2001.11.24 (土) 濃霧 【 同船 】

 
 
 
今日はだるまんさんをバックシートにお迎えして、同船での釣行です。
と言いましても、昼からはボートの走行シーンをにっしゃんにビデオ撮影(撮影艇=オダさん艇)して頂く予定でしたので、
実質的には午前中がメインの釣行という覚悟での出撃です。
その上、今日は11月下旬の恒例行事となりつつある「B−net忘年会(幹事=たてちん)」の予定もあり、
琵琶湖岸の旅館に皆で宿泊して宴会、という予定もありましたので、釣りがメインと言うよりもむしろ「舟遊び」メインという感じの釣行となりました。
気温はこの時期にすると暖かく、ここ数日続いた小春日和の晴天が今日も続き、とても気持ち良かったです。ただし、朝の濃霧を除いては。。。
 
● 6:45 出撃
とりあえず濃霧。そう言えば、昨年のこの時期にも濃霧で10:30過ぎまで出艇できないことがあった。
自宅からの道中、湖西バイパスのトンネンルを抜けて滋賀県に入った途端、霧の中だったのだが、
琵琶湖の水面に近づくと一層濃い霧に覆われた状態。
とてもじゃないがフルスロットルで走れる状態では無かったので、ボチボチと船を走らせた。
 
● 7:00 ディープホール(DH)
某ワールドプロのビデオに影響され、DHでのクランキングをやってみよう、と話していたのは実は本日バックシートのだるまんさん。
早速濃霧の中DHにボートを付けた。場所はビデオでも出てくる東壁。
最初は先日同船者に実績のあった北東角あたりから入り、南下しながら壁を攻めるつもりだった。
DHに到着してみると、プリンスホテルの上半分は霧の中で確認できない。近江大橋も霞んでいた。
しかし、船を止めてしばらくすると、緩やかな南風に乗って霧が流れて来る感じで徐々に視界が悪くなり、
やがてプリンスホテル、におの浜の護岸、近江大橋などの風景がまったく見えなくなった。
かろうじて矢橋帰帆島が見えているが、それも相当霞んでいる。
シャロー側にポジションを取り、ブレイクにクランクを当てて行くような釣りを想定していたのだが、
シャロー側にボートがあったのでは、魚探も浅い底しか映し出さず、
また流して行こうにも目標物が見えないため、どこにブレイクがあるのか皆目見当がつかない状態となる。
ブレイクの上を何度も行ったり来たりしながら、場所を確認しつつ投げるしかなかったが、
ブレイクとの距離感覚も段々解ら無くなり、さらに視界が悪くなってきた。
一時はついに矢橋帰帆島までも見えなくなり、先ほどまでうっすら見えていた他のボートも確認不能となった。
もうこうなってはクランクなど投げられる状況では無いと判断し、ブレイク上近辺にポジションを取り直し、
二人して常を中心とした「真下でも釣れるリグ」を考えて投げていく。魚探では、ブレイク途中の6mあたりに激しく反応が出る。
しかしある程度決まった場所での反応で、数m場所を移すと同じ水深でもまったく反応が無い。
とりあえずフィッシュアラームを信じ、反応が出ているあたりを入念に釣るが、私の常で35cm級が1本釣れたのみ。
場所を移して湖西側のウィードなどもチェックしたかったが、あまりの濃霧で移動するのは危険であると判断し、長時間北東角に張りついたままだった。
 
● 10:30 鐘化沖
ようやく霧も晴れてきたのでやっと移動。ある情報で仕入れた鐘化ワンド付近のはるか沖にあるウィードエリアに入る。
先日も同じ場所を攻めて見てまったく釣れなかったが、何だか釣れそうな雰囲気がする場所。
魚探は激しく鳴り、時折バイトもあるが一向に釣れて来ない。ギルか。
1時間以上釣って見たが結局二人とも釣果は得られず、昼からの撮影会に向けて集合場所のレークウエストに向うことにした。
 
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● 12:00〜13:00
レークウエストにてお昼の休憩
 
● 13:00〜14:30
ビデオ撮影会
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● 14:30 木の浜
お昼の休憩時にご一緒したコージー艇に、同船のだるまんさんが乗り移られ、昼からは私一人の乗船。撮影会 → 木の浜 と結局2艇で移動した。
まずは最近かじっちに良い釣果が出ている、4号放水路横のブレイクに入る。
風はおだやかな北風に変わっていたので「北風=木の浜」という説に基づいて入って見た。
しかし、ブレイク付近ではほとんど魚探に反応も無く、魚の気配をまったく感じない。
続いて、今度は3号放水路沖のウィードエッジ(所々パッチが残る)に移動。
巻物で釣れているという情報を得ていたので、私はバイブをガンガン投げながら風に向ってゆっくりと進む。
一方コージー艇は3号放水路沖に留まって常を中心にネチネチとやっている模様。
15〜20分ぐらい、バイブを投げながら進んだが一向に反応も無く、
今度はそのまま北風に流されながら今来たルートを常をシェイクしながら戻って見る。
コージー艇が粘っている場所に戻るまでの間、子バスを1本だけ上げたがそれ以上は出ず。
しかし、コージー艇ではコージーさんがキロフィッシュ、だるまんさんが30cm級をそれぞれ1本ゲット。
結果としてネチネチ粘っていた方に釣果があがった格好となる。
もう少し粘っても見たかったが、ここでマリーナ閉門時刻が迫ってきたたため
だるまんさんに私のボートに移って頂き、本日の釣りを終了してマリーナに向った。
 
 
私達が出る前日、40UPが結構釣れていたようですが、同じような気象条件でもうって変わって相当厳しい釣果となりました。
私は今日を最後に2週間程度琵琶湖には出られない予定ですので、
次回ボートを出す時には、琵琶湖はすっかり冬の姿になっていることと思います。
より一層釣果には厳しい季節となりますが、何とか今年中にデカイのをもう1本釣りたいです。