2001.6.17 (日) BNC2001第4戦 【インナー】

 
 
遂に4戦目を迎えたBNC2001シリーズ。年間上位に食い込むにはそろそろ大きなポイントが必要です。
しかしここまでの3戦、魚は獲ってますがどうも点数が伸びず低迷。
仲間内との遊びとは言え順位を争うのも遊びの一部ですから、ポイント計算するのもまた楽しいですね。
ところで、今日の琵琶湖は梅雨の晴れ間。ピーカンとまでは行きませんでしたが晴れて暑かったです。
前日からこの天気は続いており、水もあちこちで泡が立つほど悪化。
前日プラに出た方々の情報では、相当タフっているようでした。
今日は見事「ラバジ王」となられた渓太パパさんにご同船頂きました。
 
● 6:10 リブレ上陸
今日はいつもの係留係と違い、受付係のお手伝いのため早めにリブレに到着。
雨の心配はまったく無い。空気が冷たく、少々肌寒いほど。
 
● 7:15 スタート
ミーティング終了後、順次スタート。
ほとんどの船が南を目指してスタートしていく。程なく私もスタート。風はほとんど無く微風。
風がほとんど無いスタートを予測していなかったので、とりあえず一番近い木の浜から始めることにした。
 
●7:20 木の浜沖
まずは今日のメインポイントへ。本来なら北風が吹いたときに入ろうと思っていたのだが、朝から微風の西風。
しかし、西風の時に入ろうと思っていた名鉄沖と、この春好調の赤野井沖は既に船団になっている。
そこで、とりあえずの様子見のため、木の浜へ。狙うラインは3.5mから4mの、背の高いウィードがポツポツと点在するあたり。
それ以上沖なら短いウィードばかり、それ以上岸ならトロロ系がびっしり、という場所。
まずは1号方水路沖に入り、徐々にエレキで流しながら南へ下がる。
クランク、SPミノー、トップウォーターを投げながら進むが、ここ1週間反応が良かったクランクにもまったくアタリが出ない。
 
3号方水路沖あたりまで来て、いよいよワームを投入。
常、ノーシンカーを試すが私の方にはアタリが出ても乗らない。
ここで同船の渓太パパさんのノーシンカーにキーパー(20cm)チョイぐらいのサイズがヒット。
しかし結局ここではこの1本のみ。
前回BNC依頼描き続けてきたイメージに間違いは無いと信じてはいたが、
梅雨の晴れ間が2日目に入り、相当タフっていることを実感させられる。
程なく西風がしっかりと吹き始めたので、
「西風=湖西」という当初のストーリーを一旦捨て、思い切ってにおの浜を目指す。
2〜3週間前、強い西風の中でも釣果が良かったことを思い出していた。
 
●9:00 におの浜沖
最近お気に入りのポイント。におの浜にある桟橋(?)沖。
桟橋に向かって少しだけだがみお筋がついているらしく、その深い部分を中心にエビ藻が生えているエリア。
みお筋周辺が2.5m〜3m、みお筋部分が3.5m程度の水深。
ここでもまずクランク、SPミノーから始めるがやはりアタリや反応は無い。
ここで常に持ち替えたが、この時点で今日はハードベイトを諦めたと言って良い。
当初の作戦では既にキーパーぎりぎりのサイズでリミットが揃っており、
この時間はハードベイトを投げまくってサイズアップを図っている予定だった。
しかし実際は未だノーフィッシュ。私の船全体でもキーパーが1本のみという貧果。
もうこうなると、なりふりかまわず釣るしか無い。風は穏やかな北東風に変わっていた。
常をウィードに引っ掛け → はずし → シェイクを繰り返しながら風に流されて沖から岸にゆっくりとエリアを攻める。
と、ここで私の常に待望のヒット。キーパーぎりぎりあるかどうか、疑惑のサイズをキャッチ。
更に粘り続け、同様の釣り方で35cm程度のバスをようやくキャッチ。
その後、沖と岸を行ったり来たりしながら、25cm程度のバスを追加してようやくリミット。
あとはサイズを上げないと。。。良い魚を求めて移動することに。
風は北よりに変わり、荒れる程ではないがそこそこ強く吹いている。
 
●10:30 北山田
3.5mから4mのエリア。まだまだウィードは成長していないが、比較的ハッキリとウィードエッジが形成されはじめている。
しかし、先日のプラの時同様、水は白濁して生命感が無い。常を投げても当たるのはギルばかりで、豆バスすら乗って来ない。
周囲の船がポツポツ上げてはいたが、どれも30前後。私の求めているサイズではない。水も悪く、気配も感じられないので、早々に移動を決定。
 
●11:00 下物
様子を見に言っただけ。釣りはしていない。
先週に渓太パパさんが良い思いをした、という浚渫後をチェック。
しかし、魚探にはまったく反応はなく、ベイトも何も映らない。
釣りはせずに魚探をかけただけで移動。
 
●11:30 アクティバはるか沖
デカイ魚はそろそろ夏パターンかと思い、急遽ポイントに入ることにした。少々ロッドを出してみたが、ここもギルのアタリばかり。
しかし、ウィードは良い感じで成長し始めているので、今から1ヶ月程度の間に必ずバスが釣れるようになると確信し、早々に移動。
 
●12:15 再び木の浜
今度は佐川沖あたりから入る。エリアは朝イチに入ったところと同じウィードの森が途切れるあたり。
北風がそこそこ強い時は、木の浜に魚が寄っているという定説があるが、どうも朝より生命感が無い。
しかし時間も時間。あと1時間程度しか実質釣りができないので、もはや移動して新たな場所に行くのは徳作では無い。
むしろ、釣れないなりに同じポイントンに張りついていた方が、釣果があがると判断。
しばらく北風に流されながら常を投げていたが、エリに近づいてきたのでエレキでゆっくり風に向かって進みはじめる。
と、やっとバスらしいアタリが出て、アワセて釣り上げて見ると25cm弱のバス。
早速一番小さい、20cmギリギリぐらいのバスと入れ替える。
ただ風に流されているのと、に向かって引っ張るのでは、常のワームと底との距離感が微妙に違うのか。
それまで生命感が無いと思っていたエリアで急にアタリが出始める。必死にギルアタックをかわし、耐えること約30分。
帰着のお手伝いのため13:30にはリブレへ帰りたかったので、もう終わりかな?と思って常を投げこみ、着底後しばらくシェイク。
すると、ぐっと重くなったと思って軽くアワセると何と引きこまれるようにドラグがグッグッと出て行く。デカイ!
と一瞬思い、更にドラグを若干緩めてやりとりしやすいようにした。
途中でジャンプ一発。明らかに40アップはあるGOODバス。これで多少まともなウエイトは出る、と確信する。
結局長さや単体での重さは計らなかったが、推定42cm〜43cm、1200g ぐらいの魚であろうと思われた。
25cmぐらいのバスのうち、明らかに一回り小さい方をリリースし、2回目の入れ替えを行った。
この1本が釣れたところで少々早めにタイムアップとし、帰着のためリブレを目指した。
 
●13:40 帰着
リブレへ戻ってみると、既に何艇かは帰着していた。聞こえてくる話しは「タフだった」というものばかり。
ひょっとして、これで上位に食い込めるのか?と思う。
ライブウェルを改めて覗いて見ると、3本で2000g 強のウエイトか? という印象。
 
結局今回のBNCでは2位に入ることができました。しかも、年間総合ランキングで暫定の1位に大躍進。(笑)
しかも、当初自分が思い描いていたイメージで、タフではありましたが入れ替えを2回もし、
私にとっては、とても楽しいトーナメントになりました。