2001.10.27 (土) 子バスの行列 【 同船 】

 
 
 
今日は、会社の後輩?部下?のO(女性)を伴っての出撃です。
伴って、と言っても朝イチから同船して出撃したワケでは無く、10:00頃から同船という変則的な同船釣行です。
変則的な段取りになったのは、Oの家が大阪市内であることと、Oが早朝起床に弱いというのが原因です。
今までにバス釣りはおろか、釣り自体ほとんどしたことが無く、とりあえず1本釣らせろ、というオーダーでした。
それと、秋風の吹く琵琶湖の景色を楽しみたいとのことで、この二つのご要望にお応えすべく、船を走らせました。
今日の天候は晴れ。朝イチは東風、9:00頃から北風でしたが、さほど強い風では無く、
ボートのドライブも釣りも快適に過ごせる程度の波風で、昼間は釣りをしていると暑いほどでした。
 
● 6:30 出撃
Oが琵琶湖に到着するまでの3時間ほど、琵琶湖の状況を確認する意味も込めて単独で出艇。
Oは自力でマリーナにたどり着く手段が無いため、マリーナから最寄のJRの駅まで私が迎えに行く予定。
その行動を念頭に置いて、マリーナ近辺のポイントからチェック開始。
 
● 6:45 木の浜
まずは1号方水路沖へ。夏の間にウィードエッジになっていた5m付近にはもはやウィードの姿は無い。
良く考えると、木の浜ではいつもこの辺りの水深から2.5mぐらいまでの間でしか釣りをしていない気がしたので、
今日は思いきってシャロー側を重点にチェックしてみることに。
5mライン付近からスピナベを投げつつ、エレキでシャローの方へ向う。
岸から30mぐらいの所までたどり着き、今度はそのラインからシャロー側にスピナベを投げながら南下。
時折SPミノー(ロングビル)も投げたりしながら、そのまま3号方水路の沖までゆっくりと流し続けた。
しかし、まったくバイトも無く、今度は港の入り口に向ってついてるミオ筋のショルダー部を常で流しながら
港の防波堤(?/コンクリートの壁)沿いにぐるりと回りこんだ。
丁度回りこんだあたり、壁から20m〜30m離れた所で、今日初めてのバイトを関知。
バイトのあった場所付近を常でチェックし、ここでまず子バスを1本ゲット。しかし後が続かない。
港の壁の外側沿いに途中まで流したが、何となく場に飽きてきたので移動。
 
● 8:30 下物
烏丸半島側にある取水塔付近からチェック開始。
取水塔周りのフラットエリアをスピナベでチェックし、その後取水塔のキワを常で打ちながらぐるりと1周。
しかし、ギルのバイトらしきアタリはたまに出るものの、それ以上は何も無い。
やはり沖のブレイクの方がましなのかと思い、沖合いに向けてシャローの巨大なウィードパッチ周りをスピナベでチェックしながら徐々に進む。
浚渫跡のホールが多い水域に達する手間で、遂にバイト。あがって来たのは30cm弱のバス。サイズの割には引きが軽いように感じられた。
ターンオーバーの白い泡が出ているような状況だったので、バスが少々パワーを失っているのかも知れない。
フックはずしに少々手間取られている時、Oより入電。
予定どおり10:00頃には駅に到着するとの連絡を受け、迎えに行くために釣りを一時中断する。
 
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Oを迎えに行くために一旦上陸
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● 10:30 名鉄前〜浮御堂沖
本日の昼食は11:30頃からレークウエストでとる予定だったので、近場のポイントに入った。
名鉄前ではウィードエッジがやや後退しているような印象を受ける。
水深3m付近に形成されているウィードエッジを狙いながら、エレキで北上開始。
常、SPミノー、テキサス等を投げながら進む。しかし、一向にバイトも無く、魚探も先ほどよりはかなり静か。
結構長い距離を流しながら進んできたが、結局バイトも無いまま、昼食を取りにレークウエストへ。
 
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昼 食
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● 13:20 鮎屋の北側の岬沖〜鮎屋前
午前中で本日予定していた南湖のチェックをとりあえず切り上げ、昼からは北へ。
まず入ったのは、旧野洲川河口前のサンドバー。水深2m未満のシャローだがウィードパッチが点在。
そこから、スピナベを投げつつ南下するがまったくバイト無し。
しばらくしてOに待望の初バスがヒット。上がって来たのは20cm弱の豆バスだったが
彼女にとっては人生で初のバス、いや、人生で初めて釣った魚。続いて私のスピナベにもヒット。
これも25cm弱の子バスだが、釣れた魚を水中からピックアップする際に、うしろから沢山のバスが着いて来るのを目撃。
これはミノーを投げてステイさせると面白いかも、と思い、5cmSPミノーを投入。
投入の1投目、早速ながらバイト。上がって来たのは30cm程度のバス。しかし、南湖で釣れた同サイズに比べ、明らかに元気が良い。
ミノーで1本釣れたので、今度はクランクを投入するがバイトが無く、キモはステイにあり、か? と勝手な仮説を立て、再び5cmSPミノーを投げる。
すると数投目でまたまたバイト。釣れた魚の後ろから子バスが列を成して着いて来るのもまた目撃。
そこから立て続けに同じくSPミノーで入れ食い状態に突入。Oにもポツポツ子バスが釣れている。
ゆっくりとシャローを流し続けていたが、しばらく入れ食いになった後、パタリとアタリが止まった。
またバイトの無い時間が過ぎるが、どんどん南へ向って流し続けているとしばらくしてまた入れ食い。
そしてまたしばらく進むとアタリが止まる。そんなことを4〜5回繰り返し、岬を回りこんで鮎屋前に到着。
このまま時間の許す限りこの辺りで釣っていよう、と決めて鮎屋前のウィードエリアを流し続けた。
すると、鮎屋前でも先ほどと同じ状況で、入れ食いの後アタリが止まる、という状態。
そんなことを繰り返しながら子バスと戯れていたが、日も傾いてマリーナの閉門時刻が迫ってきたため、
本日の釣行は大量の子バスの山を築いて終了することとした。
 
 
本日釣れたバスの数は、ハッキリとは覚えていません。しかし、良いサイズが出なかったことだけは確かです。
MAXは30cm級が3本、あとは子バス&豆バスの嵐で20本程度の数ではきかないと思います。
ちなみに、釣り初挑戦のOは5本の子バスを釣って無事終了。
良いサイズは出ませんでしたが、とりあえずホストの責任は果たした、ということで。