2001.7.13 (金) 爆釣プラクティス 【プライベート】

 
 
 
今日は、今度の日曜日(7月15日)に予定されている、B−net CUP (BNC)のプラに行ってきました。
久々の単独釣行で相当お気楽モードでしたが、平日の空いている琵琶湖共々、たっぷり楽しむつもりで船を出しました。
今日の天気は晴れ。時折薄曇りになる程度で、ほとんどピーカンに近い天候でした。
風は朝から南よりで、マリーナの方によると昨日はもっと凄い風だったそうです。
マリーナから眺める湖面は、南から北に向って波が動いている状態でした。
 
● 6:45 出撃
マリーナ前のワンドは、早くもウィードが水面近くまで伸びている。
ウィードが伸びてきたのか水位が下がったのか定かではないが、
トリムを落として(水平にして)デッドスローで走ろうものなら、ペラが藻だるまになる憂き目に。
滑走する前に何回かエンジンを止め、からまったウィードを外しながらワンドを出た。
 
● 7:00 ディープホール(DH)
先日の釣行で発見していた、南壁のポイントを目指す。
ところが、目指していたドンピシャの場所には既にレンタル艇がアンカーを打って張りつき、もはや私が入る余地など無い。
平日でガラ空きの琵琶湖だが、やはり知っている人は押さえるところを押さえているな、と言う感じ。
せっかくのプラなので、レンタル艇の邪魔にならない程度の距離から、ポイント近くを攻めてみる。
この時、何とも不思議な光景を目撃。
DH南壁の更に南側、3m程度のウィードエリアになっている所だが、その一帯の水面に何かが浮いている。
最初はウィードの頭がみえているのかと思ったがさにあらず。何百、いや何千という数のおびただしいギルの群れ!
水面に見えていたのは何とギルの背ビレだった。思わずトップウォーターをチョイスしギル釣りに走って見たが、これが意外と釣れず。
ギルでも見えるほどの水深にサスペンドしていると、やはり難しい。
しばらく遊んでいたが、ふと我に帰り、気を取りなおしてブレイクを攻める。
先日はブレイクのショルダー付近にバスが溜まっていたのだが、果たして本日も同様のパターン。
日頃はあまり使わないテキサス(ベビーブラッシュフォグ・ウォーターメロンシード、1/4oz)でじっくり攻める。
程なく、25cm程度のバスをヒット。その後も少々粘ったが、更に同サイズを1本獲ったのみ。
やはり先日と同じく、この程度のサイズなら数がそこそこ出ると確信。
結局その間もレンタル艇は同位置に張りついたままだったので、仕方なく移動。
 
● 9:30 におの浜
最近散々お世話になっているポイントだが、今日はかなり沖を攻めて見る。
明確で無い部分もあるが、一応ウィードエッジ状になっている場所を確認し、そこへ常を落とす。
ワームは4インチのカットテールを使ったが、25cm程度×2本、超マメバス×2本、ギル3枚をゲット。
その後、本日琵琶湖に半日出撃していたかじっちさんと遭遇。
ちょと離れていたので、携帯を使って本日の釣果など情報を交換する。
そして携帯を切った直後、アタリがあったのですかさずアワセる。引きこまれるような勢いは無いが、やや重い感じ。
ボートの上に引き上げて見ると、何と、アフターのようなげろ痩せ体型の40UP。
におの浜にもまだ釣れる魚がいることを確信し、次の場所を目指した。
 
