2001.11.2 (金) 得意のパターン? 【 プライベート 】

 
 
 
今日は久々の単独プライベート釣行です。
本来なら「同船者募集」をすべきところだったのですが、何分にも今日が「休み」と決定したのが今週の月曜日。
あまりにも性急な展開で募集させていただく余裕を確保できないまま、結局一人で出た訳です。
そこまでして出撃した理由は二つ。
まず一つは、再来週に迫ったBDCに向けて、琵琶湖の状況を把握したかったということです。
今日を含めてBDC当日までの休みは2日間のみ。その2日で何とか自分なりの方向性を出さねばなりません。
二つ目は、先日購入したテンリュウのロッドを試してみたかったということです。
子供がオモチャを買ってもらったようなモンで、もう使いたくて使いたくてウズウズ。。。(笑)
事前の天気予報では、午前中が曇りがちで昼頃から晴れ、ということでしたが、
実際琵琶湖では午前中は朝から晴れて、昼前から曇りという天候でした。
風は、朝イチは南西〜南の風で、やがて北寄りの風に変わりました。
 
● 6:45 出撃
11月になってマリーナの営業時間が短縮。マリーナ到着後、開門されるまで30分程度待った。
今日の巡回ルートはズバリ『南湖』。最近ターンオーバーも一段落して釣れ始めているというウワサもあり、
 
私自身、ここのところ北の方にばかり足を伸ばしていたので、久々に南湖にこだわって見ることにした。
マリーナ前のワンドはだいぶウィードの量が減ってきているように思える。
先日は北湖で5cmSPミノーが炸裂(?)し、子バスの数釣りを楽しんだが、
このウィードの雰囲気では場所によってはロングビルミノーで面白い釣りができるかも、という打算がよぎる。
マリーナを出て一路南へ向うが、所々でギルらしきものが水面に波紋を作っているのが
滑走中のボートからでも確認できる。これはひょっとして、活性が相当上がっているのか?
そんなことを考えながら、朝のベタ凪の中を南行した。
 
● 7:00 北山田
取り合えず、今日の目的はBDCに向けて私の頭を整理するというつもりだったので、
南湖にこだわって各ポイントを点々とする作戦。
草津川河口を回り込むまでは無風ベタ凪だったが、回り込んだ途端、風は南西から吹いていた。
到着後、早速新しいロッドのテストを開始。一番多投するであろう、3/8ozのスピナベから投入。
その後、しばらくはシャロークランクや、小さい目のSPミノーなどに次々と付け替えながら、
グリップエンドにあるバランサーを付けたり外したり。。。
ほどなくバランサーの調整も終了し、早速スピナベから本格的な釣りに突入。
狙って行ったのは水深3mから3.5m程度で、夏の間にウィードエッジよりやや岸側だったような場所。
最初はトロロ系や金魚藻系のウィードしか付いて来なかったが、
 
移動するにつれて、やがて枯れかけたエビ藻系ウィードが引っ掛かって来るようになる。
ウィードがまばらにパッチを形成している付近でしばらく粘り続ける。
スピナベから10cmミノーにチェンジし、ジャーキング気味に使ってみるがいやがてテロングビルミノーから常へと握り替えて行くが、。
いずれもまったく反応が無い状況ずれも反応無し。
水は白っぽく濁り、水面にも白い泡が大量に見てとれる。結局北山田ではルアーにはまったくアタリを関知せず。
 
● 9:30 近江大橋北側東詰
古い浚渫跡とシャローが点在するエリア。浅い部分にはウィードがビッシリ生えている。
まずシャローに向って攻めて行くが無反応。芦原のキワまで攻めて見たがダメ。
そのまま瀬田川を挟んだ対岸に向ってゆっくりと流して行く。この時点で既に巻物系は一旦あきらめることとし、いつもの常を投入。
着水と同時に激しいアタリが時折出るがすべてギルのようで、フッキングしようとすると離れてしまう。
そんなことを悶々と繰り返していたが、遂に1尾フッキング。あがって来たのはやはりギル。
しばらく流したが、ギルアタリ以外で特に困ったことは無いが、その分(?)バスも釣れず。
 
● 11:00 におの浜
浜の中ほどにある、公共マリーナのミオ筋に入る。水深3.0m付近から岸側に向って進む。
ここで、朝一から吹いていた南西の風の向きが変わり、北寄りの風となる。
におの浜では、護岸のすぐ近くまで入り込みスピナベやSPミノーを中心に投げ続けたがヒットが出ない。
やがて伝家の宝刀、常を投入するがそれでもアタリが無い。
ということは、私の力量で釣れる魚は、今日この場所には見あたら無い、という結論に達した。
 
● 12:00 草津川河口
河口の沖約100m、水深3前後のウィードパッチ周りを攻める。水が余りにも白濁し、水面には先ほど以上に白い泡が目立つ。
投げ込んだルアーに引っ付いて上がって来るウィードは、トロロ藻系がメイン。
ここでは釣りはほとんどせず、足早に次の地点へと移動。
 
● 12:30 下物シャロー側浚渫後
2つある水門うち、南側の沖あたりを重点的に見てみる。風は相変わらず北方向からで、下物には風がモロに当っている。
ここでもやはりスピナベから入ったがまったく反応が無く、またまた常にチェンジ。
巨大なウィードパッチがそここに点在するが、そのキワを常で打って回る。
やはりギルアタックの執拗な攻撃を受けるものの、バスのアタリはなかなか出ない。
2〜3枚ギルを釣ったところで、待望のバスがヒット。上がって来たのは25cm級。しかし、それでも後がまったく続かない。
 
● 13:30 アクティバはるか沖
以前、同じポイントで丁度これぐらいの時期に入れ食いを味わったことを思い出した。
その時入れ食いだったのは35cm〜40cm級。15本以上は釣れた記憶がある。
BDCに向け、何とか今日1日で南湖のポイントで良く行くところをチェックし終えたかったので、ここから急ピッチであと3ヶ所を回ることにした。
風は以前北からだが、かつて爆釣した時も同じようにやや強い目の北風が吹いていた。
 
現場到着後、スピナベやSPミノーを投げていたがイマイチ反応が悪かったので常を投入。
風が関係したのかどうか定かでは無いが、常投入1投目で早くもバイト。早速25cm級のバスをゲット。
常のリグを直し、また投げ込むとまた直ぐにヒット。しかし今度は20cmを越える巨大なギル。
リグを直してまた投げ込むと、しばらくしてまたヒット。今度も20cmはあろうかというギル。
そんなペースで 「バス:ギル=1:2」 ぐらいの割合で釣れ続ける。
狙いは、偏光グラスでやっと見える程度のウィードパッチに対し、そのキワに常を投じるというもの。
パッチが無いところではいくら常を流していても、まったくヒットも無い状態。
結局この時点で今日も何匹釣ったかは忘れてしまった。しかし、25cm程度が関の山でサイズが上がらない。
 
● 14:00 木の浜浚渫後
4号方水路沖あたりに広がる、水深6m程度の穴。その北壁に張り付いて見る。
風の向きに変化は無く、風裏を狙うような格好になっている。
ショルダーからボトムにかけて、常でゆっくりと探って行くがショルダー部に魚は寄っていない感じ。
そのままブレイクを行ったり着たりしながら常で粘り続けた。
ショルダー部でギルを1枚上げた後、単発ながらボトム部で25cm級を2本ゲット。
しかし、今の私にはそれ以上のサイズはなかなか釣れない。
 
● 14:30 名鉄沖
赤い日(土日祝)は船団になっていて入る余地も無いほどだが、流石は黒い日(平日)、ほとんど貸し切り状態。
今日のチャンスに、ウィードエッジの場所(水深)を確認する。大体4m弱、3m70cmあたりにウィードエッジらしきものを確認。
ただ、あくまでも 「らしきもの」 で、ハッキリと区別がつくワケでは無いが、
それ以上浅くなるとウィードがまだ濃過ぎてキャストできないような状況。
ウロウロしながらやっとオープンウォータでエッジらしきものを確認できた。
しかし、このエッジ付近を狙うが単発状態でなかなか釣れず、30cm級を頭にバスが3〜4本、ギルが数枚上がった。
 
今日は野暮用のため、少々(といっても1時間ほど)で早めに切り上げました。
今日の南湖は、朝のうちを除いては終始北寄りの風が吹いていました。
もし時間的制約が無ければ北に走りたかったのですが、そこはグッとこらえて。。。
各所の水温ですが、草津川河口付近より南では総じて17℃程度。
それより北の方ではほとんどの場所が18℃程度。
水質は(水面の泡の状況から察するに)南へ行けば行くほど悪い感じでした。