2002.1.12 (土) 温水エリアを探せ 【 プライベート 】

 
 
 
今日は単独での出撃です。本来なら昨日(11日・金)に出る予定だったのですが、
同船希望の方も無く、また天気予報を元に状況を推測した結果、予定を変更して今日出ることにしました。
予報では小春日和のポカポカ陽気。その予報に誘われてか、今日は、冬としては比較的ボートが多かったように思います。
しかし太陽が出るまでは冷え込みもあり、午前中は風が強い状況でした。
午後からは予報どおり気温も暖かくとても過ごしやすい1日でした。
 
● 7:40 出撃
多少ゆっくり目のスタンバイ。一人でのんびり準備を済ませ、湖上に浮いたまでは良かったが、冬にありがちなハプニング発生。
スロープからワンドの出口まで約200m(目測)、デッドスローで進んで行き、
トリムを落として滑走準備に入ろうとしたその時、いきなりのエンジンストップ。
その後多少息を吹き返すが、ニュートラルでアクセルを回してもまったく吹け上がらずストール、ということを2〜3回繰り返し、
やがてはついにエンジンもかからなくなってしまった。
昨年にも体験したことだが、状況的にはエンジン(プラグ)がかぶった状態だと判断。
エレキでマリーナ前の桟橋まで戻り、係留してプラグを外す。案の定プラグは真っ黒でオイリーな状態。
すべてのプラグのうち、どうしても抜けなかった1本を除く5本を外して先端部を手入れ。
再びプラグとケーブルをセットしてエンジンを始動させると、かかった! やはりかぶっていたらしい。
多少かぶったり冷えていてかかりづらくなっていても、バイクなら押しがけすることができるが、船はそうは行かない。
まだまだ船の扱いについて勉強が必要だと、改めて痛感させられた。
 
● 8:30 和邇川河口沖
釣りをしに行った訳では無い。私のオヤジの要望で、雪景色の比良山系を写真に収めるべく北に向った。
途中、琵琶湖大橋近辺で南からの波が多少出ていたがさほど苦も無く和邇川河口付近に到着。
エレキを降ろして写真撮影を行っていると、水深20mのエリアで中層付近に魚影らしきものを確認。
魚探で見る限り、水深12m前後に大きく固まっている様子。
本当に魚なのかどうかは不明だが、フィッシュアラームは一向に鳴り止ま無い。
しかし、ここの場所には写真を撮りに来ただけで、後は一気に南下するつもりだったので、
詳細の確認は次のチャンスにお預けとし、ただひたすらにシャッターを切った。
しばらく写真を撮っていると南からの風が段々強くなりだし、波も多少出てきたようなので、荒れる前に南を目指すことにした。
 
● 9:15 膳所 (水温:7℃〜8℃程度)
この季節、やはり気にせずにはおられない温排水のエリア。本湖より、波も風も多少はマシか。
先日ここに来た時には貸し切り状態だったが、今日は取水塔そのものに2艇のレンタル艇が張り付いている。
状況的に取水塔や排水口そのものを狙うのは諦め、やや下流側にあるブレイクに集中することにした。
SPミノー、ワンダー、メタルジグ、バイブなどを投入していくが、ウィードが引っ掛かるばかりで魚の反応は無い。
フィッシュアラームはブレイクのショルダー付近で集中して鳴っているが、一向にダメ。本当に魚なのか。
やがてバスボートが1艇やってきて、ごく狭いエリアに4艇の船がひしめく状態となった。
思い通りの所に巻物系のルアーを投げづらくなってきたため、
最近新しく購入したワームの様子を見るためテキサスを投げてみたが、まったくバイト無し。
しばらく粘って見たがまったく釣れて来ないため、諦めて移動。
 
● 10:15 におのはま〜浜大津 (水温:4℃〜5℃程度)
護岸沿いに何か変った地形の場所が無いか、また水温の高い場所が無いか、魚探を当てながら岸と並行に進む。
一部、既知の浚渫後などは確認できたものの、明確な地形の変化などは見られず。
水深2.5mぐらいの所を中心に流したが、朝から晴れていて太陽が照っている割には、
風が強いせいもあってか浅い場所の水温はまだ上がっていない様子。
そのまま浜大津港の前を通過し、京都疎水取水口から紅葉パラダイス前へと流して行く。
 
● 10:30 紅葉パラダイス前 (水温:4.5℃〜6℃程度)
琵琶湖競艇場の沖からホテル紅葉前、紅葉パラダイス前へと船を進めた。
途中、多少水温が高い場所もあったが、周囲一面に枯れたウィードがそのまま残っており、釣りをする気にならず素通り。
紅葉パラダイス前で今まで私が知らなかった浚渫後を発見し、辺りを走り回って見ると
浚渫で深くなっている部分だけ、他よりも多少水温が高いことに気付く。
また、そのショルダー付近ではフィッシュアラームもしょっちゅう鳴り、緑色のウィードも若干だが残っている。
ここで少し粘って見ようかとも思ったが、同じ場所を狙いに来ているらしい他の1艇がブレイク上に止まっていたため、
あまり激しく釣りはせず、その辺りの様子を見て回った。
しばらくすると、今日、明日と出撃予定で琵琶湖に来ておられた船頭さんから入電。お昼をご一緒させて頂くこととなった。
集合は名鉄マリーナ。途中、北上すればするほど追い波が高くなり、アクティバ前あたりでは多少ウネリも出ていた。
 
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● 11:30 〜 14:00
名鉄マリーナ休憩室にて昼食
(持ち込みカップラーメンの儀)
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● 14:00 名鉄沖〜浮御堂前 (水温:6℃〜8℃程度)
楽しい時間は本当に直ぐに過ぎてしまう。大概話し込んだ後、船頭さんにご同船頂いて短時間の午後の部に出発。
マリーナを出てすぐの名鉄沖に入った。我々が話し込んでいる間に、風はかなり弱まった様子。
冬の定番ポイントとして有名な導水管のやや北側、魚探で水温がやや高めに表示されるエリアから開始。
ウィードは思いの他色濃く残っており、フィッシュアラームもそこそこ鳴るがバイトも何も無い。
バイブ、スピナベ、SPミノーなどを投入するが状況は変わらず。
船頭さんもハードベイトからヘビダンまで、手を変え品を変えバイトを狙ったが、結局1回もバイトが無い状態。
やがて浮御堂沖からやや北側のウィードエリアまで到達。水面近くまで伸びた枯れウィードがびっしり残っている。
昨年は背の低い、ウィードの株状と思われるものが水中に点在するのみだった湖底も、今年はウィードに覆われている。
これから一段と寒くなったり、また琵琶湖が荒れたりすると状況が変わるのかも知れないが、
(場所にもよることは当然だが)今年は結構あちこちで枯れたウィードが残っているように思う。
エレキで流して来たがバイトもまったくないため、最後の10分程度はチューニングしたビックバドのスイミングテスト。
ほぼ予定通りの完成度で春以降威力を発揮してくれるよう期待し、本日は納竿とした。
 
 
今日はまたまた楽しい釣りでした。当然ながら釣果はさて置き。。。
特に午後からは船頭さんにも乗っていただきましたし、始めて名鉄にも上陸しましたし、
また、チューニングしたビックバドがほぼ思惑通りの泳ぎをしてくれました。
しかし、真剣に釣りをしていない訳では無いんですが、ホントにこの季節、釣果は厳しいです。
ちなみに、マリーナの方にお聞きした限りでは、本日私のマリーナでは水揚げゼロとのことでした。。。