2001.11.7 (水) 北に行けない! 【 同船 】

 
 
 
今日はまたまた会社の後輩を乗せて出撃しました。最近、女性を何人か乗せていますがほとんどが初心者。
リール(スピニング)の扱い方のイロハから教えて、
子バスでも良いのでとりあえず1尾は釣って帰ってもらう、という感じの釣りが多いです。そして今日もまた。。。
本日の琵琶湖の天候は、午前中は曇りで時折時雨もあって風も強く、
荒れ気味の状態で非常に寒かったのですが、お昼からは一変。晴れて暑くなり、風も穏やかになりました。
しかし、ここ1週間の琵琶湖の荒れ具合と、特にここ2〜3日の急激な気温低下、
それに昨日からの雨など、琵琶湖の季節を一気に冬に近づける要因が揃ったせいか、5日前に出撃した時より南湖の水温は
概ね2〜3℃程度低下。状況的には意外と厳しい1日でした。
 
● 7:00 出撃
朝、家を出発する時から時雨れがある状況。天気予報では昼前から晴れるということだったが、本当に大丈夫なのか。
少々不安を抱えつつ、小雨の降る中マリーナで出撃準備を行う。
居ると思いの陸上にほか暖かいように思え、防寒対策も少々拍子抜けかと思われたが、
湖上に出てマリーナ前のワンドを出ると、風は北から南に向かって吹いている。
今日は、今度の日曜日に迫ったBDC(バスドラカップ)のプラのつもりだったので、
先日あまり見ていない湖北の状況を中心に確認しようと思い、一旦は北に向かった。
しかし、名鉄沖を通過した辺りで北からのうねりを確認。そこから南に転進し、天候の回復を待つことにした。
 
● 7:20 下物シャロー
下物の2つある水門のうち、南側の水門沖辺りにある急峻なブレイク群のエリア。
その北側にある水深2m程度のウィードエリアから入り、徐々に流す。このエリアでは、何故か風が南から吹いている。
水は白っぽい茶色に濁り、水面には白い泡が大量に浮遊していて、魚探はピクリとも鳴らず、生命感はまったく無い。
水温は14℃前半。5日前に同エリアを見たときは16℃前後はあったので、2℃は水温が下がっていることになる。
点在するウィードパッチの周辺をスピナベで探ってみたり常を落としてみたりしたが一向にバイトも無い。
寒い風の中、時折にわか雨をかぶりながら粘ったが、釣果ゼロ。
車の中に軽食と飲み物を忘れたことに気づき、寒さもあったので一旦マリーナに戻ることに。
 
==========
● 9:30〜9:45
マリーナにて小休止
==========
 
● 10:00 名鉄沖
朝一番に向かい、途中で断念した湖北方面。今一度チャレンジするため北に向かって走る。
マリーナ前のワンド沖は、先ほどまで北からのうねりだったが、今度は南からのうねり。
これはひょっとして行けるかも、と思い北行したがレークウエスト前を過ぎたあたりで
北からのうねりと南からのうねりがぶつかっているような状況になり、そこより北では相変わらず北からの強いうねりが続いている状態。
仕方なく再度北行きをあきらめ、南へ転進して名鉄前に入った。
名鉄前、風は北から吹き水は南から北に動くと言う非常に不思議な状態。
かと思えば北から突風が吹いたり、東や西からの風に時折変わったり、
バックシートの初心者のことも考えるとボートのポジション取りもとてもやりにくい状況。
浮御堂の沖あたりから入り、沖のウィードエッジ(と言ってもハッキリとしたエッジではない)に沿って
南へ向かって流して行く。水深は3m〜3.5m付近。しばらく進んで行くと、名鉄前のエリに近づくにつれて徐々にアタリが出始めた。
フッキングして上げてみると、20cm〜25cm程度の子バスがポツポツ釣れる。
しかし、一定のエリアを通過するとまた段々アタリが遠のく感じで、Uターンしてみるとまた先程と同じあたりで子バスがポツポツ。
サイズはまったく上がらず、25cmが関の山。11:30からリブレで食事をとる約束になっていたので、切り上げてリブレに向かう。
 
==============
● 11:30〜12:30
かじっちさんとリブレにて食事
==============
 
● 13:00 若宮の漁港沖
天候は午前中と打って変わって晴れ。日差しが暑い。着ていた防寒着を上下とも脱いだ。
昼食後、リブレから出て北へ向かおうかとも思ったが、何と言う名前の漁港なのか知らないが、小さな港の沖。
北のほうは風は北から吹いているが、うねるほどではない。水深4mあたりのエリアからシャローに向かって流してみる。風は北風。
ウィードエリアの長いウィードが飛んで、株だけが残っているような場所を攻めてみるが、
ルアーには一切反応が無く、魚探も沈黙のまま。残り時間も少々気になってきたので早めに見切りを着けて移動することに。
 
● 13:45 アクティバ前
久々に比較的岸に近いエリアに入る。水深3.5m付近。ここもウィードが短くなり、所々に長いウィードが残っている状態。
先程の若宮前とは打って変わって魚探は激しく鳴り続けるが、魚の気配はあまり無い。
ウィードの誤反応なのか。しばらくアタリの無い時間が続く。
SPミノー、スピナベ等には反応が無く、とりあえず1本釣っておこうと思い常を投入。しばらく流していると子バスがヒットしてきた。
やはりサイズを問わなければ、釣れるのは釣れるようだがサイズが上がらない。
ここでかじっちさんから入電。木の浜の4号放水路前のブレイクで47cmを釣ったとのこと。さっそくそちらの様子を見に行くことにした。
 
● 14:30 木の浜4号放水路前
シャローから突然5m程度のブレイクになっている場所。放水路横の防波堤(?)のおかげで、丁度北風の風裏になっている。
春先には良く様子を見に来ていたが久しぶりにこのポイントに入った。
かじっちさんのお話しによると、47cmをヒットしたのはシャローからブレイクになるところ。
シャロー側に生えているウィードのエッジをテキサスで攻めて獲ったとのこと。ウィードエッジを譲って頂いて、早速流しながら攻めてみる。
岸と平行の部分の距離は比較的短いブレイクなので、ラバジを打ちながら
一旦北から南に向かって流した後、逆に南から北に向かって戻ってきた。
子バスが1本釣れたところで時刻が15:30近くなったため、マリーナの営業時間に合わせて本日の釣行はここで終了とした。
しかし一向にヒットも無く、最後に常を手にしてみたが、やはりここでも子バスなら釣れた。子バスならば釣れる、という感じです。
 
一箇所で粘りつづければそのうちデカイのが釣れるのかも知れませんが、どうも「ストロングなパターン」は見当たりません。
さてさて、もう今度の週末に迫ったBDC、どこに行きましょうか。。。