2001.11.21 (水) 小春日和 【 同船 】

 
 
 
今日は、会社の同僚の友人(ちょっとややこしい?)の、E氏とT氏を同船者にお迎えしての釣行です。
実はこのご両名、何と広島からご来訪とのことで、わざわざ来て頂くからには手ぶらで帰って頂く訳には参りません。
そんなことで、少なからずホスト役(?)として気を引き締めての釣行になりました。
天候は晴れ。ここ2〜3日続いている 「小春日和」 で、快晴ポカポカ陽気となりました。
 
● 7:00 出撃
朝から空は晴れ渡り、前日の和歌山方面エギ釣行に続き昼間は暑くなる予感。
事前に 「11月の琵琶湖は寒いですよぉ〜」 と同船者のご両名には前振りしておいたが、(朝イチを除いて)不要だったかも知れない。
とりあえず、この季節としてはある意味定番となっている、ディープホール(DH)のブレイクを狙うため、南を目指した。
 
● 7:15 ディープホール(DH)
休日であればDHのカタチが解るほど船が取り巻いているところだが、
流石に平日、船影はほとんど無い。
風は南からやや吹いているが、強いというほどでも無く、
道中も快調に走行できた。
先日は西壁を狙って見たが、今日は東壁を狙うつもりでポイントに入る。
まず、北東角あたりにボートを付け、DHのあらましと
ディープクランクが面白い、ということを説明。
リグって適当にやってみるようお願いし、私もクランクをリグろうと
バウデッキにしゃがみ込むと、早くもヒットの声。
振り帰るとT氏のクランクにグッドサイズが着いて上がって来ていた。
長さを計って見ると48cm。プロポーションはなかなか良い。
T氏曰く、ウィードに引っ掛かったのが外れた瞬間、バイトしたとのこと。
計りを持っていないので重さの程は解らないが、
恐らく1.5s程度はあるものと思われた。
これは幸先が良い、と皆で喜び、そこからクランクをガンガン投げる。
しかし、そのまま東壁に沿って流して行くがまったくアタリが無い。
水深5m〜6m程度のブレイクの途中で所々魚探に反応が出るが
まったくバイトも無く、東壁を途中まで流したところで
遂に魚探の反応も無くなり、北東角から今度は北壁を攻めて見ることにした。
   
いきなりの48cmを持ってご満悦のT氏。
風は相変わらず南からだが、多少弱まっている感じがする。
北壁でもやはり5m〜6m付近で魚探に反応が出るが、バイトは無い状態が続いた。
今日のゲストはせっかく遠方からお越し頂いているので、他のポイントも体験して頂くという意味もあって、移動を決意。
 
● 8:45 におの浜
久し振りにポイントを覗きに行く。ウィードの無くなり具合を確認するため、魚探を当てたのみで釣りはせず。
北風がモロに当る場所だからかも知れないが、相当シャロー側までウィードは飛んでいる感じ。
 
● 9:00 自衛隊北側の岬
先日の釣行でポツポツと子バスを挙げたポイント。岬の名前が解らない。
川が流れている訳でも無いのだが、サンドバー状に岬の沖に浅瀬が広がっている。その上にある浅めのウィードエリアが狙いのポイント。
まだウィードが濃い目に残っているので、スピナベを投入してみる。
3/8ozにトレーラーワームを付けて見たのだが、このワームかブレードに何度かバイトを感じた。しかし、一向に乗らず、ギルアタックかと思わせる雰囲気。
そのままアングラーズインの方へ向って北上しながら釣って行くが、このあたりから風がピシャリと止み、ベタ凪となった。
日も高くなり、巻物を投げていると暑く感じるほどの陽気。朝の予感が的中した格好。
しばらく流しながら釣っていたがバイトすら無くなってきたので、昼食の休憩とした。
 
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● 11:30〜12:45 アングラーズインにて昼休憩
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● 13:00 鐘化沖
アングラーズインで得た情報を元に、鐘化の沖にあるウィードエリアに入る。
かなり沖ではあるが、水深3m〜4m程度の場所にウィードエリアがあり、そこに残っているパッチを狙った釣り。
しかし、スピナベ、バイブなどを引き倒すがまったくアタリも無い。
バックシートではライトリグでネチネチ粘ってもいるようだが、そちらにもまったくバイトが無いとのこと。
ギルすらアタらない状況で、湖面は鏡のような静寂。エレキから足を離すとボートがその場で静止している程の凪。
少しでも良いので、風が吹いてくれれば。。。そう祈りつつポイントを変えることにした。
 
● 14:15 木の浜
最近、かじっちがコンスタントに良いサイズを挙げている、木の浜4号放水路横にあるブレイク。
前日も40UPを1本獲ったという情報を頂いていたので、様子見を兼ねて入って見る。
しかし、ブレイク付近ではまったく魚探に反応も無く、見るからに生命感を感じない。
実際はルアーを投げて見ないと解らないのだが、ベイトも寄っていないと判断し、キャストもしないまま、先日数釣りが楽しめそうだった名鉄沖に移動。
 
● 14:45 名鉄沖
釣れているという情報が出回っているのか、平日にも関わらずやや船団ができている。
まず水深3.5m程度の、ウィードがタワーもしくはパッチ状に残っているエリアにルアーを投げて見る。
しかし、魚探には激しく反応が出るものの、バイトも何も無い。風は相変わらず完全に止まっている。
そのまま南側(エリの方)に向って流して行くが、まったくバイトの無い時間が続く。
実は、私は本日も常用のロッドを持参していなかったのだが、ここで堪り兼ねて唯一のスピニングタックルに常をリグる。
いつもより1ft以上短いロッドで常を投げるが、少々違和感があってやりづらい。風が無いのでボートをゆっくり進めながら常を引きずって行く。
しばらくしてグッと重くなるようなアタリがあり、スィープに合わせて見ると生命感のある引きが伝わってきた。
引き上げて見ると35cm程度のバス。コンディションもそんなに悪く無い。
良く考えると、前日に丸ホゲリを食らったイカ釣りから数えて、実に約36時間ノーフィッシュだったがこれで立ち切れた格好。
その後弱いながらも北風が吹き出し、E氏にも30cm級のバスが来て、これで3名全員が30cm級以上をゲット。
途中子バスもポツポツ出て、何とか最後にはカタチになり、15:30頃、本日の釣りを終了した。
 
 
風が無い時間帯は本当に辛い状態でした。そこに魚が居るであろうことは想像できるのですが、投げても投げても釣れない。。。
常時水が動いている場所と言えば、膳所か疎水のあたり、という仮説も立てられるのですが、
いつも溜め池やリザーバーでパントを浮かべておられるというゲスト両氏のため、
何とかオープンウォーターでの釣りを楽しんで頂きたい、という方が先に立ってしまいました。
そうそう、水温ですが、今日回った各所では概ね13℃〜15℃。先日の釣行に比べて1℃〜2℃程度上昇していました。