2002.12.7(土) 今年最後の好釣果【プライベート】

 
 
 

今日は2週間ぶりの琵琶湖へ単独で出撃しました。
2週間前、思えばトーナメントだと言うのにボウズを食らっていたのですが、
一応今日はそのリベンジという位置付けもありかな?とい程度のう感じでした。
そんなに勢い込んでる訳でもなく、冬に向かって急激に状況が変わっているであろう琵琶湖が
この2週間でどこまで「冬」になったのかを見極める、というのが主目的です。
今日の天気予報は曇り後雨。気温は昼間でもあまり上がらない、ということでした。
久々に、雨に降られることを覚悟しての出撃となりました。

●8:30 出撃
もう冬なので、マリーナも夏ほど早くからはやっていない。
しかしそれにしても相当に『重役出勤』であることは間違い無く、
この時点で私の今日の意気込み具合(?)が分かってくるというもの。(苦笑)
琵琶湖の水位は、マリーナ前のワンドを見る限りまったくもって回復していない。
ペラで湖底の土?ヘドロ?を巻き上げながらの出艇も、もう見慣れた光景。
湖面に出ると風は穏やかに東から吹いている。荒れるほどではない。
防寒対策をチェックして、一気に南に向かって走り出した。

●9:00 ディープホール(DH)
そう言えば、一時ほど琵琶湖の釣果報告でDHの名が出なくなっている気がするが、
やはりここで釣れる魚の数が減っているのか。
私自身、結構久しぶりにこのポイントに入ったように思う。
今日まず入ったのは西壁に続く8m程度のフラットエリア。
周囲の通常の湖底との境目であるブレイクをクランクで流す。
ブレイク上ではたまに魚探が反応するが、クランクに生命感は伝わって来ない。
続いてヘビダンを投入するも同じく反応なし。
8mのフラットなエリアに入って、不毛の台地(?)の上を流しながら魚探を確認してみると、
水位の表示が7m程度にしかなっていない。やはり1m近く水位が下がっている、ということか。
そんなことを考えながら、大地南側の12mまで落ちるブレイクにたどり着いた。
しかし、ここでは魚探もまったく反応せず。
何となく場所が違うな、という気がしてきたので移動することに。

●10:00 におの浜
SPミノーでジャーキングでもしてみようと思い、DHからふと目に付いた場所に入った。
入ったのは、浜の沖で水深3m程度のエリア。浜大津港よりの場所からプリンス前に向かって船を流す。
しかし、ルアーにかかって来るウィードがとにかくトロロ系ばかりで、
へばりついたウィードを取るのに四苦八苦するような状態。
魚探はたまにアラームが鳴るものの、ルアーには何の反応も無い。
ふと前方を見ると白取水塔が目に付いた。誰も張り付いて居ない様子。
すかさず小移動で取水塔の周りを攻めに。
2回、3回と取水塔を回り、ラバジ、ダウンショットなどで色々やってみたが
結局ここでもバイトは無かった。ここまで2ヶ所のポイントを回ってみて、
南湖の浚渫船より下流(南)側は、いつものこととは言え水は茶色く濁り、水面にも白い泡が出て
なかなか釣りとしては辛そうに見えた。水温はいずれも9℃台で10℃は無かった。

●11:00 膳所
ここも久しぶりに入った。近江大橋の南、東詰近くにある白取水?排水?塔付近。
塔には既にレンタル艇が張り付いている。私はいつもの場所、その塔より20〜30m程度下流側にある
ブレイクに張り付く。ここの水温は(水温計で)13℃程度。やはり明かに温かい。
ブレイクのショルダー部、ウィードに絡まるように魚探に反応が出る。
迷わずSPミノーを投入し、止めたり、引っ張ったり、ウィードに引っ掛けたり、
とにかく私の想像できることを色々やってみたが、やはりバイトは無い。
ノーシンカーも使ってみたが、それでも全然反応なし。
しばらく張り付いてみたが、結局ここでもバイトは得られず、移動。

●12:00 ミック前〜カネカワンド沖
南湖の南側、というイメージを諦め、今度は南湖の北側、というイメージに方向転換。
赤野井方面も面白そうかな、とも思ったが、減水の状況を考え、水深があって水が比較的良いと思われる
湖西側を見てみることにした。南から船を走らせてくると、ミックの沖辺りに船団ができているのを発見。
いつもなら避けて通過してしまうところだが、今日は何と無く船団に混ざってみたかった。
沖側に船を止め、湖底の様子をうかがいながらエレキで岸側に進む。この頃からいよいよ雨が降り始めた。
他の船が張り付いているのは水深3〜4m程度の、大きなウィードが飛んでしまった跡。
湖底には背の低いウィードや枯れたウィードが残っているような状況。
この中で緑の青々としたウィードを発見していたりすると、釣れるのかな、という感じ。
私も邪魔にならない程度に、SPミノーやシャッド、クランクなどを投じる。
しかし、私を含め、周囲の誰も魚が釣れている風は無い。魚探もタマには鳴るが、
どうも本物の魚っぽく思えない。趣向を変えてダウンショットに持ち替えてみたが、やはりバイトも無い。
段々、なぜ船団になっているのか理由が分からなくなってきた。
水温計の水温は10℃。決して温かいとは言えない状況で、これだけ船が居ては釣れるものも
釣れないのでは、と思い、作戦を再構築。この場所と同じように、水深3〜4mのウィードエリアで、
ウィードが完全に飛ばずに残っていそうなところ、それでいて水温が低くない場所。
それともう一つ。他の船が少ないこと。それで思いついた場所に目を向けてみると、
やはり他の船はほとんど見当たらない。カネカワンド前から目視可能なその場所に、早速ながら移動。

●13:00 アクティバはるか沖
いつもの場所と言えばいつもの場所だが、名鉄跡前や堅田港沖に比べるとやはり断然船の数が少ない。
ポイントに到着して早速SPミノーを投げ始める。
引っ掛かって来るウィードは、比較的緑色でしっかりしている。
これは期待できるかも、と思い、しばらくSPミノーを投げつづけた後ダウンショットに持ち替えた。
その1投目。シンカーが着底してラインテンションが掛かって来るはずが、どうもラインの動きがおかしい。
試しに軽くアワセを入れて見ると生命感のある重さが伝わってきた。
再度鋭くアワセを入れ直し、走る魚とやりとり開始。ダウショットで感じる久々の重量感に、
ドラグを緩めながらやりとりし、ハンドランディングで獲った魚は42cm。
しかし腹がパンパンでいかにも食後、といった感じ。続けてダウンショットを投入。
ここから、今までの他のポイントがウソのように釣れ始めた。
42cmの後、大きいものはやはり40cm級から、小さいものは20cm前後のサイズまで、
約1時間半で恐らく15本ぐらいは釣ったと思う。釣れている最中、バイブ、スピナベ、SPミノー、
ノ―シンカーなども試したが、不思議とダウンショットにだけ激しく反応があった。
釣れた魚はすべてダウンショット。他では結局釣れなかった。
やがて雨も段々本降りになり、マリーナの帰港時刻も迫ってきたので
15:00過ぎに本日の釣行を終了した。

今日は今シーズン最後の数釣りだったかも知れません。
私としましては、数釣りと言うにはややサイズが大き過ぎる感もありますが、
楽しい釣りであったことに変わりはありません。
今日はまったく日も照らず、昼からは雨も降って「悪天候」の部類だったと思いますが、
終始風がほとんど無いような状態で、体感温度はさほどでも無かった気がします。
ただ、まったく無風というのは、やはり釣りずらいですね。
風は強過ぎず、弱過ぎず、いつも吹いてくれてれば良いのですが。。。
これって単なるワガママですよね!(^^)

 
 

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