2001.2.7(水) 21世紀の初バス 【プライベート】

 
 
本日は(P1のM氏改め)燻製屋さんとの出撃です。
ご存知の方も多いと思いますが、ベースには漁師の血が流れる海の男、M氏。
お持ちになったルアーも、ワームはおろかミノー系もほとんど無く、餌木がメインというタックル内容でした。
餌木でバスを狙う事に抵抗がある、という方もいらっしゃるでしょうが、
当方、バスボートの上で2間の投げ竿を振る男ですから、そんなことは一向にお構いなし。(爆)
必要なルールやマナーを守りつつ、「ルアー(疑似餌)でバスを釣る」という目的を達成していれば大歓迎です。
さて、今日の琵琶湖ですが、事前に予想された雨の降り出しも遅く、午前中はむしろ晴れていたぐらいです。
10:00前頃からどんよりと曇りだしましたが、風もまったく穏やかで気温もそんなに低くは無く、
この季節にしては非常に過ごしやすい1日でした。
 
● 8:15 出撃
私もM氏も、双方朝の渋滞に巻き込まれてマリーナ到着が30分ほど遅れたため、出撃も予定より30分程度遅れた。
朝、エンジンのかかりが悪く、ワンドを出るまでにかぶり気味になってストール。
しかし同船者はPのメカニック。即座にエンジンカウルを外し、プラグを外してライターであぶる。
6本あるプラグのうち4本に処置を施し、見事エンジン復活。ワンドを出て一路南を目指した。
 
● 9:00 膳所 (水温 : 温排水地帯 … 7℃〜9℃程度 / 周辺 … 3℃〜4℃程度)
1月以来、釣果が上がっているのはやはり膳所。
確実に魚が触れそうなところ、ということで迷い無く入った。
目印(ストラクチャー)付近では水面が沸き立っている状態で、今日も相変わらず排水が出ている様子。
そこから下流域は高い水温のエリアが続き、ウィードも比較的しっかりしたものが残っている。
この水温の高いエリアに入り、まずはキャスティークから投入。
今日のために父から2m40cmのかなり腰の強い船竿を借り、リールはアブマクサーにナイロン20ポンド。
キャストと巻上げには何ら問題は無く、徐々にキャスティークセットも完成に近づいた感がある。
しかし、水温が下がっているこの時期、キャスティークにバイトするバスは極端に少ないと思われる。
案の定、釣れるはずも無く、敢え無くいつものメタジ、ラバジにチェンジ。
一方、M氏はいきなり餌木をセット。ジャーキング(?)とトゥイッチを織り交ぜ、トリッキーな動きを演出する。
しかし、二人ともバイトらしいバイトも無く、徐々に下流域に移動しながら黙々とキャストを続ける。
やがてブレイクになっているところに差しかかる。ここは先日オダさんがランカーを挙げたブレイク。
私は既にSPミノーにルアーチェンジ。M氏は相変わらずサイズや色を変えながら餌木をキャスト。
ウィードが比較的ハッキリ切れていて、この時期に変な話しだがウィードエッジの釣りができる感じ。
特に、ブレイクのショルダーから掛け上がりの中腹にかけて、魚探に良い反応が出ている。
丁度ショルダーの角辺りに引っ掛けるイメージでSPミノー(デュエル・LB−90SP)を
ジャーク → ロングステイ で投げつづけていると、ついに待望のHIT!
とは言え、最初はウィードか?と思うほど魚が動かない。やがて少々巻き上げた所でやっと引きが始まった。
しかしバス本来のパワーは無く、あっさりとランディング。サイズは40cm程度。これが私の今世紀初バスになる。
ここで俄然やる気が出てきた二人だが、結局この1本で後が続かず。
 
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昼食のためアングラーズインへ
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● 13:00 山ノ下湾沖 (水温 6℃程度)
昨年の秋口より好調が伝えられている場所。
元気の良いウィードが残っている、との情報をキャッチしていたので、早速チェックすることに。
確かに魚探は良く反応している。しかし、ほとんどがウィードの誤反応だと思われる。
ベイトは少々寄っているようだが、かなり渋い感じでバイトも無い。
1時間ほど粘ったが全く反応が無く、次のポイントへ移動。
 
● 13:45 木の浜 KEマリーナ南側・シャローのブレイク (水温5℃〜6℃程度)
早期スポーニングのバスが付いていることがある、との情報に基づき、
まだ少々時期が早いか、とも思ったが様子をチェックしに行く。
所々、ブレイクの掛け上がりに良い感じのウィードが残っており、そこだけは魚探も反応が出る。
何の魚かは分からないが、みたところウィードの誤反応では無さそう。
しかし、ここでも結局バイトは得られず。
やがて心配されていた雨が降り出したため、本日の釣行はここで終了。
 
この冬、ワーム系のルアーは(トレーラーになるもの以外)一切準備せずに釣行してきましたが、
やっとこさ21世紀の初バスをゲットすることができました。
ハード系ルアーにこだわり続けた修行も、ようやく良い感じが掴めてきたように思います。
これでライトリグ一辺倒だった私の釣りも、少しは幅が出てきたかな?という感じです。
まだまだ甘いのは重々承知していますが、
これで私が不得意な春先、何とか魚を触れそうな気がしています。<自己満足!