2002.2.24 (日) 憂鬱な季節 【 同船 】

 
 
 
今日は2名のゲストをお迎えしての同船釣行です。同船してくださったのは、今回2回目となるT野氏と、そのご友人S藤氏。
ちなみに、S藤氏は今回が水上からの初釣り(いつもはオカッパリだそうです)と言うことでした。
あらかじめチェックしていた予報では、天候はそこそこ良さそうで気温も高そうな感じでしたが、
北の風やや強く、という風の予報がちょっと引っ掛かっていました。
釣りを始めてしばらくするとその 「引っ掛かり」 は冷たく強い北風として現れました。
結局、今日は一日中、春っぽい日差しで晴時々曇り程度の天気だったものの、風が非常に冷たく、
時折突風を伴うほどのやや強い風で、所々で白波も立つような状況でした。
そして春になると私の襲いかかる災難、、、花粉症の波が昨日より押し寄せて来たのです。。。
 
● 7:15 出撃
今日は湖南チャプターが行われるとのことで、いつもより明らかにマリーナ利用者が多い。
つまり、その分だけ南湖もボートで一杯になるということになる。
チャプターのスタートまではまだ時間があると思われたが、ポイントの混雑を避けるため一気に北を目指した。
 
● 7:30 小野一文字周辺 (水温 : 7℃〜7.5℃程度)
北を目指そうと思ったとき、まず一番最初に思いついた場所。昨年の秋からこの冬にかけて一度も行っていない。
マリーナから船を出し、一路北に向ったが、琵琶湖大橋手前あたりで湖北からうねりが押し寄せて来ていることに気付く。
早くも朝から荒れ始めているのか、と若干憂鬱になりながらポイントに到着した。
まずはみお筋の北側に広がるウィードエリア。私はリールテストのためあまり考えずにルアーを投じて行く。
同船の2名は巻物系を主体としたハードベイト中心のルアーで投げまくっている。
所々濃いウィードが残っているものの、引っ掛かってくるのは枯れてしまったウィードばかり。あまり新鮮なものは見当たらない。
やがて風に流されつつ、みお筋を横切って一文字の周辺に到達。
一文字沖のブレイクやウィードエリアを流しながら狙っていくが、一向にバイトが無い。
魚探のアラームもみお筋より北側の方が良く鳴っていた。しかしこれがベイトか、バスか、ウィードの誤反応か区別がつかない。
結局、どんどん南に流されながらエリアの釣りを展開しようと試みたが、
いよいよ風が強くなり、辺りに白波も立ち始めたため、チャプターで混雑が予想さる南湖に戻る事に。
 
● 9:45 木の浜3号方水路横のブレイク (水温 : 8℃程度)
昨年の晩秋の頃から、人によっては良いサイズが出ている場所。
早速、ラバジ、テキサスなど、ブレイクを打つにはうってつけのアイテムでチェックを開始。
一説によると、この場所で魚が獲れるかどうかの目安として、ベイトフィッシュの群れが寄っている必要があるらしいのだが、今日はまったく見えない。
しばらくブレイクに絡みそうな場所を中心にルアーを投げ続けたが、やはりここでも風が強くなりだして釣りずらい状況となってきた。
そこで、午後からは風もおさまるかもしれない、という淡い期待のもとに一旦昼食の休憩をとることとした。
 
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● 11:00〜12:00
レークウエストにて昼食休憩
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● 12:00 琵琶湖大橋東詰 (水温 : 8℃〜9℃程度)
風は冷たいものの、天候として晴れている状況に変わりは無いので、思いきってシャローを打って見た。
ここでは私のスピナベにに付けたトレーラーワームのテールが欠落したのみ。
やがて風に流されつつ、ヤンマーマリーナの前を超えたあたりまで南下。
水深1mに満たないどシャローから、水深2.5m付近までうろうろしてみたが、明確なバイトは結局1回も無し。
 
● 13:45 アクティバ前 (水温 : 7.5℃〜8℃程度)
チャプター戦は帰着の時刻を迎えたのか、船団になっていた名鉄前もほとんどボートの姿が無くなった。
アクティバ前ではウェイクボードを引っ張る船が走り回り、付近ではジェットもうなりを上げている。
しかし、ポイントの状況を把握する意味も込めて、とりあえずルアーを投じて見ることにした。
まず、沖の3.5m付近から岸に向って流して見る。沖合いのウィードは枯れて残っているものがほとんどの様子。
一方岸に近い方ではトロロ状のウィードが多く残っており、非常に投げずらい状態。
岸際にたどりつき、今度は岸沿いに南から北に向って流して見る。
やはりトロロ状のウィードがビッシリと残っており、かなり戦意を喪失させるような状況。
やがて先にある取水塔(?)にたどりつき、ダウンショットでちょっとチェックしてみることに。
数投目、不意にコツン!と言う明確なアタリを感知。普通ならここで電撃フッキングのところだが、
あろうことか緊張感をまったく欠いていた瞬間の出来事で、3テンポぐらい遅れてフッキング動作を行う。
しかし、当然ながら時すでに遅し。結局これが3人で感知した本日唯一の明確な 「生命感」 となった。
 
● 14:15 名鉄前 (水温 : 8℃程度)
いつもなら沖合いの導水管付近に船を進めるところだが、今日はあえてシャローへ。
晴れていたので、風の割には浅いところの水温が上がっているのでは無いか、という憶測と、
最近シャロー側をまったくチェックしていなかった、という情報の空白を埋める意味でシャローに入った。
浅いところでは所々トロロ系のウィードが残っている感じだが、アクティバ前ほどひどくは無さそうに感じた。
そのままなぎさ漁港のみお筋に沿って沖へ流して見たが、魚探に移るウィードの残り具合、フィッシュアラームの鳴り具合、水温等からすると、
相当に釣れそうな予感はするのだが、予感だけで結局バイトも無かった。
時折北からの強風が吹きつける中、3人で1本も魚が獲れないまま本日の釣行はタイムアップとなった。
 
 
なかなか魚に触れません。。。もう少しすれば新しいウィードも生えてきて、湖全体が春に向って行くと思うのですが、
とりあえずはそれを期待し、時が来るのを待つことにします。
ところで、今日マリーナに帰港する時に、湖上を複数のツバメが舞い飛んでいるのを見かけました。
ツバメって確か、暖かくなると南の国から渡ってくるんですよね??
春はもうすぐそこまで来ている、と実感して良いんでしょうか? ・・・良いですよね!!