2002.11.23(土) ノーフィッシュ【インナー】

 
 
 

今日はLBBCの第4戦。私も当然ながらスタッフとして参加すると伴に、
釣りにも出ようというつもりでの出撃。今回は同船者に、同じくスタッフのだるまんさんをお願いし、
スタート艇業務(?)のお手伝いをして頂きながら、釣りもしてもらうことにしました。
天候は晴れ。今日はこのまま晴で、昼間は結構温かくなるとのこと。
しかし、朝イチの滑走時は気温が5℃以下で、寒暖差が非常に激しいという予報でした。
そして、相変わらず水位は異様に低い状況が続いていて、マリーナのスロープ周辺は
エンジンのギアを入れると固定の土を巻き上げてしまい、周囲が泥水になるぐらいの状況。
マイナス90cm前後の水位であまり変わらない状態が続いていました。

●6:40 出撃
本来ならスタッフの集合は6:00。しかし船を出す私は、マリーナの営業時間という制約があり、
どうがんばっても6:30頃に出撃するのが精一杯。しかも、行きのインターチェンジの出口で
京都観光に向かう大渋滞につかまり、その後、国道で道路工事につかまり。。。ようやく湖上に出て
滑走を開始しようとふとエンジンを見ると冷却水が出ておらず。。。
結局遅れ遅れの出撃となってしまった。しかし、湖面はほとんど波風も無く、
一気に集合場所のイシヅカマリンを目指した。

●7:30 スタート
ミーティング後、スタート。今回もスタート艇としての役目があったため、参加者皆さんのスタートを
見届けた後、いよいよ自分の釣りを開始。しかし、前回出撃は2週間前。ここ2〜3週間で一気に
晩夏から初冬の雰囲気に様変わりしている琵琶湖、どこへ走れば良いのか、私の頭のなかは
2週間前のまま情報が止まっているため皆目見当もつかない。とりあえず、この間まで調子が良かった
北湖を釣ってみようと思い立ち、琵琶湖を東から西に横断して小野へ向かった。

● 8:15 小野(水温:約12℃程度)
漁港の出入り口についているミオ筋周辺。湖東側のウィードは結構飛んでいるようだったが、
ここ湖西側のウィードは結構残っている感じ。水深3m強のあたりにボートをつけ、
ウィードベッドの所々にタワー状のウィードが残っているエリアを流し始めた。
しかし、水がどうも良く無い。白い泡が方々に浮いている。
確かに南湖より透明度は高いと思うが、ひょっとすると急激に水温が下がり過ぎたのではないか、
そんな疑問が頭をふとよぎる。魚探は比較的景気良く鳴り続け、見ている限りまんざらでも無い
雰囲気がするのだが、スピナベ、SPミノーなどを巻いたり止めたりしてみても、一切反応は無い。
ただただ、弱ったウィードがどんどん抜けてくるだけ。バックシートのだるまんさんは比較的早々に
ダウンショットにチェンジ。
今日のLBBCレギュレーションでは、ワームは生分解素材のもののみ、ということなので、
あまり使い込んだことが無いワームをあれこれと考えながら投じている様子。
しかし私のハードルアーと同じく、まったく音沙汰の無い状態が続いていた。
やがて、ここはどうも違うのかな、という気分になり、移動。

● 9:30 日野川河口(水温:約11℃程度)
河口のサンドバーとウィードが絡み合ったポイント。ウィードの外側、中など、ひとおとりの場所を
投げてみたが、ここも一切ルアーに反応は無い。
シャローに近づくと、少々水温が上がっている感じだったが、やはり生命感は感じない。
ではここも違うのかな、と思い、今度は南へ向かって移動。

●10:15 ラフォーレ前(水温:約12℃程度)
2週間前、その更に1週間前と、それぞれにそこそこオイシイ思いをした場所。
取水塔の北側、水深3.5m〜4m付近。しかし、2週間前に比べて明かにウィードの量が減っていて、
時折抜けてくるウィードも元気が全然無く、根っこから抜けている感じがする。風もほとんど無く、
エレキで進まなければその場に留まっていられるほどの状況で、
ひょっとすると水が止まり過ぎているのかな、などとも考えていた。
やがて、やっとのことでだるまんさんのダウンショットにヒットが出たが、
上がってきたのは20cm弱の子バス。
やっとバスの姿が見られたのでこのままここで粘っていれば、とも思ったが、
その後まったく続かず、また沈黙のエリアに戻ってしまった。これはやはり、粘る必要は無いと判断。
最後のポイントのつもりで、琵琶湖大橋をくぐって南湖に移動。

●11:30 堅田漁港沖〜浮御堂沖(水温:12℃程度)
先般から大船団のできているエリア。
ポイントを目指して琵琶湖大橋をくぐり、南湖に出た瞬間、唖然とした。木の浜、名鉄沖など、
凄まじい数の船で埋め尽くされている。通常、土日ともなれば船が多いのは分かるのだが、
とても尋常ではない。そんな様子を見ながら、堅田漁港の沖に船をつけ、水深3m強の場所を
風に流されながら徐々に南へと動いた。途中、何度か魚探が著しく反応する場所などもあったが、
その辺りにルアーを通してもまったく何の反応も無く、挙句の果てに私のダウンショットで上がってきたのは
10cmにも満たないほどの小さなギルだった。
そのまま時間いっぱいまでこのエリアで粘りつづけたが、やがてスタッフ集合の時刻となったので、
泣く泣く納竿とした。

今日は穏やかな天候とは裏腹に、非常に釣果の厳しい1日でした。私の釣果は小さなギル1枚のみ。
1昨年途中から続いていて、自分なりに更新を目指していた自己記録、
「トーナメント連続ウエイイン記録」も、丸2年で途絶えてしまった格好です。
まぁ、こんなこともありますよね。で、今日の他の皆様の釣果ですが、1位になられたコージーさんの
4kgオーバーを除いては、リミットメイクなども比較的困難だったようで、
(ノーフィッシュの私が言うのも何ですが)全体的に伸び悩んだのかな、という感じがしました。
このまま琵琶湖はどんどん冬になって行くのでしょうか。この季節、いつも思うのですが、
どこかでもう1回水温が安定して、一瞬で良いので、魚を釣ることを思う存分楽しんでから、
冬に入りたいものです。

 
 

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