スハ43系●オハフ46 |
2013年12月15日更新 |
オハフ46はオハ47を緩急車化改造して派生した形式である。
改装の手法はオハフ45 100番台、あるいは200番台と同様であり、
昭和40年以降に30両が改造された。
車体外観はスハ43の非洗面所側車端窓を車掌業務用に700ミリ幅の落とし込みに改造したもので、
オハフ45 200番台と共通する(車掌室窓の改造を受けなかった車両も存在した。)が、
台車がオハ47への改造の際にオハネ17から譲り受けたTR23となっていることで判別できた。
オハフ45の場合とは異なり、種車が既に改造車だったことから、
オハ47と共にオハフ46として新製された車両は存在しない。
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オハフ46 2008 名マイ 米原発 富山行き 221レ 1984年 2月29日 米原駅 |
米原駅で発車を待つ2008。 客用窓のアルミサッシ化、トイレ窓の上段内折化に加え、 TR23のコロ軸受け化やFRP製水槽への換装も行われているが、 客用ドアはオハ35を連想させる木製タイプになっている点が何ともミスマッチである。 後方に連結されてるのは、貨車のような外観でお馴染みのスニ41 2011(金トヤ) |
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オハフ46 2008 名マイ 福井発 米原行き 224レ 1984年 3月 1日 敦賀駅 |
敦賀駅で特急待避のために時間を潰す2008。 前掲の221レと同一編成だが、本列車に荷物車の連結は無い。 出場から3ヶ月しか経過していないので、まだ美しい印象の客車だった。 |
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