Lo, a Voice to Heaven

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 ボルトニアンスキー作曲 「Lo, a Voice to Heaven」

 森本先生が亡くなられ、技術面一切が学生の手に委ねられたこの春、グリークラブと指揮者を兼任した寺本和市氏の選曲。楽譜入手が非常に難しかったこの時代、木岡英三郎編「教会合唱曲集」はよく用いられたもののひとつ。
 ロシア・ソヴィエトの音楽はドイツ語を経由することが多かったようだが、この曲はアメリカ経由であろう。英語版しか入手できなかったものと思われる。(同時期のグリークラブはドンコザック合唱団のロシア民謡を原語で歌っていた。)

 楽譜はキリル文字で書かれた原曲の譜面。Choral Public Domain Library より一部引用した。このページで木岡版(CCD伝承のものの原典)と異なる箇所が一カ所ある。もっともこれだとAltoとTenorに並行五度が生じてしまうのだが。

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