今日はけんいちさん、まるさん主催のノイジー・マイノリティ・カップ(NMC)に行ってきました。 |
場所は紀ノ川。私がこの催し物に参加するのはこれで3回目ですが、NMCは今回で第6回を数えます。 |
昨年、同じような春の時期に、やはり同じ紀ノ川で行われたNMCに参加して以来です。 |
昨年はVハルのアルミを琵琶湖から運び、かじやんにバックシーターをお願いして出場しました。 |
その時は最後の30分だけヒートアップするというまぐれのようなパターンで何とか2位に入れましたが、 |
世の中そんなに甘くはありません。4日前の火曜日、半日だけでしたがプラまでやって気合いは充分。 |
しかし、プラで見えたのは魚よりも「紀ノ川」というフィールドの難しさでした。 |
今年はVハルではなくパントでの参戦で、エンジンは無し。36ポンドのエレキ2機がけという体制です。 |
バックシートには昨年同様、かじやんに乗って頂いて春の紀ノ川に漕ぎ出しました。 |
天候はくもり時々晴れ。昼からは雨の予報が出ていました。 |
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● 7:00 現地到着 |
集合場所は南田井ノ瀬橋北側のグランド横駐車場。 |
石段になっているところから皆で助け合いながら船を出すパターン。 |
集合が7:30だったので少々早すぎるかと思ったが、何とほとんどの参加者が既に到着し、出船の準備中。 |
8:30スタートの予定を約30分繰り上げ、8:05分にスタートした。 |
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● 8:15
スタート地点付近の流れこみ |
スタート地点から直ぐ見える、流れこみがワンド状になっている所に入る。 |
昨年のNMCで最後の30分爆釣した場所。エレキオンリーでの移動なのでまずは近い所からという作戦。 |
4日前のプラでは、リーズ状になっている場所で新鮮なウィードが生えている所が良さそうな感じだったが、 |
たっぷりある時間で場所を探りながらの釣りになるという想定で、そのイメージとは違う場所をチョイス。 |
クランク、ラバジ、SPミノーなどをガンガン投げるが、どうも魚の姿は無い。 |
やがてそのワンドを出て、徐々に下流域に向いながら岸際を攻めて行くことにした。 |
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● 9:00
スタート地点正面のワンド入り口付近 |
ここに行くまでにろくさん艇とすれ違ったが、既に1本釣っているとのこと。やはり釣れる人には釣れている。 |
ワンドの入り口付近、水深1m強のあたりで少々粘って見る。 |
本流とワンドとの間にあるであろうブレイクを狙っているつもりで、ラバジをガンガン投げこむ。 |
ウィードが多いエリアとごろた石底エリアの境目付近を中心にラバジを引き倒すが、まったく反応は無い。 |
やはりもっと浅いところが狙い目なのか。 |
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● 10:00
南田井ノ瀬橋の橋脚 |
本流の中に残っている旧橋脚の跡(?)付近。この辺りは水深が深くなっていて2mを超えている。 |
昨年もそうだったが、その深場と沈んでいる木に絡むような格好で、魚探の反応はすこぶる良い。 |
しかし、巻物、常、根こ、ラバジなど何を投げこんでも反応は無い。 |
かじやんがテキサスでバイトを何回か取ったが、結局フッキングできず。 |
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● 11:00
阪和道高架上流の中洲 |
プラの時に見付けていた、阪和道高架のすぐ上流にある中洲。 |
私が見付けていたのは、その本流に面したところにあるリーズ状の浅瀬で、新鮮なウィードが点在している。 |
しかし、水温は4日前より2〜3℃は明らかに下がっており、本流側は全体的に15℃程度。 |
徐々に水温が上がってきての15℃ではなく、17〜18℃あったものが下がっての15℃なので、「厳しい」というイメージだけが先行してしまう。 |
ラバジを中心に、時折根こや常などのライトリグを投げながら、中洲付近を下流に進むが一切バイトは無い。 |
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● 11:30
阪和道橋脚付近 |
川の南岸付近に、水深70cm程度のシャローフラットを発見。結構広い。 |
この頃、風は既に西からの「海風」に変わり、そのシャローフラットはちょうど風裏にあたる格好。 |
これは結構良い場所では、と思い、クランクをガンガン底にぶつけながら引き倒してみるが、やはり一切反応は無い。 |
川の中心に向って進んでみるが、ブレイクらしいものも無く、魚の気配はまったく感じられない。 |
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● 12:30
北田井ノ瀬橋下流域の溜まり |
シャローフラットで水が比較的止まっている場所。先日のプラでも入ったが、一面鯉だらけだった。 |
今日もやはり鯉のライズはそこここでみられ、相変わらず水がよどんでいる感じでゴミが多い。 |
底もおそらくヘドロ状になっていると思われる。 |
地形的には水中の底はフラットだが、中洲が入り組んだような格好になっていて奥へ奥へと攻め入れる。 |
しかしどこまで行ってもシャロー打ち状態であることに変わりは無く、釣れる気がまったくしない。 |
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● 13:00
阪和道橋脚上流の乱グイ |
何のために、誰が打ちこんだのか分からないが、100mほど木やコンクリートの杭が続いている。 |
途中、超ディープ(5mほど)になっている小さな水門などもあり、魚が付きそうな場所。 |
そのエリアを上流に向ってゆっくり進みながら、岸際にラバジを打っていく。 |
しかし魚探にもほとんど反応は無く、ここでもまったくバイトは無い。 |
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● 13:30
再び、南田井ノ瀬橋橋脚 |
やはり、魚探で最も反応が良かった場所が気になり、また少々粘って見る。 |
しかし、西風が強く吹き出したせいか魚影もすっかり薄くなってしまい、更に連れる気がしない。 |
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● 14:00
最初に行った、ワンド状の流れこみ |
昨年もこの時間ぐらいから急に釣れ始めたので、今年も同じパターンがあるのでは無いかということになり、 |
同じワンドを攻めて見ることに。ワンドに入って見ると、確かにバスの姿は確認できるが魚影は薄い。 |
しばらくワンド内で粘ったが、結局釣れず。 |
最後の望みを託して、ワンドの出口付近にあるウィードエリアと、中洲が水中岬状になっている地形が絡んでいる辺りで粘る。 |
時折バスのライズも見られたが、ルアーには一切反応は無い。 |
結局ここでタイムオーバーとなり、ノーフィッシュでの帰着となった。 |
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結局、どういう釣りが今の紀ノ川に適しているのか、また、どのような場所に魚がついてるハズなのか、 |
まったく見当もつかないまま1日走り回ってしまいました。 |
結果として、優勝のろくさん&すーさんペアは、私がプラで感じていたような |
ウィード絡みのエリアを攻めきってバスをキャッチされたそうですが、 |
そのパターンが本当に正解だったのかどうか、確信が持てなかった私の力不足を思い知らされました。 |
また、同じような場所をまったく攻めなかった訳では無いのに、私のルアーにバスは反応しませんでした。 |
紀ノ川。。。行く度にその難しさを思い知らされます。 |
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