2001.3.11(日) 桂川大作戦 【プライベート】

 
 
先日来、私のレンジャーのエンジンから異音が出ているため、今週末はバスボート釣行を中止し、
Pのピットにお預けしてとことん原因究明をしてもらうことになりました。
その間、以前から気になっていた桂川に出撃すべく、Pにてパントを拝借。
拝借したパントは、かの「テ○ジン大将軍」こと今△克□氏が撮影用に使ったという12ftのジョン。
朝の10時、Pの開店と供に駐車場に乱入。
ボートキャリアの取りつけとボートのセットをお願いし、12時頃にPを出発しました。
天候は、時折日も覗くがどんより曇りで、風は北よりの風が結構強く、とにかく寒かったです。
     
久々のカートップ。何だか似合ってますね。(笑)
 
● 12:05分 桂川の現場到着
土日などの休みだけゲートが開いている(と思われる)川べりの駐車場。名神高架のすぐ北側。
河川敷にはグランドやテニスコートがあるため、そもそもはそうした施設の利用者用駐車場らしいが、
誰が利用しても特段のおとがめは無い。川までの距離は20〜30m程度。
到着した時、駐車場横にある温水の流れ込みでは、既に鯉釣りの皆さんが投げ竿を何本も立てていた。
今日一番チェックしたかった場所だったが、出足が遅かったので仕方ない、と諦める。
船を車から降ろし、リグを含めてスタンバイが完了するまで約20分。
Vハルのアルミに比べると、デッキも少なく、今日はエンジンも無かったので比較的早く準備が完了した。
カップラーメンをすすって、いよいよ出撃。
桂川に浮かぶボート。夢にまで見たこの光景!(爆)
 
● 12:45 出撃
手前の川岸は鯉の吸い込みが軒並みほり込まれているので、対岸の人がいない所を目指す。
推進力はMGの36ポンドフットコンのみだが、そこそこ早い。
魚探もローランスの小さなものを一つ付けて頂いたが、水温計がないので水温は不明。
しかし、ここ1週間の低温と先日の雪で、相当水は冷えていると思われる。
魚探を覗いて始めて見るフィールドの様子をじっくり観察しながら、岸と岸の間を2〜3往復。
フィッシュアラームの精度が良く分からないが、たまに魚影らしきものが写り、アラームが鳴る。
時折スピナベやラバジを投げながら、地形を確認しつつ対岸沿いに上流を目指しながら進む。
この頃から小雪が舞いだし、北風が一層強くなる。ルアーには一切反応が無い。
 
● 13:30 最上流部
上流部の地形は、浅瀬に幾つかの中洲ができていて、深い場所でも水深1m強。
まったく人が入っていないであろうドシャローなど、これからの季節にはなかなか良さそうな所が多い。
しかし、今日はまったくダメ。シャロー、ブッシュ際の深場などを攻めてみたが、
風と流れでなかなか上手く操船できないうえ、気を抜くと浅瀬に突入しそうで、あまりキャストに集中できず。
ブッシュ際を攻めていて、SRフラッシュ1/2oz をロスト。
 
● 14:30 中流部(元の場所)
あまり細かい波が立っていない所が、きっと深場であろうと思い、
波があまり立っていない、最初に行った駐車場の対岸に張りついて見る。
この近辺、他の場所は大体1.5m 程度のフラットだが、あるところから急に2.5mの深場になっているのを発見。
そのブレイク近辺は、何度通ってもかならず魚影が見える。
その辺りを中心にSPミノー、ラバジなどを投げこむが、やはり反応は無い。
流れがある場所でのSPミノーのステイ、というのはかなり難しいと実感。
風が強く、常などのライトリグはまったくスタンバイしていなかったので、
結局ラバジを打ち続けたが反応の無いまま、次は下流部を目指して移動。
 
● 15:00 下流部
流されるがままにルアーを打ちこみながら、下流部へ。
上流部よりも幾分底の変化が多いように思う。岸よりのブレイクも数段明確で、魚もついている様子。
そこそこ下流部へ達したので、元の駐車場へ向けて徐々に移動しながら、スピナベ、バイブ、SPミノーなどを投げて進む。
しかしとにかく寒い。15:30を過ぎて益々風が強くなり、時折雪も混じる。
16:00になり、駐車場の閉門時刻(17:00)が近づいたので、本日の釣行はここで終了することにした。
 
3月も中旬になろうというのに、今日は意外な寒さでした。
鯉釣りの皆さんも焚き火を起こし、その回りで駄弁りながら竿を眺めておられました。
そうそう、今日は面白いことがありました。
出撃の準備をしているとき、鯉釣りの人が寄ってきて、ボートの値段や装備について色々聞かれました。
中でも、魚探にはかなり興味を持たれたようで、どの程度のことが分かるのかなど、事細かに聞かれました。
その後、上がろうと思って私が元の場所に戻った頃には皆さん既に納竿されてましたので、
ここぞとばかりに温水域に突入し、魚探をあてまくってたんですが、
どこからともなくさっきの鯉釣り師が出てきて、その辺の底はどうなってるか、またアソコはどうだと、
散々魚探をあてさせられました。ま、私も良い研究になったので良かったですが。
確かに、温水域にはウィードらしきものもあり、全体的に魚影も濃かったです。