、私の見ている範囲ではロッドを曲げている人はいなかった。

●12:00 旧野洲川河口付近

昨年の晩秋、サンドバー状態になっているシャローに何度か釣りに来たポイント。

場所によっては明確なブレイクと絡んでいる地形になっている。

ひょっとして、春になるとスポーニング前後の魚が狙えるのでは、と思っていたので

念のためチェックしてみる意味でポイントに入った。

しかし、ポイントやや南側の浜を拠点にジェットを走らせている人が数名おり、

時折私のいるあたりまで走って来られるような状況。なかなか釣りには集中できない。

それにあわせ、水深1m程度のシャローで、ジェットが走り回っていては

魚の方もスポーニングどころでは無いのでは、という感じ。早々に移動。

●12:30 野洲川河口付近

今日のトーナメント、帰着開始が13:30となっている。

私はスタッフとして名を連ねている関係上、少なくとも13:00過ぎには戻る必要があると思っていたので、

あと30分程度、最後のあがきでシャローを狙いに行ってみた。

ここも昨年の晩秋、枯れ残ったウィードに付いていたバスを狙いに来たポイント。

しかし、あの時濃く残っていたウィードはさすがに跡形も無く、

新しいウィードが大きく成長しているような状況には無い様子。

魚探を見ていてもどこまでも続くフラットなボトムラインが映し出されるのみ。

結局30分程度クランク1本を投げ続けたが、まったく反応が無く、そのままタイムアップとなった。

今日の優勝は1本で2,000gオーバーを獲られたT口さん。

そのほか、上位に入られた方々は、みなさん南湖の船団の中に分け入って来られた方々でした。

スポーニング最前線は、確かに琵琶湖大橋を越えて北上しているのかも知れませんが、

イージーにサイズを狙うのなら南湖、という感じなのかもしれません。

ちなみに、本日の京都チャプターは参加者約250名。優勝は12kgオーバーだったそうです。

 
 

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