● 10:30 北山田沖
北山田と言っても正確には「帰帆島北側の水路沖」という方が良いかもしれない。
水路の出口付近にある、2連の赤取水塔の沖。水深3.5m程度。ウィードエリアのエッジの更にチョイ外側、といった感じ。
ここは北山田から続くウィードエリアの南端にあたり、南ないしは南西の風が強く吹けば
ベイトが風に流されてウィードの風が当る面に溜まるらしく、バスをそれを狙いに来る、とのこと。
実は上記のにおの浜の後、かじっちさんも一緒に北山田に来ていたので、そのかじっちさんからポイント解説を細かく受ける。
風は相変わらず強く、プリンスホテルないしは浜大津港の方向から吹いていた。
ここでは朝イチのDHで使ったベビーブラッシュフォグのテキサスをキャスト。
何回か投げていると、カツンとあたった。しかしアワセが早すぎたのか、そのままバレた。
しかし、ピックアップせず、そのまま着底させてまた少しアクションを入れてやると、またカツンとあたる。
今度はしばらく呼吸を置き、完全にフックアップしたあたりが出てからフッキング。
ドラグが出て、引き込まれるような引き。巻き上げてボートの近くまできてもまだ引き込もうとする元気の良さ。
ネットを出すのが邪魔くさかったので、ハンドランディングでキャッチ。45cm程度のGOODバス。痩せていない。
これに気を良くして、引き続きテキサスを投じる。
すると、また2投目ぐらいで引き込んで行くようなアタリ。またまた同じようなファイトの末、40UPをキャッチ。
ワームが飛んでしまったのでまた同じベビーブラッシュフォグを装着し、投げ込むとまたまたヒット。
そしてまた同じようなファイトで40UP。この時点で既に笑いが止まらない。
と同時に、日曜日開催のBNC、果たしてこのポイントのプレッシャーはどの程度なのか、
また風向きや天候が今日と同じような状況になるのか、不安が頭をよぎる。ハッキリ言って、プラなのに釣れ過ぎ。
そんなことを考えながらテキサスをキャストしていると、またまたヒット!
今度は先ほどのものよりも少々重さが違う。ボートの下へ潜りこまれたがこれを強引に引っこ抜き、
船に揚げてサイズを計ってみると、50ジャストのギリギリランカー。
その後、ポイントを南に移しながらテキサスを投げ続けたが、釣果はここまで。ウソのような40UPの4レンチャン。
かじっちさんも35cm程度のバスを1本獲られ、状況が確認できたのか午前中の釣行を終えて帰途に着かれた。
私は非常に気分の良いまま、昼食のための休憩をとることにした。
     
   
におの浜の40UP   北山田の40UP
     
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帰帆島の北側の水路に入り、島の直ぐ横にアンカーを打って停船。
久々の湖上ランチ(?)と昼寝タイム。
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● 13:30 引き続き、北山田沖
1時間ほどのお昼寝の後、再び午前中爆釣したポイントへ。
今度は常を投げて見る。すると案の定ギルアタリのオンパレード。
しばらく我慢していると必ずバスが食ってくる、と信じて待つこと約15分。
グイッとくるアタリが出てあわせる。午前中のものより明らかに重量感が無い。
引き上げて見ると、30cm強のバス。しかし体格は相当立派。やはりベイトが寄っているのか。
その後、風に流されたりエレキを踏んでドラッギングを試みたりしたが、
結局同サイズのバスを2本追加し、アタリがぱたりと止まった。ベイトが移動したのか。
 
● 14:45 下物
ここのところ、毎回のように覗きには行くのだが、ほとんどロッドは出していない。
何故なら、水が非常に悪かったり、魚探にまったく反応が無かったりと、全然釣りをする気にならない。
今日も行くだけはいって見たが、浚渫からの白濁した水が入っているのか、水が悪い。
ウィードは水面近くまで伸びてきているが、どうも釣れそうな気配が無いので、
今回のプラ&本番で狙える場所では無いと判断し、そのまま釣りをせずに移動。
 
● 15:00 アクティバはるか沖
夏から秋にかけて良い魚が来る、と私が勝手に思っているポイント。
3.5m〜4m程度の水深で、ウィードエリアが広がっている。
しかし今までの経験上、ここのエリアは北風にならないとどうも釣果は上がらない。
今日は南風なのでダメかな、と思いポイントに入った。
案の定、釣れるのは常を食ってくるギルばかり。
超マメサイズのバスもあげたが、良いサイズのものはまったくあがらず。
 
● 15:30 木の浜
4号方水路沖から5号方水路前にかけて広がる浚渫跡。
午前中に狙っていたDHと同じく、浚渫後の南壁を狙ってみる。
魚探の反応を見てもギルのアタリを感じも、やはりショルダー付近に魚が寄っている感じ。
実際釣り上げて見たが、バスはサイズが25cm程度まででそれ以上は出ない。
ここでもバスは3本だけで、あとはギルのオンパレード。何枚釣ったか覚えていないほど。
今日はここで最後に1本、25cm程度のバスを釣ったところで終了とした。
 
 
結局、釣れているとウワサの北山田で爆釣しただけでした。
あとは、数はそこそこ釣れたもののショボショボの釣果です。
そう言えば去年あたり、この時期のチャプター戦で釣っても釣ってもノンキーという状況に涙したことを思い出しました。
今日のプラの結果、BNC当日に回る場所と順番、メインのリグは決まりました。
しかし、当日のプレッシャーと天候がどう影響するのか。こればかりは当日になってみないと解りません。