2001.1.21(日) 相対性理論? 【同船】

 
今日は1月唯一のお客様、片山さん(onibassさん)とその職場の後輩、人見さんと出撃してきました。
と、普通に書き出せば良いのですが、今日は特別、朝はスゴイことになってました。
昨日の昼間から京都以北はこの冬一番の積雪。
私の自宅(長岡京市)でも、5:30現在、幹線道路がシャーベット状になっている以外、どこも積雪で凍りまくり。
いつもは抜け道を通って高速の入り口まで行ってますが、今日はあえて幹線道路を通りました。
名神は昨晩通行止めになっていましたが、何事も無かったかのように走行可能。
しかし、京都東インターを降りた所でチェーン巻き作業に伴う大渋滞に遭遇。
いつまでも待っていられないので、そのまま1号線に迂回し、逢坂峠から大津に入るつもりがそこも大渋滞。
仕方なく、京都東まで一旦戻って名神高速に乗り、そのまま大津ICまで。
大津で降りてからはひたすら161を北上し、マリーナに着いたのは8:00過ぎでした。
 
● 8:50 出船
湖上(マリーナの前)は雪が水面に薄い氷状になって残っている。
その氷を割りながら湾外に出た。
 
● 9:00 Zポイント (水温:ポイントエリア・・・6℃弱、周辺・・・2〜3℃)
トーナメントエリア外になるが、先日から好調が伝えられているポイント。
今日の釣行はそもそも「山立て会」のつもりだったが、やはりわざわざ雪道をおこしいただいたので、
まずは魚に触って頂こうと思い、ポイントに入った。
北西の風がやや強く吹いていたが、まだ釣りが出来そうな程度。
私はメタルジグ、ラバージグを投じてひたすらバイトを待つ作戦。お客様はワーム系から投入。
すると、釣り始めて程なく、人見さんの常にヒット!
上がってくると35cmはありそうな、なかなかのGOODサイズ。しかし、元気が無い。。。
ストレージのふたが凍っていて開かず、ランディングネットが準備できないので、仕方なくハンドランディングで見事キャッチ。
早速Pスケールで大体の長さを測ってみると、41〜42cm。明らかな40オーバー。
これは幸先が良いとばかりに3人して投げまくるが、その後が続かず。
やがていよいよ風が強くなって、船の姿勢を保つこともままならず、ポイントを諦めることに。
ここのポイントを諦めるということは、今日の釣果は1本のみ、ということに等しい。
   
40UPを確認する。 見事なバスを持つ人見さん。後ろは片山さん。
   
● 10:00〜11:00 DH → におの浜 → 紅葉パラダイス前 → 自衛隊前 → アングラーズインワンド
どこも水温は2〜3℃程度で、時折4℃弱のところがある程度。
DHの各壁や水中島、デビルズタワーの場所を確認。
その後はエリアの状況やブレイクの位置を解説しつつ、アングラーズインを目指す。
ロッドは一切振らず。
 
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【アングラーズインにて昼食】
katsuakiさんと遭遇できたため、昼食をご一緒させていただきました。
あと、気になっていた漁礁の山立ても、1箇所教えていただきました。ありがとうございます。
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● 13:00〜14:00 名鉄導水管 → 名鉄沖ウィードエリア → 堅田港周辺のブレイク
このエリアは全体的に水温が高い。低い所では2〜3℃だが、ほとんど5℃前後はある。
特に、導水管の周辺は6℃以上。Zポイントと同じだけ水温があるが、釣れない。
導水管周辺は流石にきれいなウィードが残っているが、
名鉄ワンド全体に、枯れたウィードがまだまだ残っていて、とても冬とは思えない。
魚探を見ると、所々にベイトも入っていて、魚もいるようだが口を使わせることが出来ない。
私は相変わらず、メタルジグ、ラバージグを中心に、SPミノーやスプーン、スピナベをキャスト。
お客様は常を中心に時折ハード系ルアーを混ぜながら進む。
堅田港前で再びkatsuakiさんと遭遇。katsuakiさんも釣れていないとのこと。
 
● 14:00〜15:00 下物沖の浚渫跡 → 下物シャローの浚渫跡
水温はやはり2〜3℃程度。ウィードはほぼ完全に飛んでる感じ。
お客様が下物の浚渫を全くご存知無いとのことだったので、ポイントを紹介して回る。
ロッドは一切振らず。
 
お客様にはとりあえず40UPも上げていただきましたし、ポイントも幾つか押さえていただきましたので、
そこそこ良い釣行だったと思ってます。しかし、ワーム系はやはり釣れますね。。。
私はトレーラーになりそうなもの以外は、フックやジグヘッドも最近持って行ってませんで、
常などのライトリグをやろうにも、湖上では道具無しの状態です。
修行あるのみ。。。この修行が結実することを祈るのみです。
ところで、この季節になると必ず水温の高い所を探して回りますが、
今日は「釣れている」といわれるZポントと名鉄ワンドはほぼ同じ水温でした。
たまたまかも知れませんが、釣れたのはZポイントのみ。
これは、水温が何℃だから、ということで「釣れる」「釣れない」が決まるのではなく、
いかにそのポイントが周辺より『相対的に』水温が高いか、ということが
釣果を大きく左右している、とは考えられないでしょうか?
『相対的に』暖かい所に魚が寄っている、と考えると分かりやすいように思います。