2001.10.5 (金) 北から南へ 【同船】

 
 
 
今日は、明後日に迫ったBNCの今期最終戦のプラに出てきました。
ここ最近の気温や水温の低下に伴い、南湖はターンオーバーが激しいというウワサを聞いていましたが、
果たして本当にそうなのか、また、北湖の方が釣れる可能性が高いのかどうか、それを検証しながらBNC当日のルートを決定するつもりでの釣行でした。
バックシートには同船者募集にご応募頂いたhide さんにお乗り頂きました。
今日の天候は曇り後晴れ。朝イチは湖上で方向感覚を失うほどの濃い霞み(?)がかかっていました。
午後からは晴れてきましたが、霞みもあまり取れず、終始薄曇りの状態でした。
なお、風向きは穏やかな北風。夕方近くになってやや強まりましたが、荒れるほどではありませんでした。
 
● 6:30 出撃
出撃準備中にほんのちょっとだけ小雨がパラついたが、曇っているせいもあってか寒さは感じない。
今日は北は長命寺から南はディープホールまで走るつもりだったので、ポイントをどんどん見極めていこうという作戦。
プラながら時間との勝負という側面もある、と自分に言い聞かせてマリーナを出発。
 
● 6:45 長命寺川河口南側のウィードエリア
今年になって入り始めたエリア。水深2m以下のシャローと4m程度のエリアが複雑に入り混じっている非常に変化に富んだ地形。
まず最初は長命寺川の河口そのものから開始。テキサスを船上でリグり、投げ初めて2投目で早速子バスをゲット。
その後は河口付近の地形をチェックしつつ、スピナベなどの巻物系を投げながら徐々に南下。
南下していくと、2m程度のシャローを流しているつもりが突然ブレイクに行き当たり、4m程度まで落ちている。
かなり不自然な落ち方だと思われるので、ひょっとすると浚渫の跡かも知れない。
4mのボトムにはほとんど変化が見られないが、どの程度の範囲で掘られているのか、または掘れているのか、まったく不明。
2m以浅のシャローではウィードが水面まで伸びていて、トップでも子バスがヒットしてくる。3〜5投に1本はゲットできるほどの頻度。
しかし、釣っても釣ってもサイズは30cm強止まり。40UPが出ても不思議では無い雰囲気だが、雰囲気だけで釣れては来ない。
河口からしばらく南下すると湖岸にある養殖場のような金網の囲いがあり、そのあたりまでは魚影が濃い。
それより南もシャローを中心に流してみたが、地形的には引き続き変化が多く見られるものの、魚探を覗く限り、生命感はどんどん無くなって行く。
養殖場(?)の沖より南では、hide さんに子バスが1本ヒットしたのみ。
 
● 9:30 野洲川(?)河口のサンドバー&ウィードエリア
上記ポイントからエンジンで南下して行くと、一番最初に出くわす岬状の河口。
サンドバーが陸地から200m(目測)ほど沖に伸びていて、それに沿ってウィードエリアが沖まで伸びている。
サンドバー上の水深の浅い(ウィードの濃い)所ではウィードが水面まで伸びている。
面白そうな場所ではあったが、当初の釣行計画には無かったポイントなので、ちょっとだけ様子を見ることに。
水面に見えているウィードの帯の北側の際を流す。魚探は結構鳴るが果たして私に釣れる魚が居るのかどうか。
ルアーへの反応を確かめるため、スピナベで広範囲探りながらに流して見る。
タマにアタリは出るがなかなか乗らない。今日のスピナベにはトレーラーフックは装着しておらず、変わりにワームを装着。
この選択が 「乗らない」 現象を作り出していたのかも知れない。
結局このポイントでは30cm程度のバスが1本釣れたのみ。生命反応はそこそこあったがなかなか釣ることが出来なかった。
 
● 10:30 たてちんポイント
北寄りの微風が吹いている。丁度このエリアに北湖からの風(波)が当る状態。
先日初めて入ったポイントだが、その時の記憶を元にウィードエッジの風が当る場所に入って見る。
しかし、私の記憶が曖昧なのか、妙にウィードエッジが後退しているように見受けられる。
先日は、全体的にもっと濃いウィードが密集するエリアが広がっていたような気もする。
ウィードエッジの外側、所々ウィードがニョキニョキと水面ちかくまで伸びているあたりを攻めて見る。
スピナベ、常を投げてみたが反応が無く、イッパツ逆転を狙ってバイブを投入。
数投していると軽いアタリが出てフッキング。上がって来たのは30cmチョイのバス。
これはバイブで釣れるのか、と思い、引き続きバイブを投げ続けたが後が続かず。
「ここはイケル!」 と思っていたがその印象はどんどん消えて、「ここ、あかんわ。。。」 という感じになってきた。
結局1時間ほど粘ったがそれ以上の釣果も上がらず、移動を決定。
 
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本日出撃のコージーさんと昼食
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● 13:15 ディープホール(DH)
まず最初に入ったのは、Pカップの時にキーパーを1本獲った、西壁に続く7.5m〜8mフラットの台地の南壁。
その壁沿いに魚探をあてながら、東から西(DHの西壁)に向って流したが、フィッシュアラームもまったく鳴らない状態。
当然釣れるわけも無く、やがてDHの西壁まで行ってしまたので、今度はDHの西壁に沿って南から北(DHの北壁)に向って常で流す。
7m程度の水深で激しく魚探に反応があり、軽いアタリはあるもののまったくフックに乗せることができず。
ギルか?と思っていたところ、同船のhide さんがビックギルをヒット。やはりルアーを突ついていたのはギルか。。。
そのままDHの西壁に沿って流し続けていると、やがてDHの北西角と思われる地点に到達した。
ここでは水深5m程度の所で魚探に激しい反応を関知。壁沿いを流すより魚影が濃く思えた。
そのまま常で5mの深さを狙っていると子バスがポンポンと連発して釣れてくる。
しかしサイズも上がらず、ポイントをちょっとずれると途端にアタリが止まるうような状況。
この頃から少し風が強くなり、水面にも波が出始めたが荒れているほどでは無い。
北西角周辺でDHのブレイク周りに広がる、水深2.5m〜3m程度の場所にもルアーを投げてみたが、タマに子バスが上がる程度。
 
● 15:00 草津川河口
Pカップの時にキーパーを獲っているエリアのやや沖。
河口のまん前からやや北寄りは水深2m〜2.5m程度のウィードエリアになっており、所々水面近くまでウィードが伸びている。
ここではスピナベを投げ倒したが、トロロ状のウィードがかかるばかりで、結局ヒットは無し。
同船のhide さんがバイブで子バスを1本獲られたのみ。
マリーナの閉門時間ギリギリまで粘ったが、このポイントでの釣果は上がらないまま、プラを終了。
 
 
結局、本日の釣果は私が30cm級2本を頭に20本弱、同船の方が同じく30cm級を頭に10本強という感じでした。
40cmを越えるようなバスには出会えませんでしたが、数だけはそこそこ楽しめました。
このような本日の結果から、当日の天候や風にもよりますが、私は北方面に走るつもりです。<BNC
南湖は北湖に比べ、やはり水が悪いようで、水面のいたる所に白い泡が立っていました。
ちなみに、北湖でも流れ込みの近辺を中心に泡が立っていましたが、ウィードエリアなどでは泡はほとんど見当たりませんでした。
 
※注 : 上記の雰囲気やポイントの捉え方などは、あくまでも私の主眼によるものです。