2001.5.26 (土) ウィードエリアの季節 【同船】

 
 
今日は久しぶりに、トーナメントには何も絡まない、純粋な同船のため出撃でした。
3日前から降り続いた雨も昨日ようやくあがり、琵琶湖の水も多少は良くなったか、と期待しつつ南湖の気になるポイントを回ることにしました。
今回同船の方は南湖でのボート釣りの経験が少ないとのことで、有名ポイントを若干紹介しながらの釣行になりました。
天候は晴れ。午前中はちょっと薄曇りのような状態でした。風は穏やかな北風が吹き、風のコンディションは絶好の状態でした。
 
● 6:20 出艇
朝一番は霧が濃く、湖東側の風景が白くかすんで見える。
マリーナを出てワンドの奥から外に向ってゆっくり進むが、水質は思ったほど改善されていない様子。
これを見て、今日も思い切って膳所から入るルートを選択。
 
● 6:45 膳所
先週のBNCで、水通しが良い=水がキレイ という方程式を考えて入ったポイントだが、
今日も同じ方程式が生きているのか確認する意味も込めて、先週と同じポイントに入る。
まず入ったのは、温排水のある取水塔すぐ下流の2.5m程度のウィードエリア。
ほとんどが金魚藻だが、ところどころ良いウィードが生えている。
到着後、まずくランクから投げ出すが、2〜3投目に早くも子バスがヒット。
先週と同じくあちこちでライズがあるので、バックシートのゲストさんはトップウォーターを中心にキャスト。
しかし、ライズが上がる場所の数と、その頻度が先週よりも少なくなっていることに気付く。
良く見るとエリア全体に白い泡が立ち、明らかに先週より水質が悪くなっている。
最初の子バス以後、次の1本が出ないので本流側(西側)に向けてエレキで移動。
川のほぼ真中付近、水深3m程度のところにも良質のウィードがあるのを発見していたので、
その辺りを流れに任せて責める。しばらくしてクランクにギルがヒット。
その後がまた続かないのでジグヘッドに持ち替えるが、激しいギルアタックの応酬。
しかしギルすら乗らないので、今度は常に変えてみると、あっと言う間にギルがフッキング。
ゲストさんは極小のジグヘッドでギルをフッキング。
そんなことを繰り返すが、結局私もゲストさんもバスは上がらず、小移動することに。
 
● 9:00 ディープホール
久々にディープフォールに入った。今回入ったのは東壁で、壁が真っ直ぐではなくクランク状にくびれているあたり。
レンタル艇を中心に相変わらず四角い形ができているが、魚が一向にあがっていない様子。
昨年あたり、ディープホールに網が入って居着きのバスが根こそぎ捕獲されたというウワサだが、
それが本当なのかウソなのか、とにかくディープホールで釣れたという話しを聞かなくなって久しい。
周囲のウィードエリアでは魚探が激しく鳴り、ブレイクの壁でも8m付近に魚影が濃いところがある。
しかし8mのポイント目掛けてテキサスを落とすが、アタリはギル。フッキングできない。
 
● 9:30 におの浜
におの浜の真中あたりにある、やや大きな桟橋の沖。水深3mちょいのエリア。
ここにも良質のウィードが密集しているところがあるので、そこを攻めることに。
到着早々、またまたクランクにヒット。今度も子バスだがさっきのよりはかなりマシなサイズ。
しかしその後がやはり続かず、ジグヘッドに持ち帰るがまたまたギルアタックの応酬でフッキングできず。
困った時はやはり常、と常のワームを今年のマイブーム「リトル レディーフィッシュ」に交換する。
交換して間もなく、またまた子バスがヒット。その後、ギルを2〜3枚ヒット。ゲストさんもギルを追加。
今日は釣行の途中でかじっちと連絡をとり、11時頃にアングラーズインで昼食をご一緒することにしていたので、
そろそろ片付けて向おうかと思い始めた時、私の常に重たいアタリが出る。
フッキングを何回も試みるがどうも刺さった感覚が無く、上がってきたのは40UPはあるバスだったがジャンプ一発でバラシ。
恐らくきちんと刺さりきっていなかったのと、ランディングネットを準備していなくて慌てたのが原因か。
しばらく粘って同じサイズが上がってくることを期待したが、結局後は出ず。
 
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かじっち艇、たてちん艇の皆さんと昼食。本日午前中の釣果情報を得る。
かじっち艇は朝イチに赤野井沖でトップで40UPが出たとのこと。
たてちん艇は下物内湖で1バラシだが、魚はいるだろうとのこと。
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● 13:30 下物内湖
内湖の奥の奥、エレキのペラが湖底のヘドロを巻き上げるほどしか水深が無い所。
ひし藻(?)が密集しているエリアにバズベイトを投げこむ。ゲストさんは同じエリアでグラビングバズを試みる。
しかし、両名とも一切アタリもアタックも無し。日が昇って時合が過ぎてしまったのか。
しかし、藻が切れているところで時折ベイトがパニックを起こして水面を飛んでいるのが確認できる。
その辺りに常を投げこむと、程なく子バスがヒット。しかしこれも後が続かず。
本湖に比べて風が無いので間もなく暑さにまいってしまい、本湖に戻ることに。
 
● 14:15 赤野井沖
ここも水深3.5m程度のウィードエリア。
赤野井湾の方から続くウィードエリアでは、もう水面近くまでウィードが成長してきているが、そのエリアのエッジ付近。
新しく生えてきたと思われる金魚藻が群生する沖側は、まだ背の比較的低い良質のウィードがある。
この良質のウィードエリアを流す。風に向かって流されながらクランクやスピナベを投げ、
風に押し戻されて流されながら常をしゃくり、結局同じエリアを2〜3往復。
途中、私の常に40UPが出て、ゲストさんにネット係をお願いして無事キャッチ。
その他はギルが若干上がった程度だったが、プレッシャーは高まってるとは言え、赤野井にはまだまだ魚が居ることを確認した。
しかし、この時点でゲストさんはギル4枚のみ。まだバスを釣っておられなかったので何とか、と思い
しばらくそのエリアに留まり続けたが、マリーナの営業終了時刻が迫ってきたので残念ながら終了となった。
 
今回は私が前で釣ってばかりで、バックシートのゲストさんにバスを釣って頂く事ができませんでした。
しかも私の魚を獲る時にネット係までお願いしてしまって、どっちがホストでどっちがゲスト何だか。。。(^^;;
でも日頃ため池を中心に釣行されているとのことで、その釣り方は大変参考になりました。
遠路はるばるお越し頂いたゲストさん、ありがとうございました。