2001.8.9 (木) 数釣りの夏 【同船】

 
 
 
今日はP京都店のSK氏ご夫妻とともに、またまた湖北へ行ってきました。
天候は朝からどんよりと曇り。気温もさほど暑くはありませんでいたが、湿気が多く風景がかすんでいました。
しかし先週出た時よりは格段に視界は良く、SK氏のご希望で湖北に向かうことにしました。
 
●6:45 出撃
マリーナ前のワンドは半分以上ウィードで埋め尽くされてきた。
その中を決死の覚悟で進み、湾外に出たところで一旦船を止め、エンジンのペラに絡んだウィードを取る。最近、出撃時の恒例。
視界は決して良くは無いが、方向性を見失うほどでは無いと判断し、SK氏のご希望どおり一直線に北を目指した。
 
●7:15 安曇川河口付近
先週様子を見に来た場所。まず河口付近から入るが、一番おいしいサンドバーの所はウェーダーの人が居て入れない。
風が南からやや強く吹いていたので、河口南側のよく風が当たっているブレイクを攻めてみるが反応が無い。
魚探を見てもウィードらしいものも見えず、ベイトフィッシュも映らない。
そこで、先週子バスが沢山居たエリアにエレキで移動。完全な風裏にはならないが、多少は穏やかな水面になっている。
先日のパターンを思い出し、まず1本と思って常を投入。程なく1尾目をヒット。
あまり状況は変わっていないのか、その後も4〜5本程度(?)常で追加する。
サイズはやはり25cm前後までの子バス。しばらく常で釣っていたが風が段々おさまってきた。と同時にライズが起き始めた。
先週はトップには何の反応も無かったが、先週投げていたのはサミーとバズベイト。
今週はTDペンシルとクレイジークローラーでチャレンジしてみることに。
まずTDペンシルで確実性を狙う。実は私が一番沢山魚を触っているトップウォーターはこれ。
投げ出して3投ほどで待望のヒット。先週まったく反応が無かったのがウソのよう。
その後も2〜3投に1回の割合でヒットが続く。フッキングに失敗することもあまりなく、そのままポンポン釣りつづけた。
サイズはやっぱり25cm前後がほとんど。何尾釣ったかは覚えていない。
しばらくたって場がスレてきたのか、ヒットとヒットの間隔が開きはじめたのでクレイジークローラーにチェンジ。
しかし今度はまったく反応が無い。そこで常に持ち替えて黙々と釣る方向に転換し、35cm弱のキーパーサイズをキャッチ。
その他にもまた20〜25cm程度を2〜3本程度(?)追加した。
その後も「トップ→常」とかわるがわるに持ちかえるパターンで釣れ続けたが、結局クレイジークローラーでは釣れず。
TDペンシルと常だけで3時間以上粘り、流石にこちらも飽きてきたので、次のポイントへ移動することにした。
 
●11:00 大溝
護岸されているところの沖。水深3メートル前後でウィードの切れ目が結構ハッキリしていてエッジになっている。
その沖の5mあたりからはウィードもほとんど無くなっていて、これも比較的ハッキリした切れ目がある。
2週間ほど前から出撃の度にここまで走り、5mラインが狙えるところにアンカーを打ち、泳いでいたポイント。
停めた船の上から5mラインを何度か狙ったことはあったが、そこでバイトが出たことはなかった。
今日は3メートルラインで、背の高いウィードが切れているあたりを攻めてみる。
魚探には時々反応が出て、良さそうな感じ。しかしバイトがあまりない。たまにバイトがあるとギルのアタリ。
しばらく流したが、ここではKS氏の奥様が25センチ級を1本釣ったのみ。
 
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やっぱり今日もここでアンカーを打ち、昼食&水泳の休憩を取りました。
ちなみに、奥様は泳いでおられません。
休憩後、雲行きが怪しくなってきたので、南へ向けて帰りながらポイントを探ることにしました。
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●13:15 近江舞子
漁港の出口付近や、浜の沖にあるブレイクを見ようと思ったが、
ジェットとウェイクボードをやっている船が走り回っている状況で結局近寄ることも出来ず。釣りもせずに退散。
 
●13:30 蓬莱浜
先週も立ち寄ったところ。浜の西側で流れ込みがある場所。
目指すポイントのやや北側から、ブレイク上を流すつもりで船を停める。
雲行きはかなり怪しくなり、比良山は黒い雲に覆われてもう確認することができない。
先ほどまで遊んでいた大溝辺りは、もう雨が降り出しているように見えた。
遠くで雷の音も聞こえ始めたが、差し迫った状況では無いと判断。
風に流されつつ、若干エレキで修正しつつ、5mラインあたりが狙える所を流す。
すると、数投目にSK氏にヒット。ドラグが鳴ってGOODサイズであることが解る。
船の下に潜られるところを何とか押さえ、上がってきたのは41cmのバス。
流石に湖北らしい、体高のある立派なバスでウエイトもかなりありそう。
記念撮影をし、リリースしてからふと上空を見ると、先程より更に雲行きは怪しい。
もう我々の頭上まで黒い雲は迫り、雷の音もかなり近づいたように感じられた。
もう少しポイントの様子を見たかったが、危険を回避するため次の場所へ移動することにした。
 
●14:00 ラフォーレ前
珍しくジェットの数も少なく、ウィードの伸び方を確認する意味もあってポイントに入る。
5mぐらいを境に、浅い方は背の低いウィードが生えている。
更に浅くなって3メートルぐらいになると、背の高いウィードが生えている感じ。
 
本日のBIG ONE。SK氏が獲った41cm。
その背の低いウィードが生えているエリアを流してみるが、ほとんどバイトも無い。
タマにヒットがあって上がってくるバスは、やはり20cm〜25cm程度。
魚影もそんなに濃いとは言えない感じで、魚探にもほとんど反応が無い。
ふと見ると先程いた蓬莱浜あたりは黒い雲に覆われ、稲光も確認できた。
湖東側でも風が強くなり始めたので、波を避けるため南湖に戻ることにした。
 
●15:00 木の浜
佐川体育館のはるか沖。5mラインあたりにつける。南湖でもこの水深が一つの「切れ目」になっている感じ。
しかし、あまり深いところを求めて行くと木の浜沖は大型船の航路にあたるため、
往来の邪魔にならないように充分気を遣いつつボートポジションを取らねばならない。
5mのラインを風に流されながら、北から南に向けて進み始めたが、どうも魚探の反応も良く無く、アタリもあまり感じられない。
南湖上空も怪しい雲に覆われ始め、既に比叡山は雲の中。しかし雷は鳴っていない。
船を流しながら周囲の様子を見ていると、徐々に湖西の町並みも煙り始めた。
やがて湖西側から湖面が白くなり、激しい雨の音が迫ってくるのが解ったので、大急ぎでタックルを仕舞い、更に南へ逃げることにした。
 
●15:30 下物
下物のシャロー側にあるブレイク。
1.5mから2.5mぐらいに落ちる小さなブレイクだが、以外と魚が付いている(と私が信じている)ポイントに入る。
木の浜に比べてあまり雨も降っておらず、局地的な雨を体感した気がする。やがて雨も完全に止み、辺りも若干明るくなって来た。
しかし、もうあまり時間も無く、私とSK氏が子バスとギルを釣ったところで本日の釣行は終了とした。
 
 
今日はちゃんと数えていませんが、私だけで多分30尾ぐらいは釣ったと思います。
しかもそのうち半分ぐらいはトップウォーターでの釣果ですので、
私としてはサイズが出なかったものの、結構楽しい釣行になりました。
私の船全体で考えれば50尾ぐらいは行ってると思いますし、
同船の方に41cmのGOODコンディションを1本獲って頂いたので、まぁまぁ良かったと思います。
ちなみに、今日の釣行で消費したガソリンは、約40リットルでした。