庭上の一寒梅

戻る

 新島襄作詩・大中寅二作曲 「庭上の一寒梅(寒梅の詩)」

    庭上一寒梅  (テイジャウノイチカンバイ)
    笑侵風雪開  (ワラフテフウセツヲオカシテヒラク)
    不争又不力  (アラソハズマタツトメズ)
    自占百花魁  (オノヅカラシムヒャッカノサキガケ)

 1890年新島襄が最期を間近に詠んだといわれる漢詩。
1947年1月CCD設立の端緒となった曲としてあまりにも有名。
以後創立記念式典にCCDがこの曲をもって奉仕することが慣わしとなった。


注:この譜面は1955年創立記念式典出演のため配布されたもので、コピイ者(写譜 m.A=朝倉盛之氏)のサインから判断すると当年もしくは前年の作成と考えられ、現存する当楽譜の一番古いもの。前奏4小節、後奏3小節省略の記号があることからオルガンの伴奏付きであったことを窺わせる。しかし伴奏譜は鴛淵紹子先生はじめ数名の方に確認の結果、栄光館や女子大には現存しない模様。

戻る