2001.4.10(火) 紀ノ川遠征プラ 【プライベート 】

 
 
今日は、4日後に開催が予定されているNMC(ノイジー・マイノリティ・カップ)のプラのため、紀ノ川まで行ってきました。
本来なら5時ごろには京都を出発し、7時ごろには紀ノ川に浮いているつもりだったのですが、
前夜から突然予期せぬ腹痛に見舞われ、4時頃から9時ごろまで、何度かトイレに掛け込むような状態でしたので、
結局京都の自宅を出発したのは10時。現地に到着したのは12時ごろという、超遅出の釣行になってしまいました。
しかし、天候はピーカンに近い晴れ。紀ノ川の風は穏やかに西風ないしは南風。
紀ノ川では晴れた日の午後、必ずと言って良いほど午後になるとこうした風が吹くそうです。<海風
気温は最高気温で25℃を超えるような暑さ。湿気が少ないので爽やかですが、浅いところは相当水温も上がっています。
 
● 13:00 出船
南田井ノ瀬橋のすぐ北にある、コンクリートの護岸からボートを降ろし、出船。
奥様とオカッパリに来られていたP1のS店長氏と、仕事中(昼休み中)の地元和歌山勢まるさんにお手伝い頂き、
何とか船を出すことができた。お二人と、作業の間待って頂いたS店長氏の奥様に感謝。
 
● とりあえず下流へ
出船時、まるさんから頂いた情報を元に、北田井ノ瀬橋方面の流れ込み(?)を目指す。
目的地へは、まず本流を下り、阪和道の高架付近で中洲を大きく迂回。
Uターンするような格好で支流側を昇って行く、とのこと。
途中、中洲の本流に面したあたりでリーズを発見。水深50cm程度か。
ところどころに枯れたウィードが残っているが、その中に新鮮な金魚藻系のウィードが混ざっているのを発見。
今日はとにかく時間が無いので、前半はスピナベを打ちながら、後半はラバジを打ちながらリーズ沿いに進む。
中洲の先端付近まできたところで、ラバジにバイト。しかし乗せる事ができない。サイズが小さいのか。
本流側のリーズは水温が18℃〜19℃程度。子バスの活性が上がっていても不思議では無い。
 
● 14:00 流れ込み発見
まるさんがおっしゃっていたと思われる流れ込みを発見。流れ込みというより、ワンドと言った方がイメージが近い。
水はほとんど流れておらず、ヘドロのようなゴミが大量に浮遊している。
水深は魚探での計測が不可能なほど浅く、とにかくゴミが多い。ビニール袋や布切れを多数確認できる。
やがてエレキが底に支えて進めなくなった。辺りでは鯉が仕切りにジャンプを繰り返している。
船が止まった状態でしばらくシャロークランクを連投したが、まったく反応無し。Tシャツが1枚釣れただけ。
水温は実に20℃を超え、底からは仕切りにガスが沸いている。
 
● 中洲の森
余りの浅さにその流れ込みを遡上することは諦め、中洲と中洲の間の水路を走り回る。
目指すは本流。迷路のように入り組んだ水路には、ところどころ完全なワンドになっているところがある。
自然のものもあれば、何かの理由で人が掘ったと思われるものもある。
船が入れそうな各ワンドで、常、根こ、SPミノー、クランクなどを投げてみるが、反応は無い。
ちなみに、魚探にも反応はまったくない。
やがて本流が見えたが、ここでハプニング発生。水深数cmしかない水路を通らなければ本流に出られない。
当然ボートは座礁。しかし、何とかエレキをハーフ状態にし、脱出に成功。さすがは平底ボート。
 
● 15:30 出発点の対岸
出発点の対岸は岸沿いにブレイクが続いている。もっとも深いところでも2m程度だが、これでも深い方。
そのブレイクを狙い、クランクやラバジを打ちながら、徐々に上流へ向う。
途中、小さな支流と本流が合流しているところでまたまた新鮮な金魚藻を発見。しばらく常で粘って見たがバイトは無い。
しかし、新鮮なウィードに魚が付くのはセオリーの一つなので、ここもチェックポイントの一つ。
そのまま100m程度、ブレイク沿いを流して進んだが結局バイトも無い。
やがて時刻が17:00となったので、今日の釣行はここで終了することとした。
 
琵琶湖勢が目の色を変える「新鮮なウィード」というキーワード。
琵琶湖に春を呼ぶエビ藻とは種類は違いますが、新鮮なウィードと言う部分では一致しています。
14日、今日発見した場所のどこかにベイトが居て、バスが付いていていくれることを願いつつ、紀ノ川を後にしました。