2001.7.15 (日) BNC2001 第5戦 【インナー】

 
 
 
今日はBNC2001年シリーズの第5戦。
年間全7戦(内、上位5戦のポイント合計で年間ランキング決定)で行われるBNCもいよいよ後半戦に入りました。
私は前々日の13日(金)、平日プラを慣行しましたが、結果は予想外の大爆釣。
50cm1本を含む40UP5本という、私としてはとんでもない結果で、
当然ながら今日はその時にGOODサイズを獲れた場所を中心に回ることにしました。
風向き、天候、フィッシングプレッシャーなど、プラとは違うであろう当日の条件がどう影響するのか相当不安でしたが、
今日は以前「同船者募集コーナー」で乗って頂いたごとうさんにバックシーターをお願いし、炎天下の琵琶湖に出撃しました。
 
● 7:30 スタート
6:15頃にはリブレに上陸していた。
今日も係留のお手伝いなどをした後、ミーティングが終わってスタート。
南へ北へ、皆方々に散ったのを見届け、私の船もスタート。
前々日のプラで、短時間に40UP4本と爆釣した北山田に向かう。
 
● 7:45 北山田
北側の取水塔から入り、ウィードエッジを攻めながら南下する作戦。
プラでブレイクしたのは帰帆島の北側水路の沖合いだったので、そこへ向けてジワジワとエレキで流して行くつもりだった。
しかし、草津川のエリを回りこむ前から、目指す地点に大船団があるのを確認。
一瞬、当初の予定を変更して別のポイントから回ろうか、とも思ったが、
今日一日、このポイントに入らずしてプラの価値は無い、と決断し、思い切って大船団の中に突入した。
プラの時はかなり強い目の南西風が吹いたが、今日はほとんどべた凪。緩やかに北よりの風が吹いている程度で暑さは厳しい。
テキサス、常、ジグヘッドなど、ワーム系のリグをガンガン投入するが、
ギルの攻撃のみでプラの再来は感じられない。やはり風向きのせいか。
程なくバックシートのごとうさんにヒットが出て25cm程度のバスをゲット。
そのまま帰帆島の北壁沖あいまで流してみたが、結局ギルを何枚か釣ったのみ。
既にプラで得たパターンでは無いことを確信するが、南湖のエリアに必ずバスは居るはず、というストーリーを信じ、
やや強くなりだした北風を考慮に入れ、場所を換えてバスを探すことにした。
 
● 9:45 におの浜沖
ベイトが吹き寄せられるという意味では、におの浜のウィードエッジは好条件。
水深3.5m程度にある、短いウィードが生えている辺りを狙う。
エッジそのものには子バスやギルがストックされていることが多く、さらにその沖あいにビッグバスが居るはず、という思惑。
しかし、ここでもあたるのはギルばかり。何枚となくギルを釣り上げた。
その中でも、バックシートのごとうさんは20〜25cm程度のバスを2本ゲット。
見事リミットメイクを達成し、封印していたハードルアーで追加を狙われる。
私の方はノーフィッシュの危機かと思ったが、何とかここで25cm程度を1本ゲット。
この場所、これからの季節も条件が整うと良い魚が獲れるかもしれない。
 
● 10:30 ディープホール南壁
先日から数を沢山釣るには絶好のポイントを見つけてあった。
しかし、いずれも南風の日に得た感覚であって、今日のような北風ではまったく未体験のポイント。
ポイント自体はレンタル艇も少なく空いている感じだったが、とにかくポジションがとりにくい。
仕方なく、浅いウィードエリアの方にボートを持って行き、風上のショルダーに向ってキャストする態勢に。
しばらくウロウロと粘っていると、またまたごとうさんにヒット。
サイズはやはり25cm程度だが、キープしていた魚の中で一番小振りなものと入れ換える。
その後、風に流されながら近江大橋の方へ近づいて見たが、さっぱりアタリも無し。
 
● 12:00 アクティバはるか沖
やはり北風ということを考えると、南で粘り続けるよりも北の方が良いかもしれない、と考え、
私はとりあえずリミットメイクのために、ごとうさんはビッグバスを求めて、北のエリアに戻った。
アクティバの沖は土日になると数々のプレジャーボーとやヨットが行き交い、船の往来が非常に多い場所だが、
北風がそこそこ強かったので何とかなるかも、という思いがあった。しかし意に反し、釣れるのはやはりギルばかり。
ごとうさんがマメバスを1本釣られたのみで、それ以上はアタリもほとんど無い状態。仕方なく、最後にもう一回移動することに。
 
● 12:45 木の浜
4号方水路から5号方水路の間にある浚渫跡。
プラでは南壁が良い感じだったが、先ほどのDHで得た感じからして北壁の方がポジションをとりやすい。
ちょうどブレイクが風裏になるイメージにもなるので、思い切って北壁に張り付いて見ることに。
ブレイクの上に広がるウィードエリアは水深3m弱。ウィードも相当生えてきていて、水面から目視できる。
そのウィードが途切れ、ちょっとだけ隙間があってからブレイクが始まっている。
そのちょっとだけの隙間を常で狙う。ウィードエッジ、風裏、ブレイクのショルダーというイメージの場所。
しかしやはりアタるのはギルばかり。じっと耐えると、やがてやや強いアタリ。
あわせて引き上げて見ると、25cm程度のバス。引き続き同じような場所を探して常をキャスト。
しばらくして、またまた25cm程度のバスをキャッチ。これで私もようやくリミットが揃った。
しかしこの時点で既に13:15。係留のお手伝いがある私は、13:30までにはリブレに戻りたかったので、
残り5〜10分で入れ替えと、あっと驚くキッカーフィッシュの登場にかけて見たが、そんなに都合良く釣れるはずも無い。
ふと見ると東の空は真っ黒に曇り、遠くに稲光も確認できたので、やや早めに切り上げることとした。
 
 
結局私は、プラのわりにはショボショボの釣果で8位。年間順位は暫定トップから2位に転落しました。
バックシーターのごとうさんは今回の釣果で5位。こちらはすばらしい結果です。
リブレに到着後、全員が帰着して検量が終わる頃になっていよいよ雨が降り始めました。
それから激しい雷雨となり、食事後もマリーナに帰るに帰れない状態に。
結局、激しい雷雨はなかなか止まず、びしょぬれになりながらマリーナに帰ることになりました。
しかしランチングして一息つく頃には晴れ間が。。。釣果も天候もチグハグな一日でした